今回レビューするのは、Mpowさんのワイヤレスイヤホン『S20』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【高音質】AACのコーデックに対応し、SBCより低遅延、CDレベルの高音質の音楽が楽しめます。音像が立体的で、奥行に広がりがあります。底から鳴るように深く、レスポンスのよい重低音が感じるとともに、中高音域もスッキリとして、キレイに聞こえます。
- 【業界最先端Bluetooth5.0第2世代】最新バージョンのBluetooth5.0が採用され、通信範囲はバージョン4.2より4倍ほど拡大し、転送速度はバージョン4.2の2倍ほど早くなりました。非常にデータ転送速度が速いため、人混みの駅や地下鉄などでも音飛びが抑制され、安定した通信を行うことが可能です。動画鑑賞やゲームのプレイ時に気になる音の遅延も大幅に軽減されます
- 【15時間連続再生&400時間待機時間】大容量のバッテリーを持つ、1回で最大15時間の連続再生が可能な上に、急速充電に対応しており、10分の充電で120分再生することが魅力です。USB充電ケーブル付き、2時間でフル充電でき、最大400時間待機可能です。毎日の通勤通学や短期出張などしばらく充電ができない環境、長時間の移動でも安心して快適に使えます。マグネットが搭載されているため、くっつけてネックレスのように持ち歩くことができます。
- 【フィット感抜群】柔らかい抗菌シリコン素材のイヤーピースが絶妙に耳にフィットして、長時間使用しても痛くないです。軽量でフィット感が抜群なのに加え、遮音性がよく、音漏れを防ぎ、他人に迷惑をかけないです。ランニングやテニスなどの激しいスポーツでも落ちにくいので、特にスポーツを楽しみたい方におすすめです。防水性能IPX7を備えており、汗をかいたり雨が降ったりしても安心して使用できます。付属のイヤーピースにSML三つのサイズが入っているので、女性や耳の小さい方でも気楽に使えます。
- 【ノイズキャンセル】最先端のCVC8.0ノイズキャンセル機能を持つ、通話中の雑音を相手に伝えなく、ノイズのないクリアな通話が楽しめます。ホワイトノイズも発生しないため、原音を忠実に再現してくれます。マイクを内蔵しているので、ドライブ中やビジネスシーンなどでハンズフリーの通話も可能です。
長所と短所
- ○小型軽量のネックバンド式で安定している
- ○イヤホンがマグネットで吸着してネックレス状になる
- イヤーフックもあるしっかりした装着感
- ◎IPX7の防水性能
- ○オーソドックスな操作性
- ○音質、受信感度、遅延問題なし
- ◎音楽再生でバッテリーが12時間持つ
外観
パッケージ外観
![5C8A02DA 5C8A02DA](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/5C8A02DA.jpg)
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
![E6DFA02C E6DFA02C](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/E6DFA02C.jpg)
イヤホン。
![E6D53BF8 E6D53BF8](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/E6D53BF8.jpg)
イヤーピース。
![2B9315D4 2B9315D4](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/2B9315D4.jpg)
USBケーブル。Micro B。
![D8F6FE14 D8F6FE14](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/D8F6FE14.jpg)
注意書き。
![E8C35C36 E8C35C36](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/E8C35C36.jpg)
サンキューカード。
![4731745D 4731745D](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/4731745D.jpg)
説明書。日本語単独の物です。
![3BB46ED3 3BB46ED3](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/3BB46ED3.jpg)
動画
使用した感想
○小型軽量のネックバンド式で安定している
このワイヤレスイヤホンはネックバンドタイプです。近年は左右の左右のイヤホンを繋ぐ、ケーブルの無い完全ワイヤレスイヤホンが流行っていますが、その他にも左右のイヤホンを繋ぐケーブルがあるオーソドックスなワイヤレスイヤホンもあります。その中でまた少し変わったタイプで、首の後ろ部分が柔らかい板状(バンド)になっている物が、このようなネックバンド式ワイヤレスイヤホンと呼ばれる物です。
