今回レビューするのは、SoundPEATSさんのワイヤレスイヤホン『Q32』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ★ 【Bluetooth 5.0】最先端Bluetooth 5.0+EDRが搭載されて、転送速度が従来より早いです。ケーブルの煩わしさをなくし、日々ストレスフリークリアな音質で音楽を楽しめます。
- ★ 【小さいサイズ】イヤホン本体のサイズは超小型で、耳に装着すると、後ろから完全に見えません。重量はわずか4.7gの軽いボディ、長時間の装着でも高い快適性です。
- ★ 【再生時間】イヤホン本体がフル充電状態で、最大3時間(60%の音量)の音楽再生、待機8時間可能。充電ケースが付くことで、外出にも、超コンパクトな充電ケースを収納しながら充電できます。充電ケースは約20回使えます。
- ★【防水性能】IPX5防水等級でランニング、ジムなどスポーツ時の汗やお風呂の湿気、ワークアウト中の汗と小雨での使用に耐える防水防汗性能を備えております。ただし、完全防水ではないため、どしゃ降りの雨天での使用や水に浸かることは必ずお避けください。
長所と短所
- ○トゥルーワイヤレスで邪魔な物が一切無い
- ○IPX5の防水規格
- ○音質は必要十分
- ◎片耳イヤホンとして左右両方単独で使用できる
- △音楽再生でのバッテリー持ちは約3時間
- ×両耳イヤホンとして使用すると音ズレがある
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- イヤホン
- 収納ケース
- イヤーチップ×6組(1組は装着済み)
- USBケーブル
- 収納袋
- サンキューカード
- 説明書
写真と動画
外観
イヤホンはトゥルーワイヤレスで左右を繋ぐコードが無いので快適な装着感です。
100円玉と比較しても下記のように極小です。
収納ケースにはバッテリーが内蔵されているため、イヤホンをセットすると自動で充電されます。
イヤホン両方の重さは9.6gと10gを切っています。
収納ケースにイヤホンをセットした状態での重さは97.2g。100gを切っています。
動画
使用した感想
○トゥルーワイヤレスで邪魔な物が一切無い
昨今。恐ろしい勢いでどんどん発売されているトゥルーワイヤレスのイヤホンです。大手メーカーもどんどん参入してきているので、近い将来主流のタイプになると思われます。
左右のイヤホンを繋ぐコードがありません。別個のの2個のイヤホンが1組に両耳イヤホンとなっています。左右を繋ぐコードが無いので、首にコードが当たりません。首にコードが当たるのって結構嫌なんですよね。
まず1つは、首筋にコードがさわさわ触れて気になること。そしてもう1つは、コードが擦れるノイズが結構ハッキリ耳まで流れてくること。特に後者のノイズは鬱陶しいんです。これらが一切ない構造なのがトゥルーワイヤレスです。
また、夏場に汗をかいているときなど、コードが首筋にピタッと貼り付き、イヤホンを引っ張ってしまうことも…。そうするとイヤホンが取れることもありますし、取れなくても引っ張られて不快になってしまいます。このほか服に引っ掛かることもありました。当然、これらの現象も絶対に起こりません。
ただ、別個の極小イヤホンを2個管理しなければならないので、紛失の危険性があります。これだけは注意が必要です。基本的に、使用しないときは付属の収納ケースに入れておくことになるので、そこまで気にすることはないと思いますが、私は先日片方を紛失してしまいました。
○IPX5の防水規格
このイヤホンはIPX5の防水性能があります。噴流水のレベルでは上から2番目ですね。
『あらゆる方向からの直接噴流からの保護』となっています。勢いの強いシャワーは無理ですが、弱いシャワー程度なら問題のないレベルです。なので、普通の雨やスポーツ時の汗、不意な水濡れ程度なら十分に守ってくれます。普通に日常生活で使用していれば、これ以上の水濡れに晒されることはないと思うので、十分な防水性能だと思います。
○音質は必要十分
私は音質にこだわる方ではなく、使い勝手の良さを第一にイヤホンを選ぶので、音質に関しては甘めの評価ですが、スマホと接続して音楽を楽しむ分には全く不満はありません。当然素テレをで聞こえてきますし、高音で安っぽいシャリシャリした感じもしませんし、低音で音が割れたりひずむこともありませんでした。
音質は好みもありますし、上を見ればキリがありませんが、普通に音楽を聞くには十分だと思います。
◎片耳イヤホンとして左右両方単独で使用できる
両耳イヤホンとして使用することが基本となりますが、片耳イヤホンとしても使用できます。しかも、両方とも片耳イヤホンとして使用できるんです。安いトゥルーワイヤレスイヤホンの場合、どちらか一方しか片耳イヤホンとしてか使用できない場合がほとんどです。しかし、これは左右どちらも単独のイヤホンとして使用できました。ちなみに、ペアリング方法は、トゥルーワイヤレスイヤホンの場合、各メーカーや各機種によってまちまちなので、下記に記載しておきます。
