今回レポートするのは、Google AdSenseさんの税務情報の入力方法のレポートです。
2021年3月10日未明、Google AdSense利用者に突然税務情報を入力するようにとの警告が来ました。びっくりして色々調べて完了したのでその方法を書いていきます。
それでは早速レポートを書いていきたいと思います。
レポート
Google AdSense税務情報とは?
2021年3月10日未明、たまたまGoogle AdSenseのページを確認したら、上に税務情報を入れる用にとの警告。ビックリしました。これを入力しないと支払いが保留、または税金が30%取られるとのこと。
なにか自分は悪いことをしたのかと冷や汗をかきましたが、どうやらそういうことではなく、YouTuberにもブロガーにも、Google AdSenseを利用している方には全員通知が行っているようです。
アメリカ財務省がネットの徴税に力を入れている子との一環で、主にアメリカのユーザー、アメリカのユーザーをターゲットにしたアメリカ外のYouTuberやブロガーから税金を取るためのようです。
きちんと申請すれば日本に住んでいて、アメリカ相手に商売していない私たちは税金を取られません。税金を取られないようにするために申請と捉えていただいて問題ありません。
ちなみに、これは日本の国税庁などとは関係がないようです。あくまでアメリカの財務省への書類提出となります。そのため、日本の税務署からなにか提出されるとか、所得がおかしいぞコラと怒られるようなこともありません。…今のところはですが。将来的にGoogleと日本の税務署も連携されるかもしれませんが…。
申請の仕方
それでは申請の仕方を順を追って解説していきます。色々調べて自分でやった方法なので、このやり方で間違っている部分があるかもしれません。各自自分用に変更しなければならない部分もあるかもしれません。間違っていても責任は持てないので、各自他にも調べて行って下さい
まずはGoogle AdSenseの上部に出ている警告文から『税務情報を管理』をクリック。
入力画面に遷移します。私は個人のブログをやっているのでまず『個人』をチェック。
その次に、アメリカ国民かどうか質問がありますが、私は日本人なので『いいえ』にチェック。
申請用紙のタイプを選ぶところでは、アメリカ以外の国での標準フォーマットとされている『W-8BEN』をクリック。
ここから本格的に入力していきます。まずは個人名ですが、ここはローマ字で記入して下さい。全角や日本語だとエラーになります。『Taro Yamada』などですね。
次のDBAは個人で利用している方は空欄でOK。
最後のTINは納税番号とのことで、これが1番困りました。調べると日本の場合はマイナンバーで良いようです。マイナンバーカード取得しておいて良かった…。TINは外国のTINと米国のTINと2つ入力欄がありますが、もちろん、私は日本人なので外国のTIN覧に記入します。
次に居住している住所を記入します。ここも半角ローマ字で入力して下さい。
英語で住所をどう入力すれば良いのか分からない方は、変換してくれるサイトがあるので、以下のようなところを利用しましょう。
次に法令への同意などをチェックしていきます。アメリカと租税条約を結んでいる国は税金が掛かりません。日本もそうです。なので、国は日本を選択。その後も第なん条などを選択して税率は0%を選択。
これまでの入力により、申請書のドキュメントが完成したので、それを正しいかどうかチェックします。
最後に、本当にアメリカ国内で商売していたり、アメリカ相手に商売していませんよと宣誓します。アメリカで活動を行ったことがありますか?と聞かれるので『いいえ』をチェック。
本当に最後に、新規または既存のお支払いプロファイルをチェック。これは、過去にGoogle AdSenseで報酬を受け取っていても、税務情報を提出するのが初めてなので、こちらのチェックで問題ないと思われます。なにせ日本のGoogle AdSenseユーザーにこんなのが送られて来たのは初めてですからね。
すぐに申請が提出、受理されて完了です。なお、一度作成して申請した税務情報も、右の『新しいフォームを送信』をチェックすると最初から書き直しができます。
これで税務情報の申請は終わりです。お疲れ様でした。
総評
突然朝方に税務情報を入力しろなんて出てビックリしました。なにか悪いことをしたのか…と。単にアメリカの財務省が、アメリカ国内、もしくはアメリカ国外でも、アメリカ国民相手にGoogle AdSenseで収益を上げている方から徴税するためにもののようです。日本人が日本人相手に行っている場合は税金は掛からないようです。
この申請をしないと、Google AdSenseから支払いが保留されたり、最大30%の税金が差し引かれたりするので皆さんやっておきましょう。ちなみに、マイナンバーを入力できない場合もそうなる可能性が高いので、この際マイナンバーカードを取得した方が良いと思います。
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