今回レビューするのは、DOZZIさんのモバイルバッテリー『DY11』です。
容量は10000mAhとスマホ1台持ち程度なら問題なく、それでいてコンパクトで持ちやすいモバイルバッテリーになっています。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ◐【大容量ながらコンパクト】:10000mAhの大容量ながら、コンパクトです。iPhone Xに約3回、Galaxy S9に約2.3回、iPad Air (2018, 9.7インチ)に約1回の充電が可能です。出張、旅行やキャンプなど電源の取りにくい環境でもスマホの電源を心配しなくて済みます。
- ◐【3in1入力・ケーブル1本で充/蓄電】:MicroUSB、ライトニング、Type-Cそれぞれに対応する3規格入力ポートがあり、Android、iOSを問わず、どんなタイプのデバイスを使っていても、手持ちのUSBケーブル1本でモバイルバッテリー本体にもデバイスにも充電可能、余分にバッテリー用の充電ケーブルを用意する必要がなくなり、荷物を少なくまとめることができます。USBの差込口は2つありますので、スマホを2台同時に充電できて大変便利です。携帯充電器は5V/2.1Aと5V/1.0Aの出力で、スマートフォンの急速充電に対応可能です。タブレットの充電も可能です。携帯とタブレットの2つの機器の移動に安心できます。
- ◐【LCD残量確認&懐中電灯付き】:LCDライト付きなので、バッテリーの残量が一目で確認することができる液晶ディスプレイも魅力的です。 LCD-前窓口に残量表示ランプが搭載されて,充電が開始すると、LCDパネルの蓄電量数字は少しずつ増え、100%まで表示すると充電完了。さらに、高輝度LEDライトも備え、夜間での外出、キャンプなどのときに懐中電灯として使え、フル充電の場合約30時間も持続点灯できます。電源ボタンを2回連続で押すとLEDライト点灯。停電/緊急時には照明ライト、スマホ充電器と一台二役で使用できます。
- ◐【鏡面仕上げデザイン】鏡面仕上げデザインを採用し、ガラス製の表面で高級感に溢れています。外郭は高度的抗酸素難燃材料を使用し、省エネで放熱に優れています。内部は過充電、過電圧保護や温度管理など優れた機能を搭載し、充電によって生じる恐れのある放熱や発熱といった症状からお客様とお使いの機器を保護します。
- 本商品は【PSE認証】を取得しました。高品質のA+リチウムポリマー電池の採用しており、商品を長持ちすることができます。
長所と短所
- ○コンパクトで持ち運びしやすい
- △表面に指紋や皮脂が付きやすい
- ○バッテリー残量が数値で正確に分かる
- ○容量は10000mAhで通常使用に問題なし
- ◎Lightning、USB Micro B、Type-Cの3種類でモバイルバッテリーを充電できる
- ○出力問題なし
- ○LEDライト機能がある
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
モバイルバッテリー。
USBケーブル。
説明書。1枚ですが日本語単独の物です。
スペック
- バッテリータイプ:リチウムポリマーバッテリー
- バッテリー容量:10000mAh/37Wh
- サイズ:約99*65*23mm
- 重量:約193g
- 出力電圧:DC 5V/2.1A(MAX)、5V/1A
- 入力電圧:(microUSB、Lingtning、Type-C)5V/2A(MAX)
- 本体へ満充電時間:約5時間(2Aの充電器)
- 使用環境温度:-10℃~45℃
- 推奨使用回数:約500回
- LEDライト照射距離:5-10m
使用した感想
○コンパクトで持ち運びしやすい
このモバイルバッテリーの特徴としてはコンパクトで持ち運びしやすいことが挙げられます。ただ、縦、横は短いのですが、厚みは結構あります。薄いモバイルバッテリーではありませんが、その分縦横が短くなっています。パンツのポケットにも余裕で入りますが、ワイシャツの胸ポケットには入りません。
画像のように片手で簡単に持てますし、千円札と比較してもそれよりずっと小さいです。重さは196.2gなので小ささの割りには結構ずっしりしています。
手持ちの5.5インチスマホと比較した画像です。やはり縦横は短く、5.5インチスマホよりもずっと小さいです。ただ、やはり厚みがあるので、この小ささのスマホと同じ感覚と想像すると違います。
