目次
特徴
- 【快適な装着感】人間工学に基づいた耳掛け型デザイン、耳にひっかける独特のフックがあり、イヤホンを耳にしっかり固定できて、落ちにくい設計になっています。長時間の装着でも痛くない。ランニング、ジョギング、キャンプ、運動を行う時でも、落下することを心配しなくてもいいです。
- 【クリアな高音質】最新Bluetooth 4.1、apt-xコーデック対応とCVC6.0 ノイズキャンセリング機能を採用されたことにより、CSR8645というチップセットが使われて、クリアな通話を実現して、低遅延、途切れもにくくて、音楽をよりクリアな音質で楽しむことができます。
- 【軽量&磁石内蔵デザイン】イヤホンのヘッドに磁石を内蔵していますので、使用しない場合には、右耳と左耳のイヤホンを磁力でくっつけることができます。20gの超軽量設計で持ち運びも便利、ネックレスのような設計で、とても便利です!
- 【防汗・防滴】:IPX5防滴・防汗仕様なので、ジョギングなどアウトドアスポーツに適用な防汗防滴仕様になっています。運動中汗まみれになっても、雨が降っている日でも安心して使うことができます。ただし、完全防水ではないため、水に浸かることは必ずご注意ください。 【大容量のバッテリー】一回の充電で6時間連続音楽再生・連続通話ができる、待機状態180時間可能。通勤、通学にご使用いただいても、充分なスタミナを確保。バッテリー不足を心配せず、長時間安心してご使用ください。そして、携帯にイヤホンバッテリーの残量を確認できます。
- 【パッケージ内容】●EH-705M Bluetoothイヤホン本体 ●イヤーピース(S/M/L)※初期装着M●収納ポーチ●収納ケース●USB充電ケーブル ●ラインクランプ ●ラインバックル ●日本語取扱説明書
長所と短所
- ○イヤホンのハウジング部分が小さくスッキリしている
- ○イヤーフックが柔らかく耳が痛くならない
- ○マグネットでイヤホン同士が吸着して取り扱いが楽
- ○IPX5防水で雨や汗で濡れても安心
- △音楽再生で6時間のバッテリー持ち
はじめに
今回レビューするのは、Eonfineさんの両耳のワイヤレスイヤホン『EH-705M』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
パッケージはこの価格帯だと良くある段ボール素材のシンプルな物ではなく、専用の高級感のある物でした。
パッケージ裏側のスペック表。Bluetoothのバージョンは4.1で、2時間の充電で6時間の音楽再生が可能です。
パッケージ内容は、イヤホン、イヤーチップ×6(L×2、M×2、S×2(M1組は本体装着済み))、USBケーブル、ラインクランプ、収納ケース、収納ポーチ、説明書、サンキューカード。
イヤホンはイヤーピース部分が小さく、横に広がるのではなく、縦に長さがあるタイプで、耳への異物感は少ないです。
イヤホン部分の背中がマグネットになっており、イヤホン同士を吸着させることがでできます。
イヤホンの形状はカナル型(耳の穴の奧に入れるタイプ)なのですが、比較的浅めの挿入具合でした。カナル型は耳穴の奧に入るので、周りの雑音がかなりシャットダウンされ没入感が高いことがメリットです。しかし、人によっては耳穴の奧に入りすぎて不快な方もいるようですが、このイヤホンは比較的耳穴の浅い位置に入るので、そのような方には合っているかも知れません。
コントロールパネルはケーブル中にあり、小さいながらボタンがハッキリと出っ張っているので押しやすかったです。ただ、反応はいまいちでした。これを誤操作が少なくなるのと歓迎するか、簡単に音量が変わらなくて不便と感じるかは人によるかなという感じです。
ちなみに、ボリュームは全15段階(0(ミュート)から14)でした。音量が変わると、「ピッピッ」、最大音量時には「ピーッ」と警告音が鳴るのですが、ミュート時の警告音はありませんでした。ミュートになったかどうか分からないので、ミュート時にも警告音が合った方が良いかなと感じました。
イヤーピースはなんと6組も付属していました。通常、このようなイヤホンは、S、M、Lそれぞれ1組の3組付属しているのですが、このイヤホンは全てのサイズで2組ずつ付属しています。イヤーピースは無くしやすいパーツなので助かる方は多いのではないでしょうか。
ファスナーで開閉できる収納ケースも付いており、収納時や持ち運び時にゴチャゴチャせずに便利です。
ラインクランプとUSBケーブル。ケーブルにラインクランプを取り付けると、服にクリップのように止められ、ケーブルがあちこちに動かなくなります。
収納ポーチ。こちらも収納ケースと供に持ち運びに使用できます。
説明書とサンキューカード。両方とも日本語ページがありました。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
気になるところ
