今回レビューするのは、h2oflossさんの口腔洗浄器『HF-5』です。
今回紹介するのは電動歯ブラシと似ていますが、水の噴射で歯ぐきや歯間を掃除する口腔洗浄器です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ★ 【口腔洗浄】抗菌性に優れた食品グレードの材質で作られたこの携帯型口腔洗浄器です。約1200回/分の高い頻度で、強力なジェット水流によって歯ブラシ、糸ようじなどが届きにくい箇所までしっかり洗浄でき、歯周ポケット洗浄、歯ぐきケア、歯垢除去、口臭防止、虫歯予防などに役に立ちます。セットには標準ノズル、タングクリーナー、歯列矯正器用ノズル、歯周ポケット用ノズル、鼻洗浄用ノズル合計5種類、6本ノズルが付属されています。
- ★ 【操作簡単】口腔洗浄器に操作ボタンが2つあります。1つは電源ボタンで、一回押すと、電源がon/offになります。もう1つはモードボタンで、ロー/ミディアム/ハイとの三つの水圧モードを選択することができます。歯ぐきの状態に合わせてご自由に利用できます。子供、初心者のお客様には「LOW」モードお勧めます。タイマー機能付きで、使用開始から2分間経過すると電源が自動的にオフになれ、電池の寿命を長くさせます。
- ★ 【携帯便利】2150mAhのリチウム電池が内蔵されて、3~5時間充電すると、2週間を連続使用する事ができます(毎日約2分間使用する場合)。頻繁的に水を交換する必要ではありません。USB充電式で、パソコン、車載電源、モバイルバッテリーなどを利用して充電できます。持ち運びタイプなので、本体の重さはただ300gで、家庭用だけでなく、短期出張や旅行などにも適しています。
- ★ 【IPX7防水】タンクは取り外し可能な設計で、タンクとリフィル内部の石灰スケールと細菌を簡単に掃除することができます。完全防水仕様で、洗面台や洗面所など湿気の多い場所で使用や保管でき、お風呂でも使えます。使用の後は水丸洗いでき、お手入れも簡単。
長所と短所
- ○操作が簡単
- △大きいので置き場所を取る
- ◎歯ぐきや歯間を洗浄できる
- ○ノズルが6種類ある
- ◎IPX7の防水性能
- ◎バッテリーが長持ち
- △USB充電ケーブルが特殊
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
口腔洗浄器。
ノズル5種類6本。
USB充電ケーブル。
説明書。日本語単独の物です。
動画
スペック
-
- 品名:口腔洗浄器
- 品番:hf-5
- 重量(約):571g
- タンク容量:300ml
- 圧力範囲(約):40〜100Psi
- 振動数(約):1200回/分
- 付属品:
- 口腔洗浄器本体*1
- 標準ノズル*2
- 歯周ポケット専用ノズル*1
- 舌クリーナー*1
- 歯列矯正ノズル*1
- 鼻洗浄用ノズル*1
- USBケーブル*1
- 収納袋*1
- 取扱説明書*1
使用した感想
○操作が簡単
使い方や操作は簡単で、付属のノズルを口腔洗浄器の先端に差し込み、水を下部のタンクに入れ、電源ボタンを押すだけです。するとノズルの先から水が出てきて、それによって歯ぐきや歯間、舌や鼻を洗浄する仕組みです。
口腔洗浄器の先端に付属のノズルをカチッと音が鳴るまでしっかり差し込みます。するとロックされて押しても引っ張っても外れないようになります。逆に外す際は画像右側にあるスイッチを押すとロックが外れます。スイッチを押したままノズルを引っ張ると簡単に取れます。
ノズルは5種類6本付属しています。通常は画像のジェットノズルを使用して歯ぐきや歯間を掃除します。標準のこのジェットノズルだけは他と違って2本付属しています。ちなみに、このノズルは360度自由に回転します。口腔洗浄器の持ち方は人によって多少違うと思いますが、どのような持ち方をしてもきちんと歯に噴流水が当たるように向きを変えられるので便利です。
下部にあるタンクに水を入れるのですが、ここも構造は簡単で正面にある蓋をパカッと開けて蛇口から水を入れるだけです。ただ、この給水口は小さいので、水を勢いよく入れることはできません。蛇口を少し捻って水流を細くして入れることになります。それでもタンクは十数秒で一杯になります。
タンクの水はどのように噴流水にするのかと言うと、画像のようにタンクの中に吸い出しホースが入っていて、そこからモーターで吸い出します。吸い出しホースはきちんと底に付いているので、最後まで無駄なく水を使用できます。
