今回レビューするのは、ROMOSSさんのモバイルバッテリー『PLM20-102-1131』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【三つの入力ポート・三つの出力ポート】 USB Type C/Micro USB/Lightning入力ポートを搭載し、iPhoneやAndroid等のデバイスに付属している純正のケーブルを使用するだけで、簡単にモバイルバッテリーに充電と放電を行えます。ケーブル1本で問題解決!デバイスにもバッテリー本体にも充電できます。
- 【20000mAhの大容量バッテリー】 20000mAhの大容量で、iPhone XS約5.6回、iPhone 8約8.4 回、Galaxy S8 約4.8 回、Nintendo Switch 約2回の充電ができます。長時間の旅行や出張等、いざという時に電池切れでも困りません。ご注意:本体は20,000mAhの大容量なので、少し重い感じがあることを予めご了承ください。
- 【PSE認証済み・安全機能搭載】 過電圧、過電流、過熱保護などの安全機能を搭載しています。その上、PSEマーク付商品なので、より”安全”かつ”安心”してご利用頂けます。
- 【高速充電・最大出力18W】モバイル機器への急速充電も可能となります。 最大出力18W(9V/2A、12V/1.5A)まで対応のUSBポートが2つありますので、 急速充電対応の機器であれば、充電速度は従来より2.5倍も速くなります。※高速充電の性能を発揮させるためには、充電する機器(スマートフォン)・またケーブルが、急速充電に対応した製品である必要があります。PD3.0、QC3.0/2.0対応機器
- 【パッケージ内容】ROMOSS 20000mAh power bank本体、取扱説明書。
長所と短所
- ○20000mAh の大容量
- △大容量なのでそれなりに重い
- ○しっかりとした充電速度が出る
- ○入力ポートが3つある
- ◎バッテリー残量が数値で正確に分かる
- ◎出力状態が液晶画面で分かる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
モバイルバッテリー。
クーポンカード。
説明書。日本語説明あり。
スペック
- サイズ:約149×69×29mm
- バッテリー容量:20000mAh
- 重量:約431g
- PD3.0、QC3.0/2.0対応機器
- PSE、FCC、RoHSなど認証済み・多保護システム搭載
- ご注意:本製品にはケーブルは付属しておりません。
- セット内容:1×バッテリー本体、1×取扱説明書
使用した感想
○20000mAh の大容量
このモバイルバッテリーの容量は20000mAhです。現在のスマホのバッテリー容量は3000mAh前後なので、空から満充電まで6~7回充電できることになります。また、7インチ程度のタブレットだと5000~60000mAh程度なので、4~5回充電できることになります。
個人的な使用感だと、20000mAhを超えると端末を複数持ち、大型のガジェット(タブレットやノートPCなど)を外に持つ出しても安心できます。実際にこれらスマホ、タブレット、デジカメを外に持ち出していますが、20000mAhだと外出先でどれかのバッテリーが切れても全く問題なくフルまで充電できますし、その状態が複数であっても1日でモバイルバッテリーが切れることはありません。
1台持ちや大型のガジェットを持ち運ばない方、そんなに外出先で充電しない方もこれくらいのバッテリー容量があると便利です。何故かと言うと使用頻度が少ない方なら、1度モバイルバッテリーを充電してしまえば、再度充電することは1ヶ月2ヶ月ないからです。1度モバイルバッテリーを充電しさえすれば、あとは外に持っていくだけでなにかあったときの安心感が1,2ヶ月続きます。
普通にスマホを使用していると、充電をちょっとし忘れ、たまに外出先でバッテリー残量がピンチになることもあると思いますが、そのような時でも安心ですし、その程度の使い方ならやはり1,2ヶ月はモバイルバッテリーを再充電しなくても使い続けられます。
△大容量なのでそれなりに重い
バッテリー容量が大きいので大きさと重さはそれなりにあります。男性でもパンツのポケットに常に入れておくのは邪魔になります。大きさ自体は千円札と全く同じくらいで小さめではありますが、厚みがあり重さが437.5gあるので基本的にはバッグに入れておくモバイルバッテリーです。
スリムジーンズのポケットに入れるのは実質無理です。ストレートジーンズなどゆったり目のジーンズのパンツになら一応入りますがパンパンに膨らみます。チノパンやカーゴパンチになら余裕ではいる大きさですが、前述したように重さがあるのでやはり邪魔になります。と、言うことで、やはりバッグに入れておくモバイルバッテリーと言って差し支えないと思います。
