目次
長所と短所
- ○関節が良く曲がる
- △小さい
- ×色分けが完全ではない
作業時間
- 組み立て:3時間
- スミ入れ:30分
- つや消しスプレー:20分
はじめに
今回は安かったのでF91を購入し組み立てました。
F91はガンダムシリーズの中でも大好きな話なのですが、話の展開が超絶速いので賛否両論あるみたいですね。確かにただの学生だったヒロイン・セシリーが30分後にはノリノリで反政府勢力の中心として戦いますからね…。
今更語るのも何ですが、ストーリーが好きなのは勿論、歌が素晴らしくて…。森口博子さんの挿入歌、エンディング曲はガンダム史上でも最高の曲ではないかなと。
話が変な方向に行きそうなので早速本筋のガンプラ組み立ての様子を書いていきたいと思います。
外観チェック
結構新しい部類に入るキットです。
ランナーの数は少なくて簡単そうかなと思ったら、F91自体が設定上小さい機体なので実は結構組み立てが大変でした。
説明書の組み立て工程は39まであってビックリ。他の1/144よりダントツに多いです。
シールも結構多く貼るのが面倒でした。
そしていつものごとくパーツを重ならないように広げて組み立て準備完了。ランナーの数は少ないんですけどね。だからって簡単なことはありませんでした。
以上、外観チェックでした。
ランナーの数自体は少ないものの、設定上このF91は小さい機体となっているので、1つ1つのパーツが小さく、予想以上に組むのが大変でした。
組み立て工程
胸部。1つ1つのパーツが小さいので組のが大変なのがこの時点でわかりました。
頭部。他の1/144に比べて明らかに小さいサイズです。
胸部と頭部を接続。形になってきました。
頭部にはサブパーツがあり、鼻無し、鼻ありから選んで組み立てます。私は一般的だと思う鼻無しを選択しました。
腕部。ここでは『F91』のロゴをシールで貼りました。
なんと肘は180度近くまで曲がります。
腕部を接続した状態。これで上半身ができ上がりました。しかし小さい。
腰部。ここでは逆三角形の黄色いシールを貼り付けました。
上半身と腰部を接続。ここまで来るとあと少しです。
そしてここでいつものご飯休憩。一気に3時間4時間の作業は疲れるので大抵間にご飯休憩を挟んでしまいます。
そして組み立てを再開して脚部。ここでも逆三角形のシールを貼りました。
膝も90度以上しっかりと曲がります。
脚部を接続すると本体はほぼ完成です。
このミニマム感。他の比べるとその小ささが際立ちます。
武器はビームサーベル×2、ビームライフル、バズーカ、ビームシールド。サブパーツは顔、手×2となっています。
以上、組み立て工程でした。
ランナーの数が少なく、パーツの数も少ないと思ったのですが、1つ1つのパーツが小さかったため、1つのランナーに付いているパーツが多く、パーツ自体の数は他と変わりませんでした。それでいてパーツ自体が小さいので意外と組み立てが大変でした。
スミ入れ工程
いつものように削りカスを流すため水洗い。
スミ入れしやすいように適度にバラして準備完了。
今回は流し込み用のスミ入れを初めて使用してみました。壮大にはみ出ていますが大丈夫だろうかと不安に…。
消しゴムを掛けるとサクサク消えてくれて安心しました。力を入れてゴシゴシしなくても消えます。
消しゴムのカスが結構出たのでもう1回水洗いしました。
以上、スミ入れ工程でした。
小さいキットに結構モールドがあるので意外と面倒でした。
つや消しスプレー工程
今回も新聞紙で床と壁を保護して準備完了。
2,3回吹き付けて完了です。
背面から。
側面から。
以上、つや消しスプレー工程でした。
小さいMS
このF91は他のMSに比べて設定上小さいので、当然1/144の同じ縮尺だと他のガンプラよりも小さくなります。一見するとランナーの数が少なく、パーツも少なく見えるのですがそんなことはなく、他の1/144と同じくらいのパーツ数でした。それでいて1つ1つのパーツは小さくなっているので、時間こそそれほど掛からなかったものの予想外に組み立てるのが面倒でした。
グフとキュベレイと並べた比較画像が以下です。
随分違うことがおわかりいただけると思います。
手や足の大きさを見ると更に違いは一目瞭然。
ちなみに、F91は設定上全高15.2m。比較対象として並べて撮影したグフは18.7m、キュベレイは18.4mです。他の一般的なガンダムのMSより2割ほど小さいことになります。
関節が良く曲がる
このキットは肘、膝供関節が良く曲がります。特に肘なんて180度近く曲がるので柔軟なポーズが可能です。
色分けが完全ではない
残念ながらこのキットは完全色分けができていません。左腕部の黄色い四角や、腰部前面の黄色い三角はシール貼り付けでも対応していません。この辺の僅かな色分けできていない部分は、ガンダムマーカーで一部塗装をすれば良いとは思いますが…。
動画チェック
総評
F91やVガンダムのキットは長らく発売しなかったのですが、それは他のMSよりも2割ほど小さいため、技術的に同じ1/144の縮尺で再現するのが難しかったからなのでしょうね。良くこの小ささであのF91を再現したもんだと感心します。
このF91と他のシリーズのガンプラを並べてみると、いかにF91の時代、世界でのMSが小型化したかってのがよくわかります。
こんな人にお勧め
- F91が好きな人
- F91のMSの大きさを実感したい人
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