目次
特徴
- 【ポータブル】Bluetooth ミニキーボード、手軽に持ち運びできます。
- 【タッチパッド】タッチパッド搭載し、キーボードとマウスを合わせて、操作がとても便利です。
- 【かな入力】ロマー日本語配列を選択することができます。
- 【HIDプロファイル】USB HIDプロファイルが付いてるので、タブレットやスマホなどはもちろん、パソコンも対応します。
- 【ショートカットキー】キーボード上のショートカットキーを使うことで音量調節や音楽プレイヤーの操作などが可能です。
長所と短所
- ○接続が簡単
- ○ゲームコントローラーを持つ感覚と同じでキーボードが打てる
- ○小型で軽量で取り回しが良い
- ○全てのキーに指が届く
- ○タッチパッドが付いていてマウス操作もできる
- ×USB端子が現在使われることの少ないminiでケーブルの使い回しが困難
はじめに
今回レビューするのは、Ewinさんの小型キーボード『EW-RB12』です。
この製品ゲームコントローラーのように両手で持って操作するキーボードです。「このタイプのキーボードって意味があるの?操作しやすいの?」と疑問に思う方もいるかと思いますが、これがスマホやタブレットで文字を入力するときに存外便利なんです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。小型キーボードなので化粧箱も非常にコンパクトです。
同梱品。キーボード本体、USBレシーバー、USBケーブル、説明書、保証書、サンキューカード。
キーボード本体。キーの並びはこんな感じ。どうしてもデスクトップのキーボードのような並びにはならないのですが、両手で持って押しやすいように工夫されています。慣れれば問題ありません。
キーはゴムのような素材で、押すと割る良い意味ではなくネチネチした感じ。一般的なキーボードとは打鍵感はかなり違います。
USBレシーバーは背面のこの部分に収納できるようになっています。決して電池装着部分ではありません。内蔵電池が動力で動きます。
USBレシーバーとUSBケーブル。
説明書は完全日本語版でした。ファンクションキーなど特殊な操作による設定があるので、しっかりと日本語説明書があるのは有り難いです。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
気になる点
まずは気になる点から書いていきたいと思います。
USB端子が現在使われることの少ないminiでケーブルの使い回しが困難
このキーボードのUSB端子は、現在あまり使われることの無いminiタイプとなっています。スマホやタブレットなど、現在多くの機器に採用されているUSB端子の種類はマイクロと言い、平べったい皆さんお馴染みの形状の物なのですが、こちらは厚みのあるミニタイプとなっています。
USB端子の形なんてどうでも良いと思われるかも知れませんが、多くの端末を持っていると、それにより接続ケーブルを変えるのが面倒になってくるんです。理想を言えば1つのUSBケーブルをあらゆる端末に使い回せると便利なのですが、まだたまにこのようなミニタイプのUSB端子があるので中々難しいと言うのが現状です。
接続が簡単
接続は非常に簡単でした。接続したい端末のBluetoothをONにし、そしてこのキーボードの電源スイッチをスライドさせてONにし、Bluetoothマークが刻印されているキーを押すだけ。これだけでこのキーボードを認識して接続できました。
ゲームコントローラーを持つ感覚と同じでキーボードが打てる
このような小型キーボードの最大の特徴は、ゲームコントローラーを持つのと全く同じスタイルでキーが打てることでしょう。つまり、机の上などに置かなくて良いんです。
これは状況によってはかなりのメリットで、例えば電車の中なんかは顕著ですね。折り畳みのキーボードもしっかりと家でデスクトップPCを使用するようにキーボードを打てるので便利なのですが、どうしても机など安定したところに置かなければ使用できません。ところがこのような小型キーボードの場合、空中に浮かせたままキーが打てるんです。前述した電車の中、狭いスペース、人混み、食事が並んでいるファミレス等々、便利なシーンを挙げればキリがありません。
また、非常に小型で軽いキーボードなので、周りから見ても全く目立つことが無いので、目立ちたくない人や周囲に溶け込みたい人には最適です。折り畳みキーボードは机において25cm前後のサイズが一般的になってしまうので、どうしても周りから目立つんです。
全てのキーに指が届く
私は男性の一般的な手の大きさだと思うのですが、この小型キーボードを持って真ん中の1番遠いキーまで持ち直すこと無く届きました。まだ指が届く範囲に余裕があったので、手の小さい女性でも無理無く1番遠いキーに届くと思います。
タッチパッドが付いていてマウス操作もできる
折り畳みキーボードに比べてもう1つメリットがあります。それはマウス操作もこの小型キーボードでできることです。タッチパッドが正面上部に付いているので、この小さな筐体にキーボードとマウスの機能が両方あるんです。勿論、フルサイズキーボードとマウスの組み合わせよりも使い勝手は悪いのですが、スマホやタブレットを外で操作するシーンを考えると非常に便利に使えます。
また、タッチパッドだけでは無く、独立したキーとして『マウスの右クリック』、『マウスの左クリック』があるので、タッチパッドはマウスの移動だけで、クリックは単独キーでとの使い方もできます。私はこちらの方が使いやすかったので、この使い方に落ち着きました。
ちなみに、タッチパッド手のクリック操作は、1本指でのタップが左クリック、2本指でのクリックが右クリックとなっています。
総評
タブレットやスマホに接続することに特化したキーボードには、折り畳みキーボードと小型キーボードがあるのですが、こちらはゲームコントローラーのように『持って』使用する小型キーボードです。個HN的に机に置いて使用するより、手で中空に持って使用することを想定されており、この使い方をしたいなら、マウスの機能も付いているので非常に便利に使えると思います。
こんな人にお勧め
- ゲームのコントローラーと同じような感覚でキーボードを使用したい人
- 空中に浮かせたままキーボードを使用したい人
- 机などに置くことができない状況キーボードを使用したい人
- 電車の中などでキーボードを使用したい人
関連リンク