実際に計測すると、縦9.93cm×横6.23cm×厚さ2.21cmでした。
電源ボタンは側面にあり、1回押すとバッテリー残量が表示され、2回連続して押すとLEDライトが点灯、消灯します。また、角にはストラップホールがあるので、バッグなどに取り付けておくこともできます。
△表面に指紋や皮脂が付きやすい
表面と裏面はツルテカの薄いガラス膜が張られているような素材です。綺麗なのですが指紋や皮脂が良くつきます。この辺り気にする方は注意してください。ガラスのような素材とは言っても、ちょっとやそっと落としたくらいでは割れそうにありません。
デザイン性は良いです。液晶画面がどこにあるかもわからなので一体感があります。電源ボタンを押したり、USBケーブルを繋げるとバッテリー残量が表示されるのですが、区切りのないこの表面に浮いて出てくる感じになりお洒落です。
○バッテリー残量が数値で正確に分かる
バッテリー残量表示は数値で正確にわかります。前述した側面のボタンを1回押すと表示されます。また、その横には現在どのような挙動をしているのかがも表示されます。外部機器を充電中の出力の場合はOUT。このモバイルバッテリーを充電している入力のときはINとなります。
○容量は10000mAhで通常使用に問題なし
バッテリー容量は10000mAhです。大容量の物は20000mAh程度の物もありますが、スマホ1台持ち程度で運用するならこれくらいの容量で全く問題ありません。むしろ必要以上に大容量だと、そんなに使わないのに大きく重い物を無駄に持ち歩くだけになってしまいます。自分の用途を考えて適量のモバイルバッテリーを選んでください。
10000mAhはスマホ1台+α(デジカメやワイヤレスイヤホンなどバッテリー容量の小さい物)にちょうど良いと思います。逆にスマホホ2台以上やタブレット、ノーとPCに使用するなら20000mAhくらいあった方が安心です。
◎Lightning、USB Micro B、Type-Cの3種類でモバイルバッテリーを充電できる
ユニークな機能として、入力ポートが3種類3ポートあります。iPhone系で使用されるLightningポート。スマホで現在多く使用されているUSB Micro B。今後主流になっていく裏表のないUSB Type-C。何故か充実した入力ソースです。
出力は一般的なUSB Type-Aで2ポートあります。出力数は上のポートが2.1Aの高速充電対応。下のポートが通常の1A対応となっています。また、同時に2大の出力も可能。急速充電対応のポートは色がオレンジになっており、横のアイコンも雷マークが2つになっているので視覚的にもわかりやすいです。
○出力問題なし
外部機器への充電は2つのポートとも問題なく正常にできました。数値も問題ありません。充電の際にボタンを押す必要もなく、USBケーブルで繋げたら自動的に充電が始まります。
画像は急速充電非対応のスマホに給電している様子です。きちんと5V、1A程度出ています。
○LEDライト機能がある
オマケ機能としてLEDライトがあります。モバイルバッテリーなのですが、簡易的な懐中電灯にもなります。使用方法は前述もしましたが、側面のボタンを2回押しです。感覚的にはダブルクリックと表現した方が分かりやすいでしょうか。消すときもダブルクリックです。
画像は真っ暗な机の下をこのモバイルバッテリーのLEDライトで照らしている様子です。照射距離が5~10mなので、そこまで強力なLEDライトではありません。あくまでオマケ機能なのですが、DIYなどでちょっとその辺を照らすには十分です。本格的な懐中電灯の明るさにはなりません。
総評
パンツのポケットに入れて持ち運びたいなら最適なモバイルバッテリーだと思います。厚みはありますが、縦横が短いので簡単にポケットに出し入れできます。
10000mAhの容量もスマホ1台持ちの方ならベストな容量だと思います。スマホ1台持ちで無理にこれより大容量にしても使う機会はほぼないと思います。
こんな人にお勧め
- 小さいモバイルバッテリーが欲しい人
- モバイルバッテリーをポケットに入れて持ち運びたい人
- 懐中電灯機能のあるモバイルバッテリーが欲しい人
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