今回レビューするのは、OneOdioさんのモバイルバッテリー『Pro-c』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【パワフルな高音質&圧倒的な量感の重低音】高性能50mm径ドライバーを採用し、自然で伸びやかな中高域と、タイトで力強い低域、高性能な消音パフォーマンスと合わせて音楽の感動をありのままに伝えます。映画など音楽や動画観賞、チャットでもしっかりとセリフ&声が聴こえる。
- 【有線、無線両用&30時間連続再生可能】500mAhの大容量バッテリー付き、1回のフル充電で最大30時間の連続使用が可能です。ケーブル接続も可能で、万が一電量が切れたとしても付属のφ3.5mmプラグ仕様ケーブルを利用して、iPhone、Androidなどのスマートフォン、タブレットやオーディオプレーヤー、ゲーム機器に、3.5mmジャックを搭載した様々な機器に対応しています。
- 【Bluetooth 5.0で高互換性&便利なハンズフリー通話可能】最新のBluetooth5.0バージョンを採用し、信号伝送の速度と安定性に優れ、iPhone、AndroidなどBluetooth対応機種に接続可能で、最大約10mの通信距離でオーディオデータの伝送を可能にします。高い気密性があり、先進的なCSRチップとノイズ軽減技術で周囲のノイズを減らし、クリアなサウンドで充実のミュージック、マイクが内蔵されており、ボタンを押すことだけで、簡単に電話を受けることが可能で、楽しい通話をサポートいたします。
- 【軽量で快適な耳のフィット感】人間工学に基づいて設計されており、耳の形に合わせて着け心地もやさしく、高い装着性と気密性を両立したイヤーパッドを採用し、遮音性とフィット感共に優秀。さらに、ヘッドバンドの調節もできて、装着時に頭の形に合わせて、自然なサイズに調整してくれます。長時間着用しても快適で、耳が痛くなりません。
- 【片耳モニタリング】片耳モニタリングが可能な90度の反転モニター機構、ヘッドホンを首から掛けてモニタリングする際に便利な前後90度の反転モニター機構を採用しました。折り畳み式で、収納や持ち運びも便利です。ほとんどのスマートフォン、ラップトップ、コンピュータ、タブレット、MP3プレーヤーなどで適用できます。日常使いはもちろん、音楽鑑賞、DJなどに対応です。
長所と短所
- ○外観に高級感がある
- ○コンパクトに折りたためる
- ○柔軟性があり頑丈
- ○側圧は緩めで耳が痛くなりづらい
- ○オーソドックスな操作性
- ○有線接続では電力が必要ない
- ◎音楽再生で36時間のバッテリー持ち
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
ヘッドホン。
USBケーブル(Micro B)。
AUXケーブル。
収納袋。
サンキューカード。
説明書。日本語ページあり。
使用した感想
○外観に高級感がある
外観には高級感があります。イヤーカップの表面にはレコード状の溝が掘ってあり、見た目が良いだけではなく、手で触っても指紋がや皮脂が全く付かないようになっています。
ヘッドパッドの表面は赤い糸で縫い合わされており、これが良いアクセントでお洒落になっています。ヘッドパッドにはメーカー名の『OneOdio』と同色で文字が刻印されており、落ち着いた感じのヘッドホンになっています。このメーカー名は印刷ではなく布に掘ってあるので、印字が消えるようなこともなさそうです。
○コンパクトに折りたためる
このヘッドホンはオンイヤータイプです。イヤーカップは小さめで、イヤーパッドで耳たぶを押さえて装着するタイプ。通常の状態でもコンパクトな部類のヘッドホンです。
さらに支柱を内側に折ってコンパクトに折りたたむことができます。また、イヤーカップは反対側まで180度回転するので好きなように折りたたむことが可能です。
折りたたむと片手で握りきれるほどコンパクトになります。重さは243.0gで軽量です。
付属の柔らかいプレザーのケースにもスッポリ収まり持ち運びや収納が便利になります。
○柔軟性があり頑丈
画像を見ていただければわかると思いますが、ヘッドパッドや支柱が柔軟で手でかなり無理に変形させてもまだまだ余裕がある感じです。これだけ柔軟に変形するので、バッグの中に入れて重い荷物に押しつぶされたりしても壊れる心配はありません。非常に丈夫なヘッドホンです。
○側圧は緩めで耳が痛くなりづらい
側圧はかなり緩めです。耳をイヤーパッドで押さえるタイプのオンイヤーなので、側圧がきつい物だと耳が痛くなりやすいです。私も耳がデリケートなので痛くなり安い方なのですが、これは緩いので、長時間装着しても耳が痛くなりづらかったです。イヤーパッドも肉厚で柔らかく、表面のPUレザーもサラサラなので装着感は良かったです。
