今回レビューするのは、OneAudioさんのBluetoothヘッドホン『FuSion A7』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【パワフルな高音質】強磁力40mmCCAWボイスコイルドライバーを搭載、音の解像度が高めて変なひずみがなく、音源に入っている一つ一つの音源がクリアに聞こえます。有線接続がサポートするので、結構ディティールが聞き取れます。自然で伸びやかな中高域と、タイトで力強い低域、高性能な消音パフォーマンスと合わせて音楽の感動をありのままに伝えます。各楽器の解像度を落とさず存在感のある演奏を聞かせてくれるのでノイズキャンセルの効果も相まって外でも音楽に没入できます。DJヘッドホンならではの広帯域でフラットな特性で解像度の高いモニタリングを実現します。
- 【実用性抜群な有線モード】 2つ音源からの音声がヘッドホンに共存可能。通常はアダプタをかましますが、このDJヘッドホンはジャックが2箇所あり、両端の端子の違うカールコード1本を差し替えるだけで対応できる。片方が3.5mm系のステレオ端子、もう片側が6.3mm系のステレオ端子。ケーブルも2本ついています。片方にケーブルを差し込むと、きちんと左右が正しい形でステレオ再生されます。両方にケーブルを差し込むと、両方のステレオ音がミックスして聴こえます。特にエレキベース、エレキギターが気持ち良く聴ける。
- 【性能アップの無線モード】ヘッドホンを数珠つなぎにすると1つのスマホで音楽を再生し、2つのA7ヘッドホンで音楽を効くことなどが可能です。業界先端のQualcomm社製新型CSR8635チップを採用、CVC6.0技術でクリアな通話効果を確保します高音質コーデック、低遅延/ズレ、バッテリー寿命を延ばす、クリアに通話可能。
- 【快適な装着性】OneAudioDJヘッドホンは人間工学に基づいてお肌になじむ素材で柔軟性と通気性があり。幅95mmのオーバーイヤー型のカップを採用、耳に当たる部分も耳を覆う感じでホールド感の良いクッション材、付けているとき圧迫感やベタついて不快にも感じにくいです。折りたたみ機能まで付いていて、手軽に折り畳めて結構小さくなります。耳全体をスッポリと覆う形で周りのノイズをシャットダウンして雑音が入り辛く快適です。
- 【見た目に高級感】イヤーカップはレコードの盤面のような柄です。触った感じもサラサラしていて光沢素材のように指紋や皮脂がベタベタ付きません。質感はなかなかで見た目にも良く、重そうに見えて随分軽く感じます。片耳モニタリングが可能な90度の反転モニター機構、日常使いはもちろん、音楽鑑賞、DJ、楽曲制作、ミックス、モニタリングなどに最適です。
長所と短所
- ○折りたたみ方法が2種類ある
- ○3.5mmと6.3mmのオーディオケーブルを接続できる
- ○側圧緩めで耳にも頭にも負担にならない
- ◎音楽再生でバッテリーが26時間30分持つ
- ○オーソドックスな操作性
- ○音質は低音重視でよく響く
- ○受信感度良し、音ズレなし
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
ヘッドホン。
巾着袋。
6.3mmオーディオケーブル。
3.5mmオーディオケーブル。
USBケーブル。
ワランティカード。
サンキューカード。
説明書。日本語ページあり。
動画
スペック
【Bluetooth Version】 V4.0
【最大接続距離】12m
【連続再生時間】BT:25時間
【充電時間】2.5時間
【電池容量】430mAh
【Bluetooth チップ】Qualcomm社製CSR8635
【ハンズフリー通話】CVC6.0 高感度小型マイクを内蔵し、ワイヤレス通話が可能
【Bluetoothプロファイル&コーデック】AAC A2DP AVRCP HSP HFP CVC
【重量】180g
【付属品】
・FusionA7 DJ/モニターヘッドフォン
・Micro USB 充電ケーブル
・キャリングポーチ
・取扱使用書(日本語含め)
・3.5mm 金メッキステレオミニプラグ 長さ1.2M
・6.3mm標準→3.5mmミニ 金メッキ変換ケーブル 長さ2〜3M(伸長可
使用した感想
○折りたたみ方法が2種類ある
このヘッドホンには2種類の折りたたみ方法があります。1つは画像左のように、ハウジングを回転させて平らにし厚みを抑える方法。これだと背の低い引き出しにしまうことができます。また、もう圧は画像の右側のように『内側』に折る方法。これだと手の平にも握りきれるほどコンパクトになるので、バッグの中に入れて持ち運んだりする際に最適です。
逆に、右側の折りたたみ方だと背の低い机の引き出しには入らないので、どちらの折りたたみ方をするかはその都度最適な物を選べます。どちらもハウジングを回転させるだけだったり、支柱を折り曲げるだけなので数秒でできます。
