今回レビューするのは、DOMY HOMEさんのCPUスタンド『DMH-C20』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【デスク周りのメンテナンスがスムーズに】PCなどを床に直接置くと、掃除の際に移動が大変。当製品はキャスター付きなので移動が簡単。
- 【収納にも便利】PCだけでなく、普段使うカバンをサッと収納。カバンが手元にあるので、中身を気軽に出し入れできます。
- 【メラミン加工】より長くご使用いただけるよう、天板と可動板には、キズや水に強い耐久性にも優れたメラミン加工を施しています。
- 【キャスター付きCPUスタンド】タワー型のパソコンをお使いの方にオススメのキャスター付きのPC台です!キャスター2輪にストッパーが付いているので、いざという時に心配という方にも安心です
- 【製品サイズ】約幅40㎝×奥行25㎝×高さ7㎝。製品重量:約1.2kg。総耐荷重:約18kg。材質:本体/合成樹脂化粧パーティクルボード(メラミン加工)。キャスター/ABS。
長所と短所
- ○組み立てが簡単
- ×組み立てに力が必要
- ○PCを乗せて手軽に移動できる
- ○車輪ストッパーがある
- ◎PCケースのゴム足が設置するので振動しない
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
台。
予備のネジ1本、ネジ16本。
ミニドライバー。
キャスター。
スペック
- ■製品サイズ:(約)幅40cm×奥行25cm×高さ7cm
- ■製品重量:約1.2KG
- ■総耐荷重:約18kg
- ■材質:本体/合成樹脂化粧パーティクルボード(メラミン加工)、キャスター/ABS
- ■梱包サイズ:約幅47cm×奥行28.5cm×高さ7cm
- ■梱包重量:約1.7KG
- ■出荷形態:お客様組立式
- ■生産国:中国
- ■保証期間:一年【初期不良のみ】
- ■カラー:オーク、ウォルナット
使用した感想
○組み立てが簡単
組み立ては非常に簡単です。構造がシンプルなので、台にキャスターを4カ所ネジで止めるだけです。私は側板なしのバージョンを購入したのですが、側板ありの場合は側板もネジで止めるようですが、それでも簡単です。
組み立てらしいことはこれだけなので説明書を見る必要もなく完成。拍子抜けするほど工程自体は簡単です。
×組み立てに力が必要
前述したように組み立ての『工程』自体は物凄く簡単なのですが、ネジを締めるのに力が必要でした。
このCPUスタンドは木製の台で、ネジ穴は目印程度に浅くしか空いていません。つまり、ネジを締めながら自力で穴を掘っていく状態です。その際、木製の台に体重を掛け、更に力一杯押す込みながらドライバーでネジを回します。回しきるまでこの感じが続くので、成人男性の私でも結構大変で腕が疲れました。女性だとかなり辛い作業になるかも…。できたら男性の手を借りた方が良いと思いますが、一応女性でも目一杯力を掛ければできるとは思います。もう少し穴を深く空けておいて欲しかったところ。
ネジを締めながら自力で穴を開けていくので、木くずが多少出ます。汚れてっほしくないところではやらない方が良いです。組み立て語は掃除必須です。
○PCを乗せて手軽に移動できる
CPUスタンドと言う名前は少し分かりづらいのですが、要はパソコンスタンド、パソコン置き、パソコンを乗っけて簡単に移動できる台のことです。
何故今回、このCPUスタンドを購入したかと言うと、CPUスタンドに乗せたままPCケースの側面を外して弄りたかったからです。以前購入したCPUスタンドも悪くはなかったのですが、PCケースの側面を挟み込むような突起があり、このせいでPCケースの側面を外しづらかったんです。その点、このCPUスタンドは側板がないただの平らな板なので、PCケースの側面を外し放題です。邪魔する物がありません。
側板のない私が購入したCPUスタンドは、本当にただの板にキャスターが付いただけの物なので、これならホームセンターで自作した方が良いと思う方もいると思います。ただ、価格が1700円程度だったので、ホームセンターに出向き、良さそうな板を物色して購入。採寸して良い大きさに切り出して穴を開けて…なんて手間を掛けるくらいなら、素直にこちらを購入した方が時間も労力も無駄にならないと思います。
○車輪ストッパーがある
キャスターにストッパーがあります。。このようなCPUスタンドは前面2つのキャスターに、普段動かないようにストッパーが付いている物が多いです。このCPUスタンドにもそれがありました。
普段使用していて困ることはありませんでした。PCはそこそこ重く、10kg以上あるので、多少足で蹴飛ばしても動きません。物凄く軽いPCを乗せるとか、PC以外の軽い物を乗せるとか、部屋の真ん中に置いてしょっちゅうぶつかるような場合でも問題ないと思います。
◎PCケースのゴム足が設置するので振動しない
今回何故このCPUスタンドを購入したかと言えば、前述したように側板なしでPCケースの側面を自由に開けてPC内部を弄りたいことが1つ。そして、もう1つは『PCケース底面のゴム足を接地させたかったこと』があります。
以前使用していたCPUスタンドは、PCを乗せるとゴム足が浮いた状態になり、接地しない状態になっていました。その結果、PCケースの底がCPUスタンドに接地し、振動を吸収してくれず、ビリビリした振動音が発生。静音PCを目指す上で障害になっていました。
かと言って、床に直置きだと移動してPC内部を弄るのが面倒ですし、絨毯の埃を吸い込みやすくなり内部に埃が入ってしまい…。そこで、今回ゴム足を接地できるCPUスタンドのこちらを購入した次第です。
CPUスタンドのサイズは幅が40cm×奥行きが25cmです。ギリギリゴム足が全部乗っかりました。数センチも余っていないので本当にギリギリ。もし私のように、ゴム足まできちんとCPUスタンドに乗せたい場合、サイズが合うかどうかきちんとチェックした方が良いと思います。
そして、肝心のPCケースの振動(HDDなどの振動、共振がケースに伝わってビリビリ鳴る)ですが、やはりゴム足をきちんと接地するとピタリと収まりました。ゴム足って効果があったのね…と実感。ゴム足をきちんと接地して振動を吸収することも静音PCを目指す上で大事でした。
ちなみに、私が使用しているケースは、先日8年ぶりか9年ぶりに自作したときにチョイスした『Fractal Design Define R6 - Gray USB3.1 Gen2 USB-C ミドルタワー型PCケース CS7257 FD-CA-DEF-R6C-GY 』です。ゴム足前後ともギリギリこのCPUスタンドに乗りました。
総評
ただ単に平らな板にキャスターを付けただけの単純な物なのですが、だからこそのメリットも多くあるCPUスタンドです。特に私のようにPCを弄ることが好きな方の場合、側板がないとCPUスタンドにPCを乗せたままPCケースの側面を取り外し、内部を弄ってパーツの交換や不具合のチェックをできるのでお勧めです。
こんな人にお勧め
- 側板のないCPUスタンドが欲しい人
- CPUスタンドに乗せたままPC内部を弄りたい人
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