漫画全話レビュー「めぞん一刻 番外編「一刻島ナンパ始末記」」 評価はまだありません

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掲載情報

掲載雑誌
  • ビックコミックスピリッツ 1983年8月20日号 増刊号

 

アニメでは

 

時系列とでき事
  • 1983年8月 一刻館住人無人島(と勘違いして)で遭難する

 

この頃のでき事
  • 8月7日 - 成田空港-千葉港間の燃料パイプライン完成。
  • 8月7日 - 甲斐バンドが、東京新宿副都心都有5号地で野外コンサート-THE BIG GIGを開催。3万人を集める。
  • 8月10日 - フランスがチャド内戦に軍事介入。
  • 8月12日 - 防衛庁がパトリオットミサイルの導入決定。
  • 8月15日 - 協和発酵工業元会長で同社中興の祖と言われた加藤辨三郎が死去。
  • 8月21日 - フィリピンのベニグノ・アキノ元上院議員暗殺。
  • 8月21日 - 第65回全国高校野球選手権大会は大阪・PL学園高校が桑田真澄・清原和博の1年生コンビの活躍で5年ぶり2度目の優勝。前日の準決勝で池田高校の史上初となる甲子園3連覇を阻止。
  • 8月30日 - ガイオン・ブルーフォードがアフリカ系アメリカ人として初めて宇宙へ飛び立つ(STS-8)。

 

あらすじ

三鷹さんのクルーザーで海に出た一刻館一行と三鷹さん。流されて無人島に遭難してしまいます。響子さんを不自由させないために必死の五代君と三鷹さんですが、他の一刻館住人は相変わらず脳天気。そんな中どこからともなく四谷さんは食料を持ってくるのですが…。

 

みどころ

  • 涙ぐましい努力をする五代君と三鷹さん

 

はじめに

めぞん一刻は定期的に閑話休題があるのですが、その中でも本当に一番の閑話休題で、ビックコミックスピリッツ増刊号に掲載された、正真正銘の番外編です。

 

無人島に来ても立ち位置変わらず

今回は三鷹さんが買った中古のクルーザーが、一刻館住人の宴会で壊れ、無人島に漂流し遭難してしまう話なのですが、こんなに追い込まれた状況になっても、それぞれの関係性ややることは普段と変わりませんでした。

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五代君と三鷹さんは響子さんのために頑張り、一刻館住人はこの状況でもお気楽で宴会です。また、五代君は必要以上に悲観し、一刻館住人は必要以上に楽観。性格も変わりません。

 

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管理人さんの水着

管理人さんの水着は今回以外と大胆でした。上下ビキニでかなり小さめ。そしていつもの如く箒で掃除をしていましたが、その箒はどこから…。

【差し替え】

 

四谷さんだけが知っていた

実はこの無人島は無人島ではなく、崖を超えた反対側は普通に民家があり町がある作りになっているのですが、上手いこと四谷さんがそちらの探索を担当したことにより、このことを知っているのは四谷さんだけとなってしまいます。その四谷さんはこのことを1週間誰にも知らせず、他の人たちはずっと無人島だと思って大変な思いをしていました。と言うことは、一の瀬さんも朱美さんも無人島だと思っているはずなのですが、それでも宴会をし楽観視して1週間過ごすのは凄いです。

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しかしこれは洒落にならないような…。これを知ったときの五代君、響子さん、三鷹さんの反応は容易に想像が付くのですが、同じく騙されていた一の瀬さんと朱美さんはどういう反応をするんでしょうね。

 

総評

今回はビックコミックスピリッツ増刊号掲載の番外編でした。60話が8月15日号、番外編が8月20日号、61話が8月30日号で、ここ3話はほぼ週刊連載と変わりませんでした。さらにこの時期うる星やつらも同時に連載していたので、もの凄いハードなスケジュールだったんでしょうね。

 

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