【両耳イヤホンとして使用する場合】
<初回ペアリング>
- 片方のイヤホンを収納ケースから取り出す(もしくはボタンを長押しして電源をオンにする)
- スマホ等の端末を操作してBluetoothをオンにし、検索して『Soundpeats Q32R』か『Soundpeats Q32L』を選択してペアリングする
<2回目以降のペアリング>
- 片方のイヤホンを収納ケースから取り出す(もしくはボタンを長押しして電源をオンにする)
- スマホ等の端末を操作してBluetoothをオンにする
- もう片方のイヤホンを収納ケースから取り出すかボタンを長押しして電源をオンにする
- 収納ケースにセットするか、片方のイヤホンのボタンを長押しして電源をオフにすると両方電源がオフになる
【片耳イヤホンとして使用する場合】
<初回ペアリング>
- 片方のイヤホンを収納ケースから取り出す(もしくはボタンを長押しして電源をオンにする)
- スマホ等の端末を操作してBluetoothをオンにし、検索して『Soundpeats Q32R』か『Soundpeats Q32L』を選択してペアリングする
<2回目以降のペアリング>
- 片方のイヤホンを収納ケースから取り出す(もしくはボタンを長押しして電源をオンにする)
- スマホ等の端末を操作してBluetoothをオンにする
- 片耳のイヤホンとして使用している状態で、もう片方のイヤホンの電源をオンにすると、自動的に両耳イヤホンとしてペアリングされる
画像でもわかるように、きちんとRとLで左右のイヤホンが区別されています。
左右の区別があるトゥルーワイヤレスイヤホンは珍しいです。
ペアリング方法は驚くほど簡単でした。私がこれまで使用したトゥルーワイヤレスイヤホンの中で1,2を争います。最初にどちらか一方を片耳イヤホンとしてペアリングすれば、両耳イヤホンとしてのペアリング操作は必要なく、もう片方のイヤホンの電源を入れるだけで、両耳イヤホンになるんです。これには驚きました。トゥルーワイヤレスのイヤホンはバッテリー持ちや複雑なペアリング方法でまだ発展途上の技術だと感じることがありますが、確実に進化していっているようです。
△音楽再生でのバッテリー持ちは約3時間
音楽再生でのバッテリー持ちは3時間前後でした。昨今のトゥルーワイヤレスイヤホンだと、4時間持つ物もあるので、決して長く持つとは言えません。しかし、付属の収納ケースにバッテリーが内蔵されているので、併用すると60時間ほど擬似的に持つイヤホンになります。
擬似的にと言うのは、1回の使用で3時間までしか使用できないからです。逆に言えば、1回の使用で3時間までのライフスタイルであるなら、しようが終わったら収納ケースに仕舞う動作さえしておけば、勝手に充電されるので、『擬似的に』60時間持つと言うことです。
前述もしたように、両方とも片耳イヤホンになるので、下記のような特殊な使い方ができます。
- 右のイヤホンを片耳イヤホンとして3時間使用する
- バッテリーが切れた右耳イヤホンを収納ケースに仕舞う(自動的に充電される)
- 収納ケースに仕舞ってあった左耳イヤホンを片耳イヤホンとして3時間使用する
- バッテリーが切れた左耳イヤホンを収納ケースに仕舞う(自動的に充電される)
- *1に戻る
どうしても両耳イヤホンとして使用したい方にはお勧めしませんが、個人的にはこの使い方が無茶苦茶便利だと感じています。私は散歩やジョギング、サイクリングでイヤホンを使用するので、片耳イヤホンだと周囲の車の音、自転車の音、子供の声が聞こえるのは、安全上大事なんです。片耳イヤホンだと周囲の音がハッキリ分かります。
×両耳イヤホンとして使用すると音ズレがある
『両耳イヤホン』として使用すると、TVや動画を見た時に音ズレを感じました。0.2秒か0.3秒か…。動画を良く見る方は留意してください。ただ、片耳イヤホンとして使用すると、全く音ズレがありませんでした。
トゥルーワイヤレスのイヤホンは、やはり技術的に左右をシンクロさせることが難しいみたいですね。
総評
昨今流行のトゥルーワイヤレスイヤホンですが、バッテリー持ちや音質、使い勝手など、オーソドックスな物だと思います。これと言った特徴はありませんが、逆にこれと言った弱点もないので使いやすいと思います。価格も4千円台前半なのでリーズナブルです。購入しやすいイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- オーソドックスなトゥルーワイヤレスイヤホンが欲しい人
- 安いトゥルーワイやれsっyイヤホンが欲しい人
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