今回レビューするのは、PZXさんのワイヤレスイヤホン『c5-green』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ■【bluetooth イヤホン タッチ式&両耳通話対応】最新技術のタッチパッド設計、音楽再生/一時停止、通話開始/終了/拒否/次の曲/Siri起動/などの操作をすべて実現可能。最新の両耳通話技術より両イヤホンハンズフリー通話できます。片手でワンボタンを便利で操作できます。
- ■【Bluetooth 5.0&Hi-Fi高音質】最先端Bluetooth 5.0+EDRが搭載されたワイヤレス イヤホンで、接続性は良くて、「音飛び」や「音切れ」を大幅に改善することができます。ノイズキャンセリング機能搭載、またマイク内蔵付き、通話中の雑音や周囲のノイズを抑制し、相手の声も聞き取りやすく快適な通話を実現します。
- ■【自動ペアリング&IPX6防水のブルートゥース イヤホン】充電のケースから出し入れするだけで電源ON/OFFの切り替えと、端末とのペアリング設定モードが自動で起動します。2度目からは自動で機器に接続します。IPX6防水なので、汗や水しぶき、雨などからイヤホンを守り、運動中でも快適にリスニングできます。
- ■【左右分離型&フィット感抜群】左右離型 Bluetooth イヤホンとして、両耳で使用することはもちろん、単独で使用することも問題ないです。イヤホンの重さはわずか5.3g、装着しているのを忘れるほど超軽量、人間工学に基づいたデザインにより、耳にしっかりフィット、快適で落ちにくい装着性を実現、S/M/Lのイヤピースを付属し、イヤチップは好みに合わせて選択可能。
- ■【技適認証済】電波法を無視した違法な商品の流通が多数見受けられますが、本商品は技適マークを取得し、安心*安全に利用できます。
長所と短所
- ○音質、受信感度、音ズレに問題なし
- ×音楽再生でのバッテリー持ちは2時間44分
- ×LRの判別文字がイヤホンにない
- ×片耳から両耳へ再ペアリングすると音楽が一時停止する
- △操作性に癖がある
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
ケース。
イヤーピース、イヤーフック。
USBケーブル。
ストラップ。
巾着袋。
アンケートカード、サンキューカード。
説明書。
説明書は日本語単独の物です。
動画
使用した感想
○音質、受信感度、音ズレに問題なし
音質はapt-xには及びませんが、セパレートタイプとしては十分良い音質の部類に入ると思います。ややシャカシャカした軽い感じはするものの、高音でも低音でも音割れや破綻、歪みはありませんでした。
受信感度は屋内8~9mで音が一切途切れることなく音楽を聴けたので、十分強い部類に入ると思います。日常生活で受遺親韓度が弱くて困ることはないでしょう。
また、動画の再生であると困る音ズレですが、スマホで寅さんを見てチェックしたところありませんでした。口の動きと声がきちんとシンクロして視聴できたので、動画の再生目的の方も問題ないはずです。
×音楽再生でのバッテリー持ちは2時間 44分
両耳のイヤホンとして音楽再生でバッテリー持ちをテストしたところ2時間44分で切れました。公称値で3時間と書いてあったのでそれより少し短めです。ちなみに、再生環境は気温31度で192kbpsのMP3をスマホで適度な音量で再生させました。残念ながらこのバッター-持ちは短いと言わざるを得ません。このようなセパレートタイプのイヤホンの場合、現在の平均値は3時間30分程度なので、それと比較しても随分短いです。
次に片耳イヤホンとしてバッテリー持ちをテストしてみました。基本的に両耳として使用するより片耳として使用する方がバッテリーは長く持ちます。その例に漏れず、こちらも片耳だと2時間59分バッテリーが持ちました。
さらに充電時間もどれくらい掛かるのかテストしてみました。充電は空から満充電で1時間1分でした。
ちなみに、充電中はケースのLEDランプとイヤホンのLEDランプが点灯しているのでわかりやすいです。また、充電中ではなくてもケースにあるボタンを押すと、ケースのバッター-残量がわかる仕組みになっています。
バッテリー持ちは他の同価格帯と比較しても短いです。バッテリー持ちを重視する方は購入しない方が良いです。
×LRの判別文字がイヤホンにない
このイヤホンは左右対称の形をしているのですが、どちらが右か左かイヤホンを見ただけではわかりません。
大きさは画像を見れば分かるとおり、100円玉と比較しても十分に小さいです。ただ、極小といえるかどうかは微妙で、他の小さいセパレートタイプよりは大きく、見た目も装着感も耳に填めたときに素材感があります。ただ、形状は丸みを帯びているので耳当たりが良く、長時間装着しても耳が痛くなりませんでした。
どこで左右を判別するかと言うと、ケースに入っている状態でわかります。イヤホンは左右対称の形をしているのですが、右の穴には右のイヤホン、左の穴には左のイヤホンしか填まりません。なので、ここにきちんと入った方がそれぞれのイヤホンになります。ケースにはLRの文字が刻印されているのでそれで判別してください。
ケースの重量はイヤホンを入れても49gだったので非常に軽いです。大きさはそこそこあるのでワイ茶津の胸ポケットに入れるのは無理がありますが、パンツのポケットになら余裕で出し入れできます。
×片耳から両耳へ再ペアリングすると音楽が一時停止する
このイヤホンは両耳で使用することも、左右どちらも片耳で使用することもできます。また、片耳として使用しているときにもう片方をケースから取り出して電源が入ると、自動的に両耳イヤホンとしてペアリングされ直します。ただ、このときの挙動に癖がありました。
片耳から両耳に再ペアリングされる際、何故か音楽が一時停止されてしまいます。まあ、頻繁に行うことではないので、イヤホンのボタンをシングルタップしてやればまた音楽が再生されるのですが、変わった共同だなと感じました。
△操作性に癖がある
操作性には少し癖があります。まず、このイヤホンのボタンからは曲の変更はできるのですが、音量の変更はできません。音量を変更したければ、音楽を再生しているスマホやPCなどの端末を直接操作してやる必要があります。また、音声アシスタントの起動は片耳として使用した時のみ可能で、両耳として使用しているときは使用できません。
右 | 左 | 片耳 |
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電源オン |
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電源オフ | |||
再生/一時停止 |
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音量アップ |
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音量ダウン |
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曲戻し |
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曲送り |
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電話を受ける/切る |
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電話を拒否する |
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リダイヤル |
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音声アシスタント |
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そして、前述もしましたが、曲送りをすると曲が一時停止してしまうため、イヤホンのボタンをシングルタップして再生を再開しなければなりません。逆に曲戻しでは一時停止されません。謎の挙動です。
総評
操作性の挙動がかなり変わっていて癖のあるイヤホンで、バッテリー持ちも悪いので、残念ながらあまりお勧めできるイヤホンではありません。長所は受信感度が強く、安いセパレートタイプのイヤホンながら音ズレがないことでしょうか。ここに魅力を感じる方なら。
こんな人にお勧め
- 受信感度が強いイヤホンが欲しい人
- 音ズレのないセパレートタイプのイヤホンが欲しい人
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