○3.5mmと6.3mmのオーディオケーブルを接続できる
ユニークな点としては3.5mmオーディオケーブルと、6.3mmオーディオケーブルの2種類のオーディオケーブルを差し込めることも挙げられます。普通は過程で使用することが多い3.5mmだけなのですが、アンプや特殊な機材に使用する6.33mmにも対応しています。また、3.5mmも6.3mmもどちらのオーディオケーブルも付属しているのですぐに使用できます。
○側圧緩めで耳にも頭にも負担にならない
側圧は他のヘッドホンに比べてかなり緩めです。とは言え、激しい動きをしても取れない程度の側圧はあるので、外出時に使用しても問題ありません。歩いたり軽く走って落ちるようなものではありません。耳と密着させて隙間をなくし、周囲の音をできるだけ入らないようにするヘッドホンもあるのですが、こちらは遮音性や没入感よりも装着感の良さを取ったようです。しかし、だからと言って音漏れが激しいとか遮音性が低いこともありません。普通の音量で聞けば音漏れしません。
ちなみに、ヘッドホンの構造としてはオーバーイヤーです。イヤーカップ内に耳たぶを含めた全ての耳が入るため、耳を圧迫するものが一切ありません。ヘッドホンをすると耳が痛くなるなんてデリケートな方にはこのようなオーバーイヤータイプのヘッドホンが向いています。
イヤーカップの大きさは実測で約縦5.5cm×横約4cmでした。耳が大きめの私でも全てイヤーカップに入りきりました。耳たぶを圧迫するイヤーパッドがないので快適です。
重さは243.0gでした。こちらもオーバーイヤーのヘッドホンとしては計量で頭に負担が掛かりません。
◎音楽再生でバッテリーが26時間30分持つ
音楽再生では実験したところ、26時間28分持ちました。丸1日以上持つのは凄いです。毎日往復3時間通勤や通学で使用したとしても、丸々1週間は充電しなくて良いことになります。無線機器の1番面倒なことが充電作業なので、ここができるだけ減るのは良いことです。
ちなみに、26時間10分で「ピコピコピッ」との警告音が初めて流れ、その後約5分ごとに同じ警告音が、前述のバッテリーが切れるまで繰り返されました。この警告音は音量が控えめですし、感覚も5分あるので、この状態になっても普通に使い続けることができました。
公称値では25時間となっていたのですが、それよりも2時間近く長く持ったことになります。このバッテリー持ちの長さは素晴らしいです。
空から満充電になるまでの充電時間は3時間59分でした。公称値は2時間30分だっったので、それより1時間29分長く掛かってしまいました。充電時間は約4時間と考えておいた方が良いです。
ちなみに、充電中はLEDが赤に点灯し、満充電になったら青に変わります。消灯はしません。また、使用中は青色LEDが緩やかに点滅します。
○オーソドックスな操作性
操作体系は極めてオーソドックスで、Bluetoothのヘッドホンやイヤホンを使用したことがある方にはお馴染みなので迷うことは一切ありません。簡単に操作を書くと、+短押しでボリュームアップ、長押しで曲送り。-短押しでボリュームダウン、長押しで曲戻し。マルチボタン短押しで再生と一時停止、長押しで電源のオンとオフ。お馴染みの操作方法です。
ちなみに、左側に6.3mmオーディオ端子と充電用のUSBポートがあります。
右側には3.5mmオーディオ端子他、各種操作ボタンにLEDランプ、マイクが配置されています。
ボタンの操作割り当てもオーソドックスですが、ボタンの配置もオーソドクスで、このあたり変化球の一切ないヘッドホンなので迷わず安心して誰でも使用できます。
○音質は低音重視でよく響く
音質は低音が良く響きます。いわゆる重低音がズンズン響きます。高音よりも明らかに低音重視のヘッドホンのようです。迫力のある低音が聞けています。
○受信感度良し、音ズレなし
屋内で9m程度離れ、間に扉や壁が数枚ある状況で、一切音が切れることがありませんでした。受信感度は抜群に良いです。また、動画で口の動きと声のシンクロを観察しましたが、音ズレも一切ありませんでした。前述の音質に加え、受信感度、音ズレも問題がなかったので、へっどほんとしての機能におかしいところは1つもありませんでした。
総評
折りたたみ方法が2種類あったり、オーディオーケーブルを3.5mmと6.3mm両方繋げられたり、変わり種もあるのですが、肝心の操作性はオーソドックスで誰でも操作できるものですし、音質、受信感度、音ズレも問題ないので良いヘッドホンだと思います。
個人的には側圧が緩く、オーバーイヤーで耳たぶを圧迫しない構造なので、長時間使用していると耳が痛くなる私にはうってつけのヘッドホンでした。
こんな人にお勧め
- 3.5mmと6.3mmのオーディオケーブルを使用したい人
- 側圧の緩いヘッドホンが欲しい人
- ヘッドホンをすると耳が痛くなりやすい人
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