首の後ろ部分はゴムでちぢれたり、汗でひっついたり、衣服に引っ掛かることがありません。そのため、ケーブルがこすれることによって起こるホワイノイズがほぼ発生しない構造です。
バンドはサラサラした肌触りで、汗を掻いてもべた付くことがないのでスポーツにも向いておると思います。
![B4470D72 B4470D72](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/B4470D72.jpg)
ネックバンドの部類の中でも小型軽量です。もっとバンドが太く分厚い物もあるのですが、こちらはパッと見ではネックバンドと分からないほどです。バンドとは言っても、シリコン製なのでグネグネ自在に曲がります。どんなに曲げても折れることはありません。
イヤホン部分も小さく、100円玉と比較しても小さいことが分かります。ネックバンドはバンドがある分重くなりがちなのですが、こちらは計測したところ23.5gで軽量でした。首になにかが乗っかっている感もほぼありません。
![B8E5C182 B8E5C182](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/B8E5C182.jpg)
イヤホンの形状はカナル型。イヤーピースを耳の穴に入れるタイプ。そのため、遮音性が高く音楽に没入出来ます。音漏れも少ないです。満員電車でも遠慮なく音楽を聴くことが出来ます。また、このイヤホンは小さなかぎ爪状のイヤーフックがあります。ここはシリコンよりも柔らかいゴム製で、耳に引っ掛けても痛みが出ることはありません。
![FF17D4A4 FF17D4A4](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/FF17D4A4.jpg)
ネックバンドタイプの中でも小型軽量です。ネックバンドは興味があるけど、大仰で目立つのがイヤなんて方には、目立たないので向いていると思います。
○イヤホンがマグネットで吸着してネックレス状になる
イヤホンの背中にはマグネットが仕込まれており、画像のようにくっつきます。どのようなシーンで使用するかと言うと、知り合いに偶然会ったり、買い物のときのレジなど、一旦イヤホンを外して相手の声を聞きたい場合などです。ネックレス状にしておけるので、イヤホンがブラブラして鬱陶しくなることはなし。落下して紛失もありません。
![4F780797 4F780797](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/4F780797.jpg)
少し変わった使い方だと、机の脚などがアルミや鉄の場合、イヤホンをくっつけて保管しておけることも挙げられます。その辺に放り投げる感覚で、帰宅したらいつも利用している机の足にくっつけるなんて感じです。マグネットの吸着力は結構強いので、このイヤホンの自重くらいは余裕で固定してくれます。
![295F6D85 295F6D85](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/295F6D85.jpg)
イヤーフックもあるしっかりした装着感
イヤホンには小さなかぎ爪状のイヤーフックがあります。これは一般的な耳たぶに大きく引っ掛けるイヤーフックとは違い、画像のように『耳の穴の溝』に小さく引っ掛けるタイプです。このメリットとしては、神経がたくさん通っているところではなく鈍い部分なので、痛みが出ないことが1つ。小さいので目立たないことが1つ。
![9D4B3224 9D4B3224](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/9D4B3224.jpg)
小さいイヤーフックなので効果があるのか疑問に思う方もいると思いますが、予想以上にしっかり耳に食いつきます。激しい運動をしても全く取れる気配がありません。小さいイヤーフックなので目立ちません。
![4237A11A 4237A11A](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/4237A11A.jpg)
イヤーフックは任意で脱着可能です。イヤーピースとイヤーフックが別々になっている構造なので、必要なければイヤーフックだけ取り外すことも可能。イヤーフック無しでもイヤホンは小指の先ほどの大きさしかないので、装着感は十分です。耳の穴の大きさや形状が合わない方はイヤーフックありで、それ以外はイヤーフック無しでなんて使い方も出来ます。
![6D1D324E 6D1D324E](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/6D1D324E.jpg)