○しっかりとした充電速度が出る
出力はしっかりとしたスピードが出ます。急速充電非対応スマホへの充電でも、画像のように1Aを超えています。どうしても少し揺れはあるので、標準の充電速度だと0.9~1.3Aと言ったところでした。
急速充電対応のスマホなどの場合、きちんとそれに応じた出力数になります。また、出力は3ポートあるのですが、全て同時接続で使用しても全てのポートで1Aを超える充電速度が出ました。充電速度に関して全く問題ありませんでした。
○入力ポートが3つある
ユニークなのは入力ポートが3つあることです。しかも、そのポートはUSB Micro B、USB Type-C、Lightningと3種類に対応しています。更に言及すると、真ん中にあるUSB Type-Cは入力にも出力にも対応しています。自動的に判別し、電源やPCのUSBポートに繋げた場合は入力となり、スマホやタブレットに繋げた場合は出力にしてくれます。
どのUSBケーブルでも充電できるのは便利でした。これで何が起こるのかと言えば、入力も出力も1本のケーブルで済む言うことです。AndroidスマホだろうとiPhoneだろうとノートPCだろうと、自分が使用している端末のケーブルが1本あれば、差し込む方向を変えるだけで入力と出力に両方対応します。外出先で使用するモバイルバッテリーと言うガジェットだけにこの造りは非常に便利でした。
USB Type-Cのスマホなどを使用している方は特に便利だと思います。入力だろうが出力だろうが、真ん中のUSB Type-Cポートにケーブルを差し込むだけで良く、どのポートにどの種類のケーブルを差し込んで…など考えることが一切なくなります。
◎バッテリー残量が数値で正確に分かる
最近のモバイルバッテリーでは多いのですが、液晶画面にバッテリー残量が数値で表示されます。1%刻みで正確にバッテリー残量がわかるので安心ですし、無駄な充電の手間も掛からなくなります。
これまでは多くのモバイルバッテリーが4つ程度のLEDライトでバッテリー残量を表示していました。その点灯数によって大雑把に残り25%以下だな…とわかる仕組みです。しかし、これだとまだバッテリー残量が25%あるのに充電するなど、無駄に充電回数が増える要因ともなっていました。しかし、このモバイルバッテリーは残量が正確に数値で分かるので、『10%を切ったら充電しよう』など明確なタイミングが設定できるようになりました。結果、モバイルバッテリーを充電する回数も減り、バッテリーの長寿命にも繋がります。
◎出力状態が液晶画面で分かる
ユニークな点としては、バッテリー残量が表示される液晶画面に出力ボルト数、アンペア数も表示されることです。この画像はスマホを充電している状態で、最初にバッテリー残量が表示されます。ちなみに、出力ではこの数値が点灯して10秒ほどで消灯します。逆に入力ではこの数値が点滅し10秒ほどで消灯します。つまり、数値の点灯で出力、入力で点滅となり、この辺りでも状態の判別がしやすくなっています。ちなみに、この画像では右の%が消えていますが、それはデジカメと液晶画面(フリッカー)の特性によるものなので気にしないでください。人間の目にはきちんと常時数値と%が表示されて見えています。
右側面に小さなボタンがあるのですが、それを押すとまずは出力ボルト数。もう1度押すと出力アンペア数。もう1度押すとバッテリー残量へと戻ります。
バッテリー残量が数値で表示されるモバイルバッテリーは、昨今流行なので良く目にするのですが、出力数を表示する物は初めて見ました。現在、通常の速度で充電されているのか、急速充電されているのかなどが一目で分かるので便利ですし安心です。
総評
3千円を切る安価なモバイルバッテリーなのですが、20000mAhの大容量で、バッテリー残量が数値でわかり、さらには出力数も正確に分かります。入力には現在主に使用されているケーブルが全て使用できるので、入力も出力も1本のケールを用意するだけで行えます。これら機能面を考えると、非常にコスパの良いモバイルバッテリーだと思います。
こんな人にお勧め
- バッテリー残量が数値で表示されるモバイルバッテリーが欲しい人
- 出力数(ボルト、アンペア)が正確に分かるモバイルバッテリーが欲しい人
- 急速充電対応のモバイルバッテリーが人
- Micro B、Type -C、Lightningのどれでも入力できるモバイルバッテリーが欲しい人
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