今回レビューするのは、Victureさんのトレイルカメラです。
色がブラックですが、これは日本限定モデルのトレイルカメラとのこと。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【日本限定モデル】 日本で限定発売している黒色の防犯カメラです。黒色で隠しやすいで、隠しに住宅の監視、野生生物の監視などあらゆる屋外用途に最適です。乾電池式で、電源などの配線工事不要で、倉庫や玄関前に簡単に設置できるので家庭での一時的な防犯対策にも最適です。
- 【高解像度 / 2.4インチモニタ】 1080P フルHDでの高解像度録画に対応し、写真解像度は最大12MPに達します。赤外線LEDライトで、周囲に全く光がない真っ暗な環境でも映像を記録できます。 2.4インチ液晶モニタを内蔵しており、撮影/録画/確認までこれ1台で行えます。別途パソコンに接続したりする必要がなく、手軽に使えます。
- 【PIR(人感)センサー】 高感度な人体・動体センサー(PIRセンサー)を搭載しており、最大120°の広範囲の人や動物の動きを検知することができ、自動的に録画を行います。動きを検知した時だけ自動撮影するので、電池の消耗を抑えられます。
- 【IP66防水・防塵・防錆】 ほこりや水に強い設計で屋内·屋外に問わず、過酷な環境でも設置可能です。柱や木に巻き付ける固定ベルト、壁やコンクリート用の固定金具を付属しており、撮影したい場所に簡単に設置できます。
- 【日本語対応 / 1年安心保証】 本体の設定メニューは日本語に対応します。全ての設定メニューが日本語で表示され、操作、設定も簡単です。わかりやすい日本語取扱説明書がついております。
長所と短所
- ○日本限定カラーのブラックで防犯カメラに最適
- ◎IP66の防水、防塵機能
- ○設定や操作が簡単
- ○フルハイビジョン撮影が可能
- ◎赤外線撮影の能力が高い
- ×フルハイビジョン動画のフレームレートは20fps
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- トレイルカメラ
- USBケーブル
- 固定用ベルト
- 壁取付け部品セット
- サンキューカード
- 説明書
写真と動画
外観
トレイルカメラはユニークなブラック。防犯カメラに最適です。
付属品一覧。
説明書は完全日本語版で詳しく分かりやすいです。初心者にも安心。
動画
使用した感想
○日本限定カラーのブラックで防犯カメラに最適
ユニークな面として色がブラックな事が挙げられます。トレイルカメラは野外での動物観察などが主な目的になるため、森や公園でも自然なグリーンを基本とした迷彩柄が多いです。しかし、このトレイルカメラはブラック一色で模様もなにもありません。日本限定カラーとのこと。この色からして、野外での動物観察よりも家や店での防犯カメラとして最適だと思います。
グリーンの迷彩柄だと、家の玄関などに設置すると逆に不自然で目立つこともあるのですが、こちらは暗闇に紛れるブラックなので目立ちません。
◎IP66の防水、防塵機能
トレイルカメラは屋外で使用する物なので、防水性能は大事です。このトレイルカメラはIP66の防塵防水性能です。
上記画像でも分かるとおり、防塵性能は最高等級で言わずもがな。どんな砂嵐の中で使用しても問題ありません。
また、防水性能は噴流水では最高等級の6です。豪雨の中で使用しても全く問題なし。ちなみに、7と8は水没に関する基準なので、噴流水都は分けて考えられる場合もあります。つまり、水没さえさせなければ、どんな水濡れでも大丈夫ということです。
○設定や操作が簡単
トレイルカメラはどれも操作性は同じ感じなので、1度覚えれば大抵どの機種も同じように使えるようになります。このトレイルカメラも標準的な使い方と設定方法で簡単でした。留め金を外して真ん中から割るように開くと、液晶画面と操作パネル、電池スペースが出てきます。
操作パネル下部に、写真のように左からSDカードスロット、USBポート、スライドスイッチと並んでいます。ちなみに、SDカードはMicro SDカードは装着できません。普通サイズのSDカードしか装着できないので、Micro SDカードを使用したければ、アダプタが必要になります。まあ、100円ショップで売っていますけどね。
スライドスイッチは左がオフ、真ん中がTEST(設定モード)、右がスタンバイです。TESTに合わせると電源がオンになり、各種設定ができるようになります。カメラの前で何かが動いたとき、写真を撮影するのか、動画を撮影するのか。その場合の解像度は。録画時間はなどなどです。これらを設定し終わったら、1番右のスタンバイモードにスライドさせると、5秒後にスタンバイモードへ移行。その後は設定したとおりの動きをすることになります。
解像度や録画時間の設定も簡単で、ボタンの『MENU』を押しと写真のような項目が出てくるので、設定した項目で『OK』ボタンを押し、解像度や録画時間を選んでいく…といった感じです。
○フルハイビジョン撮影が可能
このトレイルカメラはフルハイビジョン動画の撮影が可能です。1920×1080ですね。また、それ以外も写真のように、720P(1280×720)、WVGA(800×480)、VGA(640×480)の選択が可能です。特別事情がない限りはフルハイビジョンで良いと思います。
画質は明るい状態での撮影だと、ザラザラしたノイズが乗っていました。さすがニコの辺りの画質は、2万円以上するデジカメなどとは比べものになりません。ただ、動物観察や防犯カメラとしては必要十分かなと思います。
◎赤外線撮影の能力が高い
トレイルカメラなので、勿論暗所での赤外線撮影機能があります。この能力はしっかりしていて、真っ暗で光源がない状態でも、明るく撮影でき、文字もしっかり判別できるレベルでした。詳しくは動画に収録してあるのでご覧ください。ちなみに、赤外線撮影は周囲の明るさを感知して自動的に切り替わります。
赤外線撮影なので仕方がありませんが、暗所では赤外線ライトがぼんやりり赤紫色に光ります。写真は写真の特性上ハッキリ写っていますが、さすがに実際にはここまでなく、薄ぼんやり赤紫色の光が出ている程度です。
×フルハイビジョン動画のフレームレートは20fps
フルハイビジョン撮影できるのは良いのですが、フレームレート(1秒間に静止画が何枚撮影されるか)は20fpsでした。胃パン的な動画撮影機材では30fpsなので、それよりも撮影枚数が少ないです。このため、若干カクつきが感じられるかもしれません。
動物の観察や防犯カメラとしては全く問題はないのですが、気にする方もいると思うので注意が必要です。
総評
ブラック一色のシンプルなデザインなので、玄関に置いておいても違和感はなく、家や店での防犯カメラとして最適だと思います。また、赤外線撮影機能はかなり優秀なので、暗所での撮影もしっかり撮れて安心です。
唯一気になる点としては、フルハイビジョンでのフレームレートが20fpsなことですが、これは好みによるとか言えません。勿論、30fpsの方が良いに決まっているのですが、動物観察や防犯カメラとしては不満は特に感じませんでした。
こんな人にお勧め
- 黒一色で目立たないトレイルカメラが欲しい人
- フルハイビジョン撮影できるトレイルカメラが欲しい人
- 操作が簡単なトレイルカメラが欲しい人
- 赤外線撮影の能力が優秀なトレイルカメラが欲しい人
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