今回レビューするのは、QK.Kさんのプロジェクターです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ★【明るさと画質はどうでしょうか?】弊社のMV-08プロジェクターは7500LMの高輝度が備えて、鮮明な画面を実現します。また、他社の小型プロジェクターの画質と比べると、当社のプロジェクターは480Pからネイティブ720Pまで改善しました。そのほか、コントラスト比も5000:1まであげました。
- ★【スマホとどのように接続しますか?】最新のWiFiモジュールが内蔵され、wifi経由でiOSとAndroidデバイスにすばやく接続でき、スマホの画面を簡単にミラーリングできます。しかも、USBケーブルで有線接続もできます。追加のHDMIアダプターが必要なし、操作が簡単で、接続が速いです。
- ★【スクリーンを別に購入しますか?】必要がありません。このホームプロジェクターは100インチの専用のスクリーンが付属されています。屋外キャンプや旅行に連れて、屋外映画が楽しめます。
- ★【ハイパワーのスピーカーが内蔵】ハイパワーのスピーカーが内蔵しております。AUXケーブルを利用して、外部スピーカーを繋げ、シネマもゲームも臨場感のあるサウンドを楽しめます。ホームシアターになれます。ご注意:動作音の仕様は63dbです。
- ★【60000時間の長寿命&台形補正】このポータブルプロジェクターのLEDランプの寿命は60000時間あり、長時間利用できます。他のプロジェクターより10000の使用時間が長いです。このプロジェクターは台形補正機能が上へ7度、下へ7度の調整も簡単に行えます。簡単に高品質の映像や音楽を投写できます。
長所と短所
- ○小型軽量で扱いやすい
- ○プロジェクタースクリーンが付属している
- ○台形補正機能がある
- ○操作が簡単
- ○映像の明るさは十分なので見やすい
- ○色々なソースを表示できる
- ◎Wi-Fi接続での遅延が少ない
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
プロジェクター本体。
レンズカバー。
リモコン。
プロジェクタースクリーン。
レンズクリーナー、綿棒、ドライバー。
電源コード。
HDMIケーブル。
AVケーブル。
クリップ、両面テープ。(プロジェクタースクリーンを引っ掛ける用)
画面の汚れを綺麗にするためのガイド。
説明書。日本語単独の物。
動画
スペック
- 【ディスプレイ技術】LCD
- 【対応できる解像度】1920×1080
- 【投影ランプ】LED
- 【投影距離】1-5m
- 【投影サイズ】32-170インチ
- 【投影モード】フロント/リア/フロント天井吊り
- 【アスペクト比】4:3/16:9
- 【フォーカス】手動
- 【キーストーン】上へ7度/下へ7度
- 【電源入力】100V-240V、50/60Hz
- 【出力】Aux
- 【入力端子】AV/TF/HDMI/USB/VGA
- 【スピーカー】2w×2
- 【重さ】911g
- 【対応の音楽の形式】wma/mp3/m4a(aac)
- 【対応の画像の形式】jpeg/bmp/png
- 【対応の動画の形式】mpeg1/mpeg2/mpeg4/rm/avi/rmvb/mov/mkv/divx/vob/m-jpg
使用した感想
○小型軽量で扱いやすい
このプロジェクターは比較的小型軽量です。一般的なフルサイズのプロジェクターより一回りか二回り小さいです。重さも1042gと、ちょうど1kgくらいなので軽く、仕舞ったり出したりも苦ではありません。
大きさを計測すると、幅約21cm×奥行き約16cm×高さ約8cm。
後述しますが、小さいながら機能は一般的なプロジェクターと変わらないので、一般家庭で普通に使う分には全く問題のない性能です。
○プロジェクタースクリーンが付属している
お得なのはプロジェクタースクリーンが付属していることです。しかも100インチの大サイズなので、はじめてプロジェクターを購入する方は、これを1つ買えば全てセットになっているのでお得ですし楽です。
付属しているスクリーンは布製です。布製なのでシーツと同じように折りたたんで収納出来ますし、シワもできづらいです。
使用方法も簡単で、上に穴が空いているので、そこにフックを引っ掛けるだけです。壁に取り付けるフックは付属しています。両面テープ付きなので簡単に貼り付けられます。
○台形補正機能がある
プロジェクターで必須の台形補正機能もきちんとあります。構造はシンプルで、底中央に角度調整ネジがあるので、出したり引っ込めたりするだけです。角度は上下に7度ずつで合計14度まで対応しています。
この角度調整ができないと、スクリーンと同じ高さにプロジェクターを置かなければならず、設置が結構面倒になってしまいます。しかし、こちらのように台形補正機能があれば、設置位置が多少高かったり低くても簡単に調整できるので便利です。
操作方法は簡単で、上面にあるツマミを左右に指で動かすだけです。手前側の細い物がそれで、キーストーンと表示されています。奥側の太いツマミはフォーカスで、映像をハッキリ映し出し場合の調整に使用します。
○操作が簡単
操作は非常に簡単です。本体上部にボタンがありますす。リモコンも付属しています。基本的にはリモコンで操作した方が便利ですが、本体上部だけでも全ての操作をすることができます。
リモコンは一般的な物で、単四電池2本が必要です。電池は付属していないので別途用意する必要があります。
リモコンで操作した方が楽なので、通常はこちらをお勧めします。でんどうせずっと使用する物なので、エネループなどの充電池が便利です。