側圧は緩めなので、やや遮音性は犠牲になっています。十分許容範囲ではあるのですが、周囲の音がみっちり密着する側圧の強いヘッドホンよりは入って来ます。音漏れは通常程度の音なら満員電車でも全く問題ありません。
周囲の音が入ってくるとは言っても、通常の音量で音を流すと気にならないレベルではありますが、遮音性に拘りがある方は注意してください。
アジャスターはクリック感のあるタイプで、伸縮するとゴリゴリしか引っ掛かる感覚があります。好きな位置できっちり固定できるタイプです。
○オーソドックスな操作性
操作性はオーソドックスで、+ボタン、電源ボタン、-ボタン、それとAUXポートが右イヤーカップの下に付いています。操作方法はオーソドックスで、音量変更は+、-の短押し、曲の変更は長押しです。電源ボタンは短押しで再生/一時停止、長押しで電源のオン、オフです。ごくごく一般的な操作方法です。
充電用のUSBポートは左イヤーカップの下に配置されています。ボタンもUSBポートも全て片方に集中しているヘッドホンが多いので、これは少し変わった配置になります。
操作に関して関して唯一気になる点は、ボタンを触っただけではどれが+なのか-なのか電源キーなのかわかりません。慣れれば感覚や位置関係でわかるようにはなりますが、最初は今触っているボタンがなんなのかわからず困りました。このようなことをなくすため、できればボタンに突起をつけておいて欲しかったです。+ボタンには突起1つ。-ボタンには突起2つ。電源ボタンには突起3つなどです。
○有線接続では電力が必要ない
有線接続で電力は必要ありません。ヘッドホンの電源をオフにした状態で付属のAUXケーブルや、別途購入したAUXケーブルで有線接続すると問題なく音が聞こえるようになります。ただし、当然ながらヘッドホンのボタンは動作しません。音量の変更はAUXケーブルを繋げた先のTVやPCなどの機器で直接行う必要があります。
付属のAUXケーブルは途中にマイクが付いて、これを使用するとBluetoothでの無線よりも安定した通話ができるようになります。小さいマイクにはボタンもあり、こちらでマイクのオン、オフを切り替えることもできます。
付属のAUXケーブルには少し注意点があります。それはヘッドホンの端子に入れる側が決まっていること。付属のAUXケーブルは両端の形状が若干違います。簡単に書くと太い方と細い方があります。この太い方をヘッドホンの端子に入れます。逆ではマトモに差し込めません。
ヘッドホンのAUXポートには切り込みが入っており、付属のAUXケーブルの太い方には突起があります。この形状が組み合わさることにより、軽いロックのような機構になっています。正しく差し込むとしっかり力を入れないとAUXケーブルが外れません。
ヘッドホンでTVなどを観ていて、不意にケーブルが外れてしまってビックリした、恥ずかしい思いをした経験は誰にでもあると思いますが、それが起こりづらい構造になっています。ただ、逆側の外部機器に接続する方の端子は普通の形状なので引っ張れば抜けてしまいます。
市販の普通のAUXケーブルも勿論使用できますが、付属の物と違い、ヘッドホン側に差し込んだ方にロックはかかりません。ロックは掛からなくても、簡単に取れるような状態にはならないので問題はありません。付属のAUXケーブルだと物凄く外れづらくなるということです。
◎音楽再生で36時間のバッテリー持ち
音楽の連続再生で36時間持つと仕様上なっていますが、実際にどれくらい持つのか試してみました。その結果、音楽の連続再生で36時間ほどバッテリーが持ちました。
這えど本の場合、バッテリー容量がイヤホンに比べて多いですし、音量などによってだいぶ前後する騎手がありますがが、こちらは良い方に誤差がありました。
総評
OneOdioさんのヘッドホンはコスパが高く、外れたことはないので、私の中では安心できるメーカーの1つです。上を見ればキリがないヘッドホンですが、5千円程度の価格帯が充実しており、音質や使い勝手で外れだと思ったことはないのでお勧めできるメーカーの1つです。
このヘッドホンも側圧が緩くてオーソドックスな操作性であり、有線接続では電力を必要としないコスパの良い物でした。また、満充電だと30時間もバッテリーが持つので、万人受けするヘッドホンだと思います。
こんな人にお勧め
- 側圧が緩く耳が痛くなりづらいヘッドホンが欲しい人
- コンパクトに折りたためるヘッドホンが欲しい人
- 電力を必要としない有線接続ができるヘッドホンが欲しい人
- バッテリーが音楽再生で30時間持つヘッドホンが欲しい人
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