目次
全体のあらすじ
平凡な高校生である泉新一は、ある日突然飛来してきた「パラサイト」の襲撃を受ける。間一髪で脳への寄生は免れるが、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活が始まることに―。周囲に真実を話すことができず悩んでいた新一だが、やがて新一とミギーは友情に近いものを感じるようになっていく。
しかし、新一とミギーの前には他のパラサイトが現れ始め、次々に人を殺し、また人がパラサイトを殺す事態に発展。新一の同級生・里美にも危険が迫る。その中で、高校教師として目の前に現れた田宮良子らパラサイトたちにもそれぞれの価値観が生まれ始める。 「われわれはなぜ生まれてきたのか?」
地球を壊し続ける人間たちを淘汰するために生まれてきたというパラサイトたち。そのパラサイトを殺し、生き延びようとする人間たち。「果たして生き残るべきはどちらなのか?」それでも、地球を、そして愛する人を守らなければいけない。ゆらぐ価値観の中で、新一とミギーはパラサイトとの戦いに身を投じていく。
今回のあらすじ
新一の前に現れたパラサイトは、いつもとは少し様子が違っていた。自らを三木と名乗り、軽い口調で、そして豊かな表情で新一へと迫ってくる。戸惑いつつもミギーが眠っている間、必死に逃げる新一。やっとミギーが起きたと思いきや、その口からは衝撃の事実が!
原作漫画だと
- 第40話 「司令塔」
- 第41話 「完全体」
- 第42話 「小さな家族①」
- 第43話 「小さな家族②」
- 第44話 「性急に」途中まで
サブタイトルの元ネタ
サブタイトルは書籍名から取っているのですが、今回はこちら。
原作漫画との違い
村野に新一の家に荷物を届けに行くようにさせたのが男子生徒から女子生徒に変更。
ミギーがお金をスルのが街中ですれ違った人からトラック運転手へ変更。
倉森探偵と刑事のやりとりのいくつかのシーンカット。
一気に4.8話分消化
今回は一気に原作漫画の4.8話分を消化しました。
ペース早めるとしたらこの後藤との戦闘だろうなと以前の記事に書いていたのですが、予想が当たりました。
まあただこれはたたり前で、ドラゴンボールの漫画とアニメを比較すればわかりやすいのですが、漫画だとパンチを一個出すシーンを描くと下手をしたら数ページ使うのですが、アニメだとそれはほんの数秒にできてしまうんですよね。特にこの新一vs三木or後藤のエピソードは、原作漫画でも特に長々とした会話もなくサクサク進んだので、ここで一気に話を進められるんですよね。ちなみに次回も後藤とのバトルが続くので、今回ほどでないにしてもおそらく4話くらい進むんじゃないかなと。
トリプルミーニング
ひとつ小ネタを書いておくと、三木と後藤の名前ですが、これはおそらく操れるパラサイトの数と本来いるべき部位から来ています。三木は三体のパラサイトを操れるから「三」木。後藤は五体のパラサイトを操れるから(「五」)後藤。そして三木の本来の部位=「右」腕。後藤の本来の部位=後藤(「頭」)。ダブルミーニング(二つの意味)ならぬトリプルミーニング(三つの意味)ですね。
倉森探偵
倉森探偵が出てきた頃は、しがない無能探偵で、一時だけのモブキャラだと思っていたのですが、結局この寄生獣の物語に深く関わって来ちゃいましたね。折角警察の保護下に置かれたのに、復讐心に駆り立てられ脱走し死亡フラグがびんびんですが…。
しかし今回のこの倉森探偵のパートはかなりカットが多かったです。前半のバトルは先にも述べたように、元々原作漫画でも会話が少ない話だったので、いくらでも短縮できるのですが、倉森探偵パートはもうちょっとじっくりやって欲しかったです。この倉森探偵の決意や葛藤、苦悩なんかで無能探偵が命を賭けて復讐する決断にゾクゾク来るはずだったのですが、その辺がかなりあっさりしちゃいました。
内部分裂
そして最後に田宮怜子と広川市長側のパラサイトの一部と内部分裂しました。田宮怜子は異質でしたからね。いずれこうなることは目に見えていました。
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