画面の操作方法も簡単で、ホーム画面は画像のようにパネルのようになっています。スマホなどと似た画面でわかりやすいですね。この画面でボタンの上下左右を押してメニューを選択。設定、操作したい項目でOKボタンを押して詳細に入る。その詳細でいじりたい部分でステータスを変更。このように順を追って操作していくだけなので初心者でも簡単にできます。
プロジェクターにはステレオスピーカー(2W×2)が備わっているので、本体からしっかりと音が出ます。音量の変更もプロジェクターででき、非常に大きくて迫力のある音を出すことができます。
早送りや巻き戻し、動画の変更など、リモコンだとボタンでできますが、本体のボタンでも、画像のような操作画面を出すことにより簡単に行うことができます。
投影方法も複数から選べます。通常の投影以外、天井から逆さ釣りしたときにも、きちんと映像の反転ができます。普通に机の上に設置しても良いですし、天井から逆さ吊りにしても使用できるので活用の幅は広いです。
○映像の明るさは十分なので見やすい
肝心の映像の明るさですが十分でした。明暗がくっきりしています。部屋を通常のように蛍光灯を付けたまま使用して見たのですが、映像や文字は薄くはなるのものの見ることができました。
映画などだと字幕もあるので文字の見え方も重要です。その点も全く問題なく、くっきりハッキリ、そしてボケることもなく表示されました。洋画などを字幕で見る方にも問題ありません。
○色々なソースを表示できる
小型のプロジェクターなのですが、入力ソースは画像のように5つもあって豊富です。また、後述しますが、スマホとWi-Fi接続もできるので、実質6つと言って良いのかもしれません。
簡単に説明すると、AV端子は赤、白、黄色の端子がある、古いビデオデッキやDVDプレイヤーなどと接続する物です。Micro SDカードスロットには、そこに入った動画や音楽、画像を再生することができます。HDMI端子はTVチューナー、ゲーム機、PCなど、現在よく使われている機器と直接接続できます。USB端子ではUSBメモリに入れた動画や音楽、画像を再生。VGA端子は古いPCと接続。このような感じで、ありとあらゆる機器に接続出来るように設計されています。
画像はUSBメモリを差し込んだところです。端子類は側面にあるので、こちらに色々なメディアやケーブルを差し込んで使用します。
USBメモリやSDカードから再生する場合、そのソースをホーム画面から選び、再生する種類を選択します。
正しく接続されていると、そのメディア表示され、中に入っている動¥ファイルなどが表示されるので、それを選択すると再生されます。
色々な入力ソースに対応しているので、ご家庭の機器はほぼ網羅すると思います。また、再生方法も以上のように順を追っていくだけなので簡単です。
◎Wi-Fi接続での遅延が少ない
このプロジェクターは、Wi-Fiに接続し、スマホやタブレットの画面をそのままプロジェクターに映し出すことができます。これをMiraCastと言います。これは非常に便利なのでお勧めです。やり方を以下に記載します。
- プロジェクターの『設定』からWi-Fi設定(使用するWi-Fiを選択してパスワードを入力)を行ってネットに接続する
- プロジェクターの『MiraCast』を選択する
- スマホの設定から『MiraCast(画面のキャスト)』を選択する
- 出てきた端末『NETLINK-02CA』を選択する
このたった4ステップで接続が完了し、次回からはプロジェクターでMiraCastを選び、スマホで画面のキャストを選べば、簡単にスマホの映像がプロジェクターに投影されます。
MiraCastのなにが便利かというと、以下のような事になります。
- スマホに入っている動画、音楽、画像など全てのメディア資産をプロジェクターで活用できる
- 操作をスマホで行えるので早送りやファイルの選択がスムーズにできる
- メディアファイルだけではなく、WEB閲覧などその他の作業も全てプロジェクターに投影される
今はスマホに多くの動画や音楽を入れている方が多いと思いますが、それら全てをなんの手間もいらずにプロジェクターへ映し出すことができます。USBメモリやSDカードに動画ファイルをいちいちコピーしたりしなくて良いんです。
操作性も抜群に向上します。プロジェクターでできる操作は、本体上部のボタンか、付属のリモコンで行うのですが、これらに頼ることなく、いつものようにスマホを操作すれば良いんです。つまり、早送りやファイルの選択、音量の変更など、スマホで行えばプロジェクターにも反映されるので、操作性が飛躍的に向上します。
今回のMira Castで良かったことは、遅延が非常に少ないことです。無線で接続するのでどうしても遅延あるのですが、それが0.5秒もないくらいでした。スマホの映像がほぼリアルタイムでプロジェクターに映し出されます。これは、プロジェクターの映像を見ながらスマホを操作する場合は重要です。中には1秒や2秒遅延があるプロジェクターもあるので注意してください。
スマホとプロジェクターの遅延の少なさに関しては、動画にアップしているので気になる方はご覧下さい。
総評
小型軽量ながら性能は十分で、入力ソースも大きなプロジェクターに劣らないほど多いです。家にある機器はほぼこれに繋がると思います。
最近のプロジェクターは、安価な物でもWi-Fi機能があり、スマホと繋がる物が多いです。しかし、プロジェクターによっては、スマホとプロジェクターで遅延が1,2秒出てしまいます。しかし、こちらは前述のように、0.5秒もないくらいなので、スマホでの操作がスムーズに行えます。
スマホと接続する手順も4ステップだけで非常に簡単だったので、初心者にもお勧めできるプロジェクターだと思います。
こんな人にお勧め
- はじめてのプロジェクターを購入する人
- スマホの映像をプロジェクターに投影したい人
- スマホとプロジェクターの映像に遅延がほとんどない物が欲しい人
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