「CPUクーラー 虎徹 MarkⅡ/サイズ」レビュー ~安くて良く冷える空冷の鉄板~ 評価はまだありません

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今回レビューするのは、サイズさんのCPUクーラー『虎徹 MarkⅡ』です。

 

それでは早速レビューを書いていきたいと思います。

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サイズ
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特徴

長らくご好評いただいておりました「虎徹」が新たに「虎徹 Mark II」としてモデルチェンジ! !

6mm径ヒートパイプを4本採用の120mmサイドフロークーラーという基本仕様や冷却性能は継承しつつ、改良されたスプリングスクリュー仕様「ブリッジ式リテンション」による取り付けの容易さと、メモリやVGAとの物理的干渉を抑えた「オフセットデザイン」や全高を154mmに抑えるなど、従来モデルの欠点を大幅に改良し、取り扱い易さが向上したサイズ渾身の自信作

搭載ファン:寸法120×120×厚さ27mm、ファン回転数 300(±200rpm)~1200rpm(±10%)、ノイズ / 風量 :4.0 ~ 24.9dBA / 16.6 ~ 51.17CFM、静圧 0.75~10.3Pa (0.0762~1.05mmH2O)

全高154mm設計、干渉排除型デザイン「ナロータイプフィン構造」を採用、オフセットデザイン、高精度ベース構造、ヒートパイプには酸化を防止する高級感溢れる「ニッケルメッキ処理」を採用

 

長所と短所

  • ○空冷なのでシンプルな構造
  • ○グリス付きなど付属品が豊富
  • ○取り付けは基本的に簡単
  • △ファンの付け方が独特
  • ◎空冷は侮れないくらい良く冷える
  • ◎付属ファンが静か
  • △定期的な掃除が必要になる
  • ○空冷は安い

 

外観

パッケージ外観
537D89AD

 

セット内容

パッケージ内容は画像の物で全てになります。

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ヒートシンク。

51F186DF

 

ファン。

F037A9E0

 

ファンクリップ。

FF97ADD4

 

バックプレート。

ECE0F9A1

 

マウンティングプレート。

3CD4E18D

 

上からナット、スタッドナット、AMD用ネジ、スペーサー。

FDCD218B

 

グリス。

DA5ABBFA

 

LGA775用ゴムスペーサー。

40BD6B27

 

説明書。日本語説明あり。

95EEDEA3

 

スペック

  • Intel 775/115x/1366/2011/2011(V3) AMDユニバーサル対応
  • ヒートパイプ:6mm径×4本(ニッケルメッキ処理済み)
  • Intelソケット775/1151/1150/1155/1156/1366/2011(V3含む)
  • AMDソケットAM2(+)/AM3(+)/AM4/FM1/FM2(+)
  • LGA1151「Kabylae」LGA2011 V3、AM4「RYZEN」対応
  • 新型スプリングスクリュー仕様「ブリッジ式リテンション」を採用
  • 120mm PWMファンを採用、ファンの換装が簡単な「取っ手付き新型ワイヤークリップ」付属
  • 付属品:グリス、図解入り多言語マニュアル(日本語含む)、RoHS対応の環境配慮型プロダクト
  • RYZEN対応、PWM仕様120mmKAZE FLEXファン搭載
  • スプリングスクリュー式ブリッジリテンション、グリス付属

 

使用した感想

○空冷なのでシンプルな構造

数ヶ月前に温度が異常に上昇したので対症療法的にグリスを交換。簡易水冷の取り付けもしっかり行い、温度が下がって一安心…したのですが、またまた温度が上昇。これはどうも単純にグリスや取り付け方の問題ではないぞ…と言うことで、5,6年使用している簡易水冷がおかしいと判断。今回10年ぶりくらいに空冷のCPUクーラーを購入しました。

 

グリスを交換したときの様子の記事はこちらになります。

 

久々に空冷のCPUクーラーを購入して取り付けましたが、構造がシンプルで良いですね。これは空冷の良いところです。ファンの数も結果2つ減らすことができて静音化にも一役買いました。簡易水冷は静音性も優れていると思っていたのですが、これも今更ながら意外な発見。この辺りのことも順を追って書いていきます。

 

どう構造がシンプルかと言うと、この画像がこれまでの簡易水冷の内部の様子になります。背面のヒートシンクをファンでサンドしているのでここにファンが2つ。ポンプは小さいのですが、ヒートシンクに繋がっている太いパイプが2本。CPUファンに繋げるコード1つと、その他に繋げる電源コードが1本。配線とトータルで占有してしまう体積が結構大きかったです。