イヤーフック無しだとさらにイヤホンが小さくなります。端から見ても全く目立ちません。
![38F40120 38F40120](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/38F40120.jpg)
◎IPX7の防水性能
防水性能が7と高レベルです。画像を見るとよく分かりますが、上から2番目の強固な防水性能。『水深1m30分以内の水没からの保護』となっているので、シャワーを浴びながら使用することも可能です。台風やゲリラ豪雨でも問題ありませんし、スポーツ時にいくら汗を掻いても平気です。さらには汗を掻いた後洗面所でジャブジャブ水洗いもOK。水没で故障することはまずありません。
![](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/0B05A91F.jpg)
○オーソドックスな操作性
操作はオーソドックスです。ボタンは鎖骨にあたる部分にあるのですが、ほぼ全面ボタンとなっており、手探りでも押しやすいです。また、-、○、+と凹凸があるので、これも触ってどのボタンかすぐに分かるようになっている工夫の1つです。
![E22644C6 E22644C6](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/E22644C6.jpg)
操作は下記のようになります。他のワイヤレスイヤホンと全く同じような操作方法なので、このようなガジェットを使用したことがある方は、説明書を見ずともすぐに使用出来るようになります。
- 【電源オン】○ボタン1秒長押し
- 【電源オフ】○ボタン5秒長押し
- 【ペアリング】○ボタン3秒長押し
- 【音声アシスタント起動】○ボタン2秒長押し
- 【再生/一時停止】○ボタン楽し
- 【音量アップ】+ボタン短押し
- 【音量ダウン】-ボタン短押し
- 【次の曲】+ボタン2秒長押し
- 【前の曲】-ボタン2秒長押し
充電はネックバンドの鎖骨にあたる部分の下にあります。ゴムカバーがしてあるので、これを指でつまんで外し、USB Micro Bケーブルで充電を行います。ゴムカバーは開けやすいように小さなベロが付いています。薄い手袋をした状態でも開けられました。
![5832196D 5832196D](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/5832196D.jpg)
○音質、受信感度、遅延問題なし
音質はapt-xには非対応ですが問題なし。癖のないそのままの素直な音で聴けています。スマホと接続して音楽を聞く程度なら不満はでないと思います。
受信感度は間に壁や木の扉2枚を挟んだ状態で8m離れて実験したところ、音は全く途切れずに聴くことが出来ました。また、その状態で機械部分が入っている鎖骨のに来るボックスを手で覆いましたが、それでも音は一切途切れることはなし。受信感度はだいぶ強いです。日常生活で問題になることはないでしょう。
音ズレもスマホで映画を観て口と声でズレがあるかチェックしましたが一切ありませんでした。動画視聴でも問題なく使用できます。
○音楽再生でバッテリーが12時間持つ
音楽の連続再生で12~15時間持つと仕様上なっていますが、実際にどれくらい持つのか試してみました。その結果、音楽の連続再生で11時間59分バッテリーが持ちました。
![4BD1CD13 4BD1CD13](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/4BD1CD13.jpg)
充電では仕様だと2時間となっていますが、こちらも実際に試しました。その結果、空から満充電に掛かった時間は1時間44分でした。
![D04929E4 D04929E4](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/04/D04929E4.jpg)
総評
小型軽量のネックバンドタイプのワイヤレスヘッドホンながら、バッテリーは12時間持ちました。バッテリー持ちは十分です。最近流行りの完全ワイヤレスの場合、このバッテリー持ちがネックで、6時間持つ物はほとんどないので、バッテリー重視の方はこのようなネックバンドタイプを選ぶと良いかもしれません。
装着感もイヤーフックあり無しが任意で選べたり、激しく動いても全くずれなかったので、防水性能とあわせて考えるとスポーツ時のイヤホンに最適だと思います。
こんな人にお勧め
- 小型軽量のネックバンドタイプが欲しい人
- バッテリーが14時間持つワイヤレスイヤホンが欲しい人
- イヤーフックあり無しを任意で選べるワイヤレスイヤホンが欲しい人
- IPX7の強固な防水性能のワイヤレスイヤホンが欲しい人
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