今回レビューするのは、NISHENさんのワイヤレスヘッドホン『EL528』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【ノイズキャンセリング効果を強化】EL528はアクティブノイズキャンセリング技術を採用しております.ノイズキャンセルモード(ANC;アクティブノイズキャンセリング)とは、周りのノイズを遮断するモードのことです.音楽を聴く時や移動中の飛行機・電車、またはカフェや自宅で落ち着きたいときなど、周囲の騒音を消し、音楽だけを聞こえるようにするものです。
- 【快適な装着性】人間工学に基づいて肌触りの良い素材、高品質なソフトオーバーイヤーイヤパッドを採用しております.装着時の安定感を向上しています、保温性と通気性があり、冬には保温効果を高めて夏には熱や湿気が減らせます。また、頭頂部に柔らかいイヤークッションを装着し、頭への圧力を減らします、長時間着用しても快適です、耳が痛くなりません。
- 【Bluetooth 5.0&3.5mmオーディオケーブル付き】最先端のBluetooth 5.0が搭載されているため、データ転送速度が従来の2倍になり、ブロードキャスト通信容量が8倍に増やします。まさに高速・安定かつ途切れのない接続体験が実感できるBluetoothイヤホンです。 3.5mmオーディオケーブルジャック付き、万が一電量が切れた後に3.5mmケーブルを通じてスマホと接続してケーブルヘッドホンに変身させ、引き続き音楽を楽しめます
- 【高音質・低遅延】アクティブノイズキャンセリング技術を採用するので、外部ノイズを連続的に測定、比較、反応し、逆位相の信号でノイズを打ち消し、周囲からのノイズを低減し、堅固な内部サウンドプラットフォームを備えたこのヘッドホンは、豊かな高音と胸に深く共鳴するような低音を響かせます。また、音声の伝送遅延が少ない為、動画観賞とゲームでストレスなくお楽しみいただけます。
長所と短所
- ○シンプルで高級感のある見た目
- ○折りたためるのでコンパクトになる
- ◎遮音性が高い
- △操作性が少し癖がある
- △側圧が強めなので耳がデリケートな人には向かない
- ◎ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能がある
- ○有線でも接続できる
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- ◎バッテリー持ちは音楽再生で●時間
外観
パッケージ外観
![55A939FF 55A939FF](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/55A939FF.jpg)
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
![E91CF3CC E91CF3CC](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/E91CF3CC.jpg)
ヘッドホン。
![401168F7 401168F7](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/401168F7.jpg)
AUXケーブル。USBケーブル。
![DA3B3467 DA3B3467](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/DA3B3467.jpg)
収納袋。
![D1147EDF D1147EDF](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/D1147EDF.jpg)
説明書。
![6107B90D 6107B90D](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/6107B90D.jpg)
動画
使用した感想
○シンプルで高級感のある見た目
見た目は高級感があります。表面はマット処理が施されており、サラサラしたツヤのない落ち着いたブラック。デザインはロゴなど一切なく、黒一色に一部ポイントだけに金色。
![A123F928 A123F928](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/A123F928.jpg)
メーカーロゴはよっぽど有名なメーカーでないと悪目立ちしてしまうので、この潔いくらいのデザインなしはメリットかもしれません。文字もマークもアイコンもなにもなし。
○折りたためるのでコンパクトになる
通常使用時からアームを追ってイヤーカップを内側に折りたたむことができます。こうすることでコンパクトになるので持ち運びが楽になります。バッグに放り込んでも邪魔になりません。
![2E1F1806 2E1F1806](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/2E1F1806.jpg)
折りたたむと片手で握れるほどの小ささになります。重さは実際に量ったところ234.0gと軽量でした。装着した際も頭や耳に重さを感じることはありません。
![D3D7C9B4 D3D7C9B4](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/D3D7C9B4.jpg)
付属の薄い不織布で作られた収納ケースには、開いた状態でも折りたたんだ状態でもスッポリとこのヘッドホンを入れることができます。収納袋の口は絞り口になっているので、綺麗に入れて持ち運べます。
![D8747C8E D8747C8E](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/D8747C8E.jpg)
△操作性が少し癖がある
操作性は若干の癖がありました。とは言っても、変わっているのは音量と曲の変更部分のみです。
一般的なヘッドホンやイヤホンの場合、次の曲と音量アップ、前の曲と音量ダウンがセットになっているのですが、こちらのヘッドホンはそれが逆になっていました。つまり、長押しで次の曲操作するボタンで短押しすると音量ダウン。長押しで前の曲操作するボタンで短押しすると音量アップなんです。希にこのタイプのヘッドホンやイヤホン、スピーカーがあるのですが少し戸惑いました。
