目次
特徴
織部のシリーズに新商品が登場!
深みのある織部釉が、食卓を新しい色で彩ります。
角度を変えると虹色に映る、美しいツヤも魅力の一つです。
日常の様々なシーンで使える織部の器。ぜひご家庭で使ってみませんか。
とっつきにくい、なんてことはありません。
普段使いから御もてなしまで、気兼ねなく使えて、お料理の見栄えがグッとよくなる器たちです。
+ + +
こちらは織部の夫婦茶碗です。
食事に欠かせない、ほかほかご飯。
そんなご飯を、今日は織部のお茶碗で味わってみませんか。
白米、玄米、雑穀米、炊き込みご飯にふりかけご飯。
この色でご飯を食べるのもなかなか洒落ています。
毎日の食事に織部を。
お茶碗はいつも使うものだから、きっと一番身近に感じられる織部食器になってくれます。
長所と短所
- ○渋い
- ○大きさがち男性にはょうどいい
- ×キュッキュ嫌な音がする部分がある
はじめに
毎日する食事を美味しく食べたいと思い、食器を一新しました。今回購入した食器類は14個。本当に自分用の食器は全取っ替えです。
今回購入した先は楽天です。いつもは数クリックで簡単に購入できることや、サイトが見やすいことでAmazonを利用しているのですが、食器類に関しての品揃えは楽天の方が圧倒的でした。まあ楽天は各店が集まっている商店街のようなところなので、これはある意味必然かも知れませんね。
色々とじっくり調べた結果、品揃えや質、価格など総合的に見て『白い食器のお店M’home style』で全て購入しました。バラバラの店で買うより、一つの店で購入すれば送料無料の値段まで持って行ける可能性が高くなりますからね。今回は14店で6000円を超えるくらいだったので、5000円以上は送料無料のこの白い食器のお店M’home styleでは送料分お得となりました。
外観チェック
今回購入した白い食器のお店M’home styleは、楽天の食器店では一、二を争う人気店です。品揃えや価格のリーズナブルさを見ると納得なのですが、梱包も物凄く丁寧でした。
なんと一個一個個別に梱包。さらにその間には新聞紙などで緩衝材が。食器なので気を遣うのは当たり前なのですが、全部これ手作業なんですよね…。頭が下がります。
全て一個一個個別梱包。これなら安心。
更に個別梱包の段ボール紙を剥がすと、大きな食器の場合は更に新聞紙で梱包がありました。
そしてこれが今回購入した織部焼の飯椀。
真上から。この濃い緑がなんとも言えない渋さを醸し出しています。
模様が面白いです。
裏側。
以上、外観チェックでした。
見た目も大事
今までは利便性を重視して、軽くて電子レンジで温めても器が熱くならないポリプロピレンの食器を使っていました。しかしいかんせんプラスチックと大差ないポリプロピレンです。どうしてもデザインは単調となり、見た目で食べ物を引き立てる効果はなく、乱暴な言い方をしてしまえば餌を食べているような錯覚になることも…。
そこで今回は、高級食器とまではいかずとも、見た目食べ物を引き立ててくれるような食器を購入。条件は以下の通りで探しました。
- 和食器
- 白色ではない
- それぞれ一枚ずつ
和食器なのはやはり日本人として落ち着くからです。美的センスなど私は持ち合わせていないのですが、自然な形に歪んでいたり、色合いが自然な手書きのような感じって何故か落ち着くんですよね。この辺は日本人のDNAのなせる業なのか…。
そして色が白一色ではないもの。これも結構重視していて、白や黒一色の単調な物は飽きてしまいました。要はちょっと変わった物。変化球が欲しくなったんです。
今までは同じ食器を2枚ずつ揃えていたのですが、今回は色々な食器を試したいので各種1枚ずつ購入しました。具体的には飯椀、汁椀、マグカップ、ラーメンどんぶり、大皿、中皿、小皿、大鉢、中鉢、小鉢、カレー(パスタ)皿、刺身皿、カフェボウル、箸置き、レンゲの14種類です。
キュッキュ音がする
この飯椀の気になる点は、飯椀外側の下半分の緑部分と内側を指で触るとキュッキュ音がすることです。例えれば黒板に爪を立てて引っ掻いたあの不快な音に似ています。正直これは失敗したかと思いました。しかし、外側の部分は持ち方を気を付けて触らないことが可能ですし、内側ほどはキュッキュ鳴りません。一方、内側の表面は本当にツルツルしていて、指で触るとゾワゾワする程キュッキュ鳴ります。これが苦手な人は我慢できないかも…。ただまあ内側部分は普段指で触るわけないので問題無いといえば無いのですが…。
陶器の取り扱い
陶器の取り扱い方は結構デリケートで、水分が染みてしまうとか、電子レンジに使えないとかあるのですが、この飯椀は電子レンジ、食洗機ともOKです。その点では他の陶器製品よりも扱いやすい飯椀かと思います。また、水分が染み込む特性ですが、釉薬が塗ってあるのでそれほど気にすることは無いと聞いていたのですが使ってみるまで不安でした。実際に使ってみると、納豆や醤油、焼き肉のたれを気にせず触れさせていますが、染み込む様子も無く、普通に使っていて問題無さそうです。それほど気にしなくて良いみたいですね。
陶器はこのような特性があるので、気になる方は素材はなにか確認し、磁器を選ぶと良いかと思います。ただ、飯椀は陶器が多いみたいで、磁器の飯椀の選択肢はそれほど多くありませんでした。このことからも大衆に陶器の飯椀が使われていることが分かるので、やはり飯椀に陶器はスタンダードのようなので、気にしなくても良さそうです。
織部焼
この飯椀は千利休の弟子である古田織部の指導で創始された古田織部好みの焼き方、模様、色(緑)だそうです。古田織部と言えば私的には漫画の『へうげもの』です。何を描くそうこの飯椀を選んだのはへうげものの影響からです。
濃い緑色に変わった模様で面白く、食卓にちょっとしたアクセントになって中々面白い飯椀です。このような選び方もまあありと言うことで…。
食べ物を入れてみた
実際にご飯を入れてみました。
思ったより量が入るので男性にも十分かと思います。
総評
へうげもので古田織部を詳しく知ったので、たまたま調べていて古田織部の名前を見てこの飯椀を購入しました。外側の下の部分と中身を指で触るとキュッキュ音がするのは気になりますが、面白いデザインで色も珍しく、なにより二田織部が好んだと言われる織部焼の飯椀を使うことができました。まあ高いと言っても800円強の物ですからね。こんな選び方もありでしょう。
こんな人にお勧め
- 変わってデザインや色が好きな人
- 古田織部が好きな人
- へうげものが好きな人
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