目次
あらすじ
ジオン公国で「木星帰りの男」と呼ばれるシャリア・ブル。ニュータイプと認定されたシャリア・ブルは、ギレン総帥の命を受け、キシリアのもとに向かった。モビルアーマー“ブラウ・ブロ”を受領し、出撃するシャリア・ブル。だが、アムロはガンダムの背後からのオールレンジ攻撃を着実に回避し、一気に反撃に転じていく。
見どころ
- ニュータイプ、シャリア・ブル
- アムロの反応速度
初登場人物
ジオン軍
- シャリア・ブル
死亡登場人物
ジオン軍
- シャリア・ブル(ガンダムに撃破され死亡)
- シムス・アル・バハロフ(ガンダムに撃破され死亡)
初登場メカ
ジオン軍
- ドロス
- エルメス
はじめに
今回はニュータイプとハッキリ謳われるシャリア・ブルが登場します。また、発達したアムロの能力にガンダムの反応速度が付いていけなくもなり、ニュータイプがクローズアップされる回です。
放送内容
ナレーション
ソロモンあたりから本当にナレーションでの説明が多くなりました。
今まではオープニングで、1年戦争の始まりと経緯を恒例のテンプレ通りナレーションするだけだったのですが、ソロモン辺りからは現状の説明や登場人物の心理、今後の展望までをもナレーションで語るようになりました。打ち切りが決まり、物語を就職させなければならないので、この辺は苦労したんでしょうね。
エルメス
今回冒頭にララァの乗るエルメスが登場しました。このエルメスは結構大きくて全長85.4mです。ガンダムが全長18mなので、約5倍の大きさですね。
このエルメスはサイコミュシステムにより無線ビットがコントロール可能で、ニュータイプのみが操作できるニュータイプ専用武器です。今回冒頭では、その無線ビットを使って連邦のユニットを破壊していました。しかしつい3ヶ月前までは、宇宙のほとんどと地球のいくつかの地域まで支配していたジオンが、このようなゲリラ戦のようなことしかできなくなるとは点。栄枯盛衰ですね。
そして有名な話ですが、このエルメスとの名前が商標に引っ掛かり、未だに商売として出し商品には名前が付けられず、「ララァ・スン専用モビルアーマー」なんて苦しい名前で商品化されています。
シャリア・ブル
今回明確にニュータイプとされる人間が実戦投入されましたが、このシャリア・ブルは木星帰りです。
Zガンダムでもそうだったのですが、木星帰りにニュータイプは多いです。一応設定としては、人類が進出できる宇宙の果ての過酷な環境にいるので、能力が花開くみたいなことのようです。ドラゴンボールのサイヤ人が過酷な重力で生活しているので強いみたいなもんです。
サイキック
ZガンダムやガンダムZZは、終盤超能力バトルのようになり、なんだかなあと思うところもあるのですが、実はこの1stでもそれに似通ったサイキックあるんですよね。金縛りだったり直接的サイキックではないので抑えめですし受け入れられるのですが、宇宙で会話に近い感応をしたり、遠くに存在を感じたり。
また、アムロとララァは運命的な関係みたいに描かれているのですが、実際に会ったのは、サイド6の白鳥のシーンとと、シャアと共に車を引いて貰ったしシーンの2回のみで、合計でも10分ないくらいしか会っていません。まあこれだけしか会っていないのに惹き合うという現象こそが、ニュータイプ能力の特別さを表しているのでしょうけどね。
アムロのニュータイプ能力の発達
以前からちらほら出てはいたのですが、今回アムロの反応速度にガンダムの機体がついて行けなくなりオーバーヒートしていました。
ガンダムの性能すら超えるアムロの反応速度…。最初は操縦するだけで手一杯だったんですけどね。いかにアムロが成長、覚醒したか、そしてニュータイプの凄さを表しているのでしょう。それと[共に、助っ人に来たカイやハヤトを足手まとい扱いをしていました。そこまで人間離れしてしまったんですね。
総評
今回は完全にニュータイプとされる相手と初めてアムロが戦いました。ニュータイプvsニュータイプですね。シャアは…まあ…なり損ないとか色々あるのですが、この時まだニュータイプとして覚醒していないようなので一旦除外です。しかしそんなニュータイプ相手ですらアムロはたった1話で倒してしまいました。終盤は結構重要なキャラが登場しては1話で死ぬなんてあって忙しいです。
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