今回レビューするのは、DBPOWERさんのミニドローン『901H』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ■【話題の折り畳み式】折り畳み型のミニドローン、送信機にいれ収納可能、簡単に持ち運びできるので便利です。小型で機敏で、室内屋外にも思う存分楽しめる小型ドローンです。USBケーブル及び送信機を通して機体を充電可能です。
- ■【自動ホバリング・爆走防止】最新の6軸ジャイロを採用、自動高度維持の気圧センサーを内蔵、離陸した機体は安定な自動ホバリングし、機体爆走や紛失の心配がありません。初心者でも簡単に制御できるドローン おもちゃです。ラジコン操縦モード:モード2
- ■【超簡単ワンキー操作】ワンキー離陸・着陸ボタンを押すだけで、機体はラジコン ヘリコプターのように離陸・着陸され、子供も初心者も操作できるようにカンタンです。ワンキーリターン機能により、機体をプレーヤーの隣に帰還ことができます。
- ■【安心なプロテクター】高弾性プラスチック製のプロテクターにより、飛行時の衝突や墜落からプロペラとドローンを保護します。4つの予備プロペラが商品セットに付きなので、プロペラ損壊の心配はいりません。
長所と短所
- ○手の平に載るくらい極小
- ○折り畳んで更にコンパクトに収納できる
- ◎コントローラーにドローンが入るので持ち運びが楽
- ○コントローラー内で充電できる
- ○小さいので狭い場所でも動き回れる
- ○一応組み立て工程は無し
- ◎操作が簡単
- ○速度を三段階に変更可能
- △バッテリー持続時間は7分
- △カメラは無い
- △プロペラガードを取り付けるとコントローラ内に収まらない
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- ミニドローン本体
- コントローラー兼収納ケース
- USBケーブル
- プロペラガード
- 予備のプロペラ
- ドライバー
- レンチ
- 説明書(日本語)
動画
使用した感想
組み立てなくて良い
プロペラガードは組み立てた方が良いとは思いますが、一応組み立てはしなくてもこのまま飛行可能です。プロペラ自体柔らかくて薄いので、ちょっとやそっと壁に当たっても壊れなさそうです。ただ、やはりプロペラ自体が障害物に当たってしまうと、飛行困難で落下してしまう可能性が高いです。
小さく軽いので壊れる可能性は少ないとは言っても、やはりプロペラガードは取り付けた方が良いかなと思います。しかし、プロペラガードを取り付けると、折り畳んでコントローラーの収納スペースに入らなくなるので、この辺りちょっとジレンマ。
プロペラガード自体の取り付けは簡単でネジなど必要ありません。手でグイッと填め込むだけです。
飛行可能状態に足を開いたところがこの写真です。これでも手の平に載るくらい小さいです。
脚を折り畳んだ状態がこちら。この状態だと手の平に載せて握りきれるほど小さくなります。
重さは23.8g。ワイヤレスイヤホンより若干重いくらいです。とんでもなく軽いです。
意外と豊富な操作体系
安くて極小のドローンなので、玩具レベルを想像していたのですが、意外としっかりした操作体系があってビックリしました。100円玉と比較した写真を見ると分かりますがこんなの小さいんです。プロペラ部分を除いた本体のみだと100円玉より一回り大きいくらいです。これでしっかりドローンとして機能しているんです。
操作体系はこの写真の通りになります。少し詳しく見ると、ワンタッチの離陸、着陸キーがあります。この小ささ、この安さでこれがあったのは良い意味で驚きました。これ凄い便利なんです。また、ワンリターンキーを押すと自分の所へドローンが戻ってきます。これも無茶苦茶便利。(クリックで拡大)
一番嬉しい機能としてはやはりヘッドレスモードがあることです。ドローンは前後左右同じ形状をしているので、今ドローンがどちらを向いているのか分かりづらいんです。特に遠くに飛ばしている場合なんて更にそうで、カメラを搭載していないのでまずわかりません。しかし、ヘッドレスモードがあると、自分の向きを基準にして、十字キーを向こう側に倒したらドローンも向こう側に、十字キーを左に傾ければ左に…と言うようにわかりやすい操作性になります。
速度も三段階に変更可能です。マウスで言うところのDPIですね。例えば完全に十字キーを傾けると20km速度が出るところ、低速にすると10kmに、高速にすると30kmになる…と言った感じです。初心者は十字キーの反応が敏感すぎると、少しの傾きで言う間にスピードが出てしまい、ドローンの操作を難しく感じることもあります。これを抑制するために速度をゆっくりにできるのは有り難いです。(クリックで拡大)
バッテリー持ちは7分
バッテリーはあらかじめ内蔵されています。充電も付属のUSBケーブルを本体に接続して直接充電するか、コントローラー内のUSBケーブルで充電するかの2種類になります。
面白いと思ったのはコントローラー内で充電できることです。コントローラーはかなり大きめなのですが、その真ん中にドローンを収納するスペースがあります。そこにUSBケーブルがあるのでそれを接続すると充電できてしまいます。このコントローラーさえあれば、操作、持ち運び、収納、充電と、全てのことができてしまいます。万能コントローラーです。
折り畳んでドローンを入れるとこの写真のようになります。完全に収まりきります。蓋はカチッときちんと閉まるので持ち運び中に開いてしまうこともありません。
充電は前述したように、コントローラーでする方法以外に、付属のUSBケーブルでもできます。バッテリー容量自体小さいので、ノートPCでも余裕で充電できます。
総評
言葉の通り本当にミニのドローンです。手の平に載りきってしまいます。持ち運びの収納もコントローラーでできますし、とにかく手軽に使いたい、持ち運びや収納の場所や手間を取りたくない方には最適だと思います。
これだけ小さいながら、前述もしたように便利なワンタッチキーである離陸、着陸、リターンはありますし、初心者に優しいヘッドレスモードもあります。カメラは無いので撮影はできませんが、手軽に遊べる玩具として最適だと思います。また、本格的な高いドローンを購入する前の練習機、シミュレーションとしても、狭い部屋で飛ばすことができるので最適です。
こんな人にお勧め
- 小さいドローンが欲しい人
- 狭い部屋で飛ばせるドローンが欲しい人
- ミニドローンながら操作体系豊富なドローンが欲しい人
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