残酷映画の代表映画「ソウ4」レビュー

正直な感想を書くと「つまらなかった」。この一言に集約されてしまいます。ソウ好きな人には申し訳ありません。

 

一作目二作目までは不条理映画の王道で視聴者を引き込みますが、三作目から目に見えて酷くなっている気がします。

 

四作目もそうですが、ひたすら残酷な殺し方を映像で見せて「どう?こんな殺し方面白いでしょ?残酷でしょ?」と言っているようにしか見えません。三作目から特にグロテスクな映像を強調して「ここでそのグロテスクな描写必要?」と思えるようなシーンが沢山。基本的にグロテスクな映像は苦手なのでもうお腹一杯。そんな人がこの映画見るなと言われればそうですが、かなり視聴者を選ぶ作りになってしまいましたね。二作目までは不条理映画CUBE のような見方が出来たのですが…。

 

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以下ネタバレが含まれますのでご注意下さい。

 

もうすでにこのシリーズではお約束の最後のどんでん返しで、「犯人(共犯)はこの意外な人」と言うパターンも最初は新鮮で面白かったのですが、ここまで同じどんでん返しをされると「ああまたか」としか思えなくなってしまいました。 相変わらず話に無理がありますし、前作でジグソウが死んでどういう続きをやるのかと思いましたが…相当無理があります。そもそも強烈なキャラクターだったジグソウありきのソウだったわけで、ジグソウがいないゲームには緊迫感も恐怖もいまいちありませんでした。

 

時間軸の進め方も複雑で過去と現在をフラッシュバックで行ったり来たりするので、目を離したりボーッとしているとすぐに置いていかれます。ジェットコースタームービーのような「目が離せない面白さ」とは全く違い、無意味に不親切な作りです。

 

続き物でも前作を見ていなくても楽しめる映画、例えばダイ・ハードなどとは違い、これは完全に前作まで見ていることが大前提です。はっきり言えますが前作見ていない人はふらっと見に行ってはダメです。絶対に理解できません。そう言う意味でもどんどん視聴者を絞り込んでいる気がしますが、こういう特殊な映画には逆に熱狂的なファンが付きますからね。そう言う意味で興行的に成功しているんでしょうね。

 

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前作の三作目でもそうでしたが、特に今作はグロテスクな映像が苦手な人や話に整合性を求める人には完全に不向きな映画になってしまいました。本当にソウのような特殊な映画が好きな人だけが楽しめる映画だと思います。一応三作目まで見ていたので今作も見てみましたが、さすがにもう次は見ないと思います。

 

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