肝心の操作はボタンが2つしかないので非常にシンプルです。ただ、注意点としては電源ボタンを押すと電源オフの状態から電源が入って噴流水が出る状態になること。電源ボタンを押すと電源が入るだけではありません。この挙動を理解していないと、電源ボタンを押したら周囲がびしょ濡れになってしまいます。噴流水を止める際もこの電源ボタンを押します。電源をオフにするボタンや操作は一切なく、数十秒無操作状態続くと自動的に電源がオフになります。
電源ボタン下のMODEボタンは噴流水の勢いをLOW、MEDIUM、HIGHの3段階を変更するものです。こちらのボタンは電源オフの状態で押してもLEDが点灯して変更可能です。また、この噴流水の状態は電源をオフにしても記憶されています。次回電源を入れたときには、噴流水の勢いが再現されるので、電源ボタン1発ですぐに噴流水が出るのは慣れると便利です。
細かい点としては、手で持つ部分に凹凸が施してあること。水で口腔洗浄器全体が濡れても滑りません。
△大きいので置き場所を取る
電動歯ブラシとは違い、水を多く入れるタンクが必要なため、ある程度の大きさになってしまいます。そのため置き場所を取るので、小さい洗面所だと置く場所に困るかもしれません。
重さは水を入れていない空の状態でノズルを装着して311.0g。水を入れていない状態だと重さは感じません。
500mlのペットボトルと比較すると画像のようになります。太さがあります。
◎歯ぐきや歯間を洗浄できる
ノズルの種類によって役割が違います。前述したように標準のジェットノズルだと歯ぐきや歯間の汚れを落としますが、その他のノズルを使用すると舌や鼻まで洗浄できます。
ノズルの交換は前述したようにワンタッチでできるので、頻繁に変えたとしても大した手間になりません。
○ノズルが6種類ある
付属のノズルは5種類6本です。1つだけ標準のジェットノズルが2本あります。その他は1種類1本ずつとなっています。
標準のジェットノズル。先端が遅くなっているだけなので、勢いよく細い噴流水が出ます。歯ぐきや歯間の汚れ落としに役に立ちます。アルミなどの歯石取りより刺激が少なく出血もほぼしません。
歯周ポケット専用ノズル。先端が前述のジェットノズルより更に細くなっているため、歯根の歯周ポケットの汚れを落とします。
歯列矯正ノズル。歯列矯正している方用の物で、歯科器具の周囲の汚れを落とす物です。
舌クリーナー。ここからは変わり種のノズルで、こちらは舌を掃除するノズル。広範囲に噴流水が飛散するので舌に当てても痛くありません。
鼻洗浄ノズル。先端が鼻の穴に入れやすい形状でゴムになっているので鼻を洗浄できます。
普通に口腔洗浄器として使用するのであれば、最初のジェットノズルのみで問題ありません。その他は普段使用するとしても歯周ポケット専用ノズルくらいでしょうか。
◎IPX7の防水性能
IPX7の防水性能があります。画像を見るとわかりますが、7は最高等級の1つ下のレベルで、『水深1m30分以内の水没からの保護』となっています。そのため、シャワーなどの噴流水は全てから保護してくれます。お風呂で使用できます。
お風呂で使用できることが非常に便利でした。元々噴流水を歯に当てて洗浄する機械のため、洗面所で気をつけて使用しないと周囲が水で濡れてしまいます。しかし、IPX7の防水性能があり、お風呂使用が可能なので、適当に歯に噴流水を当てて使用できるんです。
お風呂で使用すれば周囲が濡れても全く問題ないので、一切気を使うことなく使えるのは非常に楽でした。頭を洗い、ヒゲを剃り、顔を洗い…の流れで口腔洗浄器を使う。これが予想外にお風呂場と親和性が高かったです。
◎バッテリーが長持ち
バッテリーは連続稼働で2時間持つとのことなので全く問題ありません。電源を入れてから2分で自動停止するので、これを考えると60回使用可能です。ただ、待機時間中もバッテリーは消費するので、この7割として実際に使用できるのは40回程度でしょうか。それでも必要十分なバッテリー持ちだと思います。
△USB充電ケーブルが特殊
充電は付属の充電用USBケーブルで行うのですが、口腔洗浄器に差し込む形状が特殊なため、一般的なUSBケーブルは使用できません。紛失したり断線しないよう気をつけなければなりません。これはおそらく、一般的なUSB端子だと防水性能がなく、前述の防水性能にならないからだと思われます。
充電口は前面に付いており、充電中は画像のようにバッテリーインジケーターが青く点灯します。
総評
シンプルで使う安いオーソドックスな口腔洗浄器です。高級高機能な物ではありませんが、歯ぐきや歯間の汚れを噴流水で傷付けることなく取る目的は十分に果たしてくれています。その他にノズルを交換すると歯周ポケットや舌、鼻も洗浄できますし値段を考えると十分だと思います。
こんな人にお勧め
- 歯ぐきや歯間の汚れを取りたい人
- 歯ぐきを傷付けたくない人
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