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そして簡易水冷から空冷に交換した内部の様子がこちら。背面のファンは1つとなり、CPUファンの電源コードも1本となりました。ヒートシンクそのものは大きいのですが、簡易水冷であった不凍液を流す2本のパイプがなくなりました。結果、画像のように内部がスッキリ。エアフロー(風の流れ)もスムーズになり、結果簡易水冷よりも冷えるようになりました。

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○グリス付きなど付属品が豊富

この虎徹Ⅱは付属品もしっかりしており、5千円程度のCPUクーラーとは思えないほどしっかりしていました。グリスまで付属しているので、別途なにか購入する必要はなく、どんなCPUに取り付けるのもこのワンセットのみでOK。

 

グリスは以前購入した高級グリスがあったのでそれを使用しました。結構グリスで温度が変わるので、冷却性こだわるならやはり評判の良い物を購入することをお勧めします。高級と言っても高くて1500円程度です。PCを大事に使用するならこだわりたいところ。

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説明書も非常に分かりやすく迷うことはありませんでした。図解が見やすくて良かったです。英語、中国語とともに日本語での説明も併記されています。

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○取り付けは基本的に簡単

取り付けは予想外に簡単でした。大変な部分はファンの取り付けくらいです。ワイヤーで固定するのですがこれが独特で…。この辺りも後述します。まずは取り付け方を順を追って説明していきます。

 

私が使用しているCPUはLGA1155なので、その取り付け手順になります。説明書には他のタイプの取り付け方もわかりやすく乗っているので安心です。

 

まずは自分に必要な部品をピックアップ。ヒートシンク、ファン、ファンクリップ、バックプレートはどのCPUでも必要です。その他は取り付けるCPUにより変わりますが、LGA115xの場合、スペーサー、ナット、マウンティングプレート。マウンティングプレートは2種類あるので注意してください。

B575A036

 

次にバックプレートを自分のCPUの形状に合った状態にします。とは言っても、画像のようにどの穴にソケットを通すかのみです。穴が3つあり、外側からLGA775、115x、366となっているので、私は真ん中に通して固定。ここは別に間違ったところで壊れないので気楽にいきましょう。マザーボードの後ろから通す穴に通らないだけです。通らなかったら見直せば良いだけです。

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説明書にもきちんと書いてあります。

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マザーボードの後ろからバックプレートを通すと画像のようになります。穴に合わなければ、先ほどのソケットを通す穴が間違っているので確認しましょう。

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次にマザーボードの表側に周りスペーサーを取り付けます。このスペーサーには上下の属性があるので注意。ゴムがはまっている方が下になります。

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スペーサーを四隅のソケットに取り付けると画像のようになります。これは、CPUファンの金属部品がマザーボードと干渉してショートするのを防ぐことと高さを調整する役割があります。バックプーレートをしっかり奥まで押し込み、スペーサーもきちんと奧まで押し込んで固定します。

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次にマウンティングプレートをスペーサーの上に取り付けます。マウンティングプレートは長い物と短い物の2種類があるので、説明書を見て自分のCPUに合った物を選びます。私の場合はLGA1155なので短い物を選択。このマウンティングプレートにもスペーサーと同じく上下の属性があるので注意。盛り上がっている方が上になります。

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また、バックプレートと同じく、こちらもCPUによってソケットを通す穴が違います。私の場合はLGA1155なので真ん中にソケットを通してそっと置きます。

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両サイドにマウンティングプレートを通したら今度はナットで固定します。LGA1155の場合、ナットは片方が平らになっている物を使用。

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四隅にナットを取り付けた様子です。最初は手で締められるところまで締め、最後はプラスドライバーで締められなくなるまできちんと閉めましょう。ここが緩いと後で取り付けるCPUファンもグラつき、冷却性能が落ちてしまいます。ここはきつく締めてもマザーボードがたわむところではないのできつめに締めてOK。とは言っても、逆に外す時のことを考えると、そこまできつくは締めない方が良いです。

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私は別のCPUグリスを塗りましたが、付属品にグリスがあるのでそちらを塗っても問題ありません。このように真ん中に盛った状態でそのまま取り付ける方もいますが、私はヘラなどで伸ばしてから取り付けました。

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そして本丸のヒートシンクを取り付けます。このときはまだファンを取り付けないようにしてください。ファンを取り付けてしまうと、このヒートシンクをネジ止めできなくなります。

 