![61C6F962 61C6F962](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/61C6F962.jpg)
慣れればこのあたりの操作性はすぐになれますが、最初は少し戸惑うと思います。私は半日程度で慣れました。
△側圧が強めなので耳がデリケートな人には向かない
側圧は結構強めです。側圧とはヘッドホンの場合、イヤーパッドが耳を押し付ける強さです。イヤーパッドは分厚く柔らかいのですが、側圧は強いので、耳がデリケートな方には向かない可能性があります。ヘッドホンをすると耳たぶが痛くなるとか、押し付けられる感覚が苦手な方などです。
![F55FE5BE F55FE5BE](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/F55FE5BE.jpg)
ヘッドパッドのクッションはほぼありません。非常に薄いです。ただ、だからと言って頭にゴツゴツ感はありません。
![6F0240DC 6F0240DC](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/6F0240DC.jpg)
側圧が強いと感じた場合、アジャスターを伸ばして多少緩めることができます。とは言え、側圧はまだ強いです。
![DAED6DD5 DAED6DD5](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/DAED6DD5.jpg)
◎遮音性が高い
側圧が強く、イヤーパッドが分厚く柔らかいので耳に非常に密着します。要は隙間が全くと言って良いほどできません。周囲の音が耳に入ることはほとんどなく、遮音性が非常に高いです。また、逆に大音量で音楽を聞いても外に音が漏れることもほぼありません。
![1BC921F6 1BC921F6](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/1BC921F6.jpg)
遮音性が高く音漏れもほぼないので、音楽を大音量で聞きたい方や、満員電車など人が密集するところで使いたい方に向いているヘッドホンだと言えます。
◎ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能がある
一般的なヘッドホンにプラスして、ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能があります。これは人間には聞こえない周波数の音を出し、周囲の雑音を打ち消すと言うものです。
この効果は間違いなくあります。感覚的に言うと、2m先で出ている雑音が10m先で出ている雑音聞こえるような、目の前の雑音が遠くに行くような感じになります。決して周囲の雑音がゼロになるわけではありません。あくまで周囲の雑音を小さくする機能です。
使用方法は簡単です。ボタン類がある左イヤーカップにスライドスイッチ式のANCスイッチがあるので、これをスライドしてオン、オフするだけです。オフでも十分遮音性が高いヘッドホンなのですが、ANCをオンにするとさらに音楽に没入できます。
○有線でも接続できる
基本的には皆さんBluetoothで使用するとは思いますが、AUXケーブルでの有線接続も可能です。
Bluetoothでの接続状況は画像のようになります。AACコーデックの高音質な音楽再生が可能。端末名は『EL528』です。
![FA5D0EBF FA5D0EBF](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/FA5D0EBF.jpg)
![7A2DD8A2 7A2DD8A2](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/7A2DD8A2.jpg)
一方、左イヤーカップにあるAUXポートにケーブルを差し込むと有線接続ができます。Bluetooth未対応のTVなどに手軽に繋げられるので便利です。ちなみに、有線接続の場合は電源をオンにしなくても使用できます。バッテリー持ちを気にしなくて良い点も有線接続の特徴が出ています。
![5CCBA6E2 5CCBA6E2](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/5CCBA6E2.jpg)
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
音質は前述したようにAACコーデック対応なので良いです。ホワイトノイズもありません。高音も低音も破綻なく聞けています。
受信感度は屋内で壁や木の扉2枚程度挟んだ状態で全く音が途切れませんでした。さらにその状態で受信部分のイヤーカップを手で覆ってみましたが、それでも全く音は途切れず。受信感動は最上級です。日常生活で問題になることはありません。部屋にスマホを置きBluetoothで接続し、8m離れたキッチンでこのヘッドホンをしながら料理なんてことも余裕です。
音ズレもスマホで映画を観て、口の動きと声を慎重にチェックしましたが一切ありませんでした。動画を良く試聴する方も安心して使用できます。
◎バッテリー持ちは音楽再生で27時間
音楽の連続再生で15時間持つと仕様上なっていますが、実際にどれくらい持つのか試してみました。その結果、音楽の連続再生で27時間9分バッテリーが持ちました。
![](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/0DE292A8.jpg)
充電では仕様だと1時間となっていますが、こちらも実際に試しました。その結果、空から満充電に掛かった時間は3時間13分でした。
![](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/54FCE08B.jpg)
総評
価格以上の高級感があり、見た目はマットな黒が落ち着いています。側圧が強いことは人によってデメリットにもなるのですが、その分遮音性が非常に高く、音漏れもほぼしないので、大音量で聞く方でも安心して人混みで使用できるヘッドホンです。
こんな人にお勧め
- 遮音性が高いヘッドホンが欲しい人
- 音漏れがほぼしないヘッドホンが欲しい人
- Bluetoothの無線でも有線でも使用したい人
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