まずは気になるところから書いていきたいと思います。
音楽再生で6時間のバッテリー持ち
このイヤホンの音楽再生でのバッテリー持ちは約6時間です。このタイプの両耳イヤホンの仲では、バッテリー持ちに関して決して短い方ではないのですが、長い方でもありません。このタイプのイヤホンだと長いと8時間、私が経験した最長だと9時間という物もありました。
無線のイヤホンは充電は頻繁にすることになるので、この頻度が少なければ少ないほど毎日の使い勝手が良くなることは明白です。ただ、後述しますが、このイヤホンはイヤホン部分のハウジング(機械部分)が極小で邪魔になりません。このメリットがある分、バッテリー持ちは若干犠牲になっているのだと思います。
イヤホンのハウジング部分が小さくスッキリしている
数多くのイヤホンを使用してきましたが、このような両耳イヤホンの場合、イヤホン部分にバッテリーや音響パーツを詰め込む場合が多いです。そのため、イヤホン部分に軽量だとしても結構大きなハウジングができてしまうことがあります。しかし、このイヤホンはイヤホン部分に目立ったハウジングは目立ちません。ただ、全くハウジングが無いかというとそういうわけではなく、本来平べったくなるようなハウジングが、円柱状に縦に伸びている感じです。
イヤーフックが柔らかく耳が痛くならない
最近のイヤホンでは多いのですが、耳に引っ掛けるイヤーフック部分は柔らかいシリコンで柔軟に変形します。耳たぶに当たる部分も角張った部分が全く無いので、耳への負担は少なく、全くと言って良いほど耳が痛くなることはありませんでした。
また、肝心の装着力ですが、しっかり耳たぶの外郭にイヤーフックがくるっとほぼ一回り引っ掛かるので、激しく頭を振っても落ちないどころか一切ずれることもありませんでした。
マグネットでイヤホン同士が吸着して取り扱いが楽
イヤホンの背中部分にマグネットが仕込んであるため、使用しないときにはネックレスのように1本の輪っかにして首に引っ掛けておくことができます。このようなスタイルにすることで、使用しないときに首から落ちてしまうなんて事がなくなります。
また、仕舞うときもケーブルがゴチャゴチャ絡まったりせず、切れにスッキリ収納できるので便利でした。
IPX5防水で雨や汗で濡れても安心
このイヤホンはIPX5防水規格に合格しています。
上記画像を見ていただくとわかりやすいのですが、台風やゲリラ豪雨に思い切り晒しでもしない限り日常生活で水に濡れて使用できなくなる、壊れるということはありません。急な雨やスポーツ時の汗程度なら全く問題ありません。ただ、USB端子にしっかりカバーが付いているとは言え、端子部分がある物ですので過信は禁物です。積極的に水に晒すことは避けた方が無難だとお思います。
音質について
apt-x対応なので非常にクリアな音で聞けました。
音質としては、重低音よりも高音がクリアに澄んで聞こえる感じで、ボーカルも非常に透明感のある聞こえ方でした。apr-xのイヤホンはいくつも使用してきましたが、雑音やノイズが一切なく、『クリア』、『透明感』、『澄んだ音』の3つのワードを私は感じることができます。簡単に言うと、CD音質そのままの加工のない音が聞けると感じています。
ゲームや映画などの場合、重低音がズンズン響いた方が迫力ある音になって良いのですが、普通に音楽を聞く用途に関して言えば、このように高音重視のクリアな音で聞ける方が私は有り難いです。
電波強度について
電波強度は屋内で実験しました。8mの距離で木製の扉2枚を挟んだ状態で、受信感度に全く問題はありませんでした。この状態で音が一切途切れることなく聞くことができました。
使用環境(周りに電磁波を出す物があるかどうか)や発信機(Bluetoothドングルやスマホなど)によって受信感度は変わるので、一概に全ての人でこの受信感度を出せるとは言えませんが、日常生活で受信感度が弱くて困るということはないと思います。
総評
音質はapt-x対応なので間違いありません。受信感度も全く問題ありません。それでいて、イヤホンのハウジング部分が小さく邪魔にならず、マグネットでくっつくのでネックレス型にして首に引っ掛けられることが特徴でしょうか。
音楽再生のバッテリー持ちが6時間であることは若干寂しい気もしますが、イヤホン部分のハウジングが小さいこととのトレードオフなのでしょう。バッテリー持ちを重視する方には、同価格帯でもっと持つ物があるので、そちらも検討すると良いとは思いますが、イヤホン部分が小さく邪魔にならず目立たない方が良いとの要求の方の場合、ピッタリなイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- イヤホン部分のハウジングが小さいイヤホンが欲しい人
- 左右のイヤホンをマグネットでくっつけて使用したい人
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