ヒートシンクはでかいですが、メモリに干渉したり、ケースに収まらないことはありませんでした。ただ、ケースによっては本当にギリギリなのでサイズは購入前に見た方が良いです。

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ちなみに、ヒートシンクのCPUに接する面には透明シールが貼ってあるので、取り付け前にきちんと剥がしましょう。ここを剥がし忘れると悲惨なことになります。

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ヒートシンクを取り付け、左右両方のネジをマウンティングプレートに合わせてドライバーで締めます。トルクを表現するのは難しいのですが、指で軽くドライバーを持って締め、これ以上回らないくらいまで締めます。緩いと温度が下がりませんし、キツイとマザーボードがたわんで故障の原因になるので要注意。ちなみに、左右の属性があるので注意してください。よりネジの方が大きく飛び出している方がメモリ側です。

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取り付けた様子がこちらになります。ネジで止めるのは左右の2カ所のみです。

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次はファンを取り付けるのですが、その前にファンにファンクリップを取り付けます。これ自体は非常に簡単です。そして、このファンクリップをヒートシンクに取り付けるのですが、これは少し独特なので次の項目に譲ります。

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ヒートシンクにファンを取り付けた様子がこちらになります。取り付ける部分はメモリ側となり、空気の流れとしてはヒートシンクに風を当てるようにします。

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最後にファンの電源をマザーボードのCPU FAN端子に接続して終了です。

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取り付けは簡単でした。…が、ファンの取り付けはワイヤー式なので、これは少し独特で戸惑い、そして指が痛くなりました。次の項目で詳しく説明します。ただ、逆に言えばこの部分以外は本当に簡単で、簡易水冷よりよっぽどシンプルな取り付けで楽でした。

 

△ファンの付け方が独特

取り付け位置の問題でネジ式だとドライバが入らないので、ヒートシンクへの取り付けはワイヤー式でした。これが結構大変でした。大変と言うか、慣れないので勝手が分からないことと手が痛くなるの2点です。

 

まずはファンにファンクリップを取り付けます。これは誰でもできるほど簡単です。

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ファンクリップ真ん中の出っ張り部分を、ヒートシンクに無数にあるヒダに引っ掛けます。これが大変なんです。と言うのも、この針金のファンクリップを下に引っ張って伸ばして引っ掛けるようにするので、その際にどうしても力業になってしまいます。ググッとヒートシンクを持ちながら引っ張るので、指がヒートシンクで痛くなります。どうせ伸ばして引っ掛けるならシリコンなどでも良い気がするのですが、それだと後の劣化があるんですかね。

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コツとしてはファンクリップを横に広げるようにするのではなく下に引っ張ること。針金のワイヤーなのですが、イメージとしてはこれをゴムの感覚で下に伸ばして引っ掛けます。針金を伸ばして引っ掛けるのですから面倒なことが想像できると思います。とは言え、何回か引っ掛けるのに失敗すると慣れるもので、コツは掴んだので次回からは大丈夫だと思います。

 

ちなみに、ヒートシンクをマザーボードに取り付けてからこんなところで試行錯誤すると大変なので、取り付ける前に仮組みとして何回か引っ掛ける練習をしておいた方が良いです。マザーボード取り付け後に試行錯誤してしまうと、下手をするとケーブルに引っ掛かって断線したり最悪故障の原因になります。

 

◎空冷は侮れないくらい良く冷える

さて、問題のどれくらい冷えるか…ということですが、結果から先に書くと以前の簡易水冷より冷えるようになりました。ただ、前述したように、どうも使用していた簡易水冷自体が劣化して故障したか故障直前の状態のようだったので、単純に空冷>簡易水冷と言うわけではありません。しかし、空冷だから冷えないとの私の昔ながらのイメージは間違っていたことになります。今の空冷は少なくとも簡易水冷と同じくらいには冷えるようです。

 

このことがわかっただけでも大きかったです。今後は簡易水冷だけではなく、空冷も選択肢に入れられますし、なにより空冷は構造がシンプルで取り付けやすく、価格も安いなどメリットもあります。今回、仕方なくCPUクーラーを交換したとは言え、選択肢の幅が広がったのは収穫です。

 

肝心の温度ですが、壊れかけの(?)簡易水冷の温度は、室温32度で画像のような状態でした動画のエンコードでCPU使用率が100%に貼り付いている状態で85度を超え…。一般的にCPU温度は40~80度が正常とされているのですがそを軽く越えてしまっていました。90度近いのはさすがに不味いです。

