今回レビューするのは、APEMANさんのトレイルカメラ『H45-B』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【高精细解像度】12MPの高画質とフルHD 1080pは、昼間のカラー画像と夜間の白黒画像をはっきりと表示します。 赤外線LEDライトでは、夜間や日中に撮影された暗い環境でも、鮮明な画像を撮ることができます。 また、駐車場や軒先などの屋外用途にも使用できます。
- 【高感度なPIRセンサー】60°以内の人や動物の動きを検出し、自動的に記録する、非常に感度の高いモバイルボディセンサーと赤外線照明を備えています。 野生動物の災害、住宅の監視などの屋外活動に最適です。
- 【低照度赤外線技術】夜間撮影(15メートルの範囲)には26個850nmの赤外LED(オプション940 nm)があるため、暗い環境でも明るいフラッシュ作りませんので、野生生物のモニターや住宅のモニターなど屋外での使用に最適です。
- 【IP66防水・防塵設計】IP66に準拠しているため、優れた埃や落下抵抗を持ち、雨や埃などの過酷な環境でも使用できます。 8本の単三電池(電池が含まれていません)の最大待機時間は6ヶ月です。 ※電池の容量や用途によって異なる場合があります。
長所と短所
- ○スリムで見た目が良い
- △単三電池8本が必要
- ○単三電池4本でも取り敢えず動く
- ○設定がオーソドックスで簡単
- ○画質がフルハイビジョンで綺麗
- ○暗所撮影がハッキリ撮影できる
- △動体検知センサーが左右60度と狭い
- ○IP66の防塵、防水性能
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
トレイルカメラ。
Micro AのUSBケーブル。
ベルト。
取り付け金具。
設置台。
ネジとストッパー。
サンキューカード。
説明書。日本語ページあり。
動画
スペック
- 録画解像度:最大フルハイビジョン(1920×1080)
- 静止画解像度:最大12M
- 電池:単三電池8本(4本でも稼働)
- 撮影モード:動体検知、赤外線撮影
- 動体検知:左右60度
- 防塵・防水性能:IP66
使用した感想
○スリムで見た目が良い
トレイルカメラは基本的に動物観察や防犯として使用するアウトドア製品になるので、迷彩柄だったりゴツかったりします。しかし、このトレイルカメラは真っ黒のシンプルなデザインで、なおかつカメラや動体検知センサーがほとんど飛び出ていないのでスリムなフォルムをしています。
動物観察で野外に放置するなら迷彩柄でゴツくても良いのですが、家の玄関や庭に防犯カメラとして設置する場合、逆に迷彩柄やゴツいのは悪目立ちしてしまう場合もあります。なので、玄関や屋内などに設置する目的の場合、このようなデザインとスリムさは利点になると思います。
△単三電池8本が必要
トレイルカメラはどれもそうですが、基本的に単三電池が8本必要です。8本用意するのは結構面倒です。いちいち単三電池8本を購入して捨てるとことを繰り返すのも面倒ですし勿体ないので、ここは素直にエネループなどの充電池を使用することをお勧めします。
○単三電池4本でも取り敢えず動く
単三電池8本が必要と前述しましたが一応4本でも動きます。一応と書いたのは、4本だとさすがにバッテリー持ちが悪くなりすぎるので現実的では無いからです。
スタンバイ状態にして使用するにはなんとかなりますが、モニタを点灯させての設定をしたり、録画された動画の確認などをしていると、バッテリーが見た目でモリモリ減っていくのが分かります。あくまで4本稼働は応急処置と捉えておいた方が無難です。
○設定がオーソドックスで簡単
設定はトレイルカメラでよくあるものでオーソドックスです。この手のガジェットを弄ったことのある方なら説明書を見なくてもすぐに設定、使用できます。
設定方法を書いておくと、画像の右にあるスライドスイッチを真ん中に合わせると設定モードに入ります。その設定モードで、スタンバイ中はどのような挙動をするのかを設定します。カメラの前でなにかが動いたら写真を撮るのか、ビデオを撮るのか、写真とビデオを撮るのか。ビデオなら何秒取るのか、解像度はいくつか、タイムスタンプは入れるのか…などなど。
設定メニューは縦に並んだものをOKボタンで選択肢、詳細の設定をしていくタイプでカーナビなどと同じです。
ビデオの解像度は最大で1080P(1920×1080)、写真撮影で12Mまであるので十分です。
ちなみに、この設定メニューが出ている画面ですが、2.4インチの大きさがあるので視認性抜群です。文字が小さすぎることもないので操作しやすいです。また、この画面ではトレイルカメラで撮影した動画や写真を確認できますし削除もできます。スピーカーもあり音も出るので、PCを必要とせずその場ですぐに撮影された動画や写真を確認できるのは大変便利です。
○画質がフルハイビジョンで綺麗
画質自体は綺麗なので問題なし。ザラザラ感があるので、2万円するデジカメの画質には敵いませんが、トレイルカメラ本来の目的である動物観察や防犯カメラとして不足はありません。
○暗所撮影がハッキリ撮影できる
動物観察や防犯カメラが主な目的になるトレイルカメラなので、暗所を撮影する赤外線カメラ機能は必須です。その赤外線撮影能能力は画像を見てもらえればお分かりのように、ハッキリくっきり撮影できています。この画像の状態は部屋に全く明かりがない真っ暗な状態です。それで文字が見えるくらいハッキリ撮影されているので満足です。
△動体検知センサーが左右60度と狭い
カメラやセンサーが出っ張っていないスリムなトレイルカメラですが、その分出っ張っている物より動体検知のセンサ角度が狭いです。左右に60度です。動体検知センサーが出っ張っているトレイルカメラの場合、左右120度なんて物もあります。この動体検知センサー角度はスリムな分犠牲になっています。
○IP66の防塵、防水性能
トレイルカメラは真ん中でパカッと割って、そこに液晶画面やボタンや端子類がある構造です。閉じるとこの部分がきちんと密閉されるので、IP66の防塵、防水性能があります。
防塵性能が6、防水性能が6なので、画像をご覧いただければお分かりだと思いますが、防塵性能は最高レベルで、防水も水没さえしなければ問ない堅牢なものです。砂埃、雨、台風など全く問題ありません。
総評
スリムでスマートなトレイルカメラなので、野外設置よりも家の外や屋内に設置するのに向いているトレイルカメラかもしれません。勿論、野外の動物撮影にも使用できますが、凹凸も少なく、柄も黒一色で目立たないので、どちらかと言えば家用の防犯カメラとしての方が合うと思います。暗所の撮影能力も優れているので防犯カメラに最適ですね。
こんな人にお勧め
- スリムで目立たないトレイルカメラが欲しい人
- 暗所の撮影能力が高いトレイルカメラが欲しい人
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