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そして、こちらが今回新しい空冷の虎徹Ⅱに交換したあとの状態です。エンコード稼働中でCPU使用率100%。使用したグリスも同じ。室温も同じ32度で前回と同条件でした。この状況で85度から73度までに下がりました。実に12度下がり、正常な範囲とされる80度以下に低下。

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真夏だと室温が35度くらいまで上がるのですが、それでも80度以下に収まるでしょうし、これで真夏も乗り切れるはず。確実に効果がありました。

 

やはりこれまで使用していた簡易水冷は壊れたんですかね。まあ、7,8年使用していた物なので壊れてもおかしくないです。ここ半年温度の様子がどうもおかしかったですから。

 

◎付属ファンが静か

付属ファンの回転音はかなり静かです。さすが静音ファンを数多く出していて定評のあるサイズさんです。回転していることがわからないくらいです。ここは静音性を気にする方でも他のファンに交換する必要はありません。付属の物で十分でしょう。

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クリップを止める四隅の穴にはシリコンゴムカバーがされており、振動でのビビリ音も出ないように工夫されていました。もしファンを交換するとこのシリコンゴムカバーがなくなるので…どうなるのでしょう。まあ、前述したように交換する必要はないと思いますけどね。

 

今回の換装でエアフロー(空気の流れ)がどうなったかと言うと画像のようになりました。簡易水冷であった配線の多さが解消され、中身にスペースができてスッキリし、エアフローがこのようにシンプルで流れやすくなったのも温度低下の一因だと思います。

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△定期的な掃除が必要になる

私が空冷から簡易水冷に移行した最大の理由は掃除がほぼ必要なくなるからです。実際はごくたまにケースファンの掃除をする必要はあるのですが、空冷と比べると掃除の手間はおそらく1/10以下です。これは物凄く便利だったので、また空冷にすると定期的にPCを開けて埃を取る作業が発生します。これはやはり面倒に感じてしまいます。

 

しかし、今回取り付けて思ったのは、簡単に取り付けられるようになっていたので、仮にバラすとしても以前よりは楽だな…と。配線も昔より細くてスッキリするようにPC全体が進化していますし、内部も広いので掃除もしやすそうです。掃除をしないで済むならそれに越したことはありませんが、冷えなければ元も子もないので、この程度のメンテナンスは許容範囲でしょう。

 

○空冷は安い

なんと言っても安さには驚きました。空冷も上を見れば1万円超えもあるのですが希です。人気機種で定評のある物は概ね5千円前後のようです。簡易水冷は同じように人気で定評のある物は1万円は優に超え、ボリュームゾーンは1万5千円くらいです。簡易水冷の1/3程度の価格で購入できました。

 

実は今回、いっそのことPCを新しく自作しようかと思ったのですが、暫く組んでいないRyzenで組むことに踏み切れず、どうしようか迷っていました。もう7,8年物のPCなので、ここに追加で1万5千円掛けるくらいなら、いっそのこと新しく自作してしまおう…と。しかし、CPUクーラーの売れ筋を眺めていて、5千円程度なら延命処置としてやってみるのも悪くないかと思い購入。その結果、見事10度以上温度を下げることができました。

 

と言うことで、Ryzenで組むのは暫く様子見かも…。やはりGPUが乗っているインテルCPUの方が好みなんです。PCゲームなんてほぼしないので、グラボを乗せる必要のないインテルCPUの次作を待つかも…。

 

総評

今回は10年ぶりくらいに空冷を使用しましたが、空冷もしっかり進化しており、簡易水冷と変わらないくらい冷えるのだとわかりました。簡易水冷の方が冷えると思い込み、そこしか選択肢に入れていなかったのですが、今回はこれがわかっただけでも収穫でした。

 

5千円でこんなしっかりしたCPUクーラーが購入できるのは空冷の大きなメリットだと思います。同クラスの簡易水冷だと1万5千円くらいします。ただ、定期的にPCを開けての埃取りは必須になるので、その手間がどうしても嫌な方は高くても簡易水冷を選んだ方が良いです。私の経験上、半年放置すると空冷は不味いです。

 

5千円でこれだけしっかりしていて冷えるCPUクーラーならそりゃ売れるよなと。価格.comでずっと売れ筋1位だったことに納得がいきました。

 

こんな人にお勧め

  • 取り付けが簡単なCPUクーラーが欲しい人
  • 安くて良く冷えるCPUクーラーが欲しい人
  • 静かなCPUクーラーが欲しい人
  • 定期的な埃トリガできる人

 

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