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お風呂用スピーカーを購入
ZenPadを購入してから、次々タブレット周りのアイテムを購入して散財しておりますが、今回はお風呂用防水スピーカーを購入しました。その名もUQUA（ウクア）。はいそうです。お風呂に浮くからです。まあなんて単純なんでしょう。それは置いておいて、このブランドはQriom（キュリオム）となっておりますが、YAMAZEN（山善）のAV機器ブランドです。
大きさと重さ
私はこれを先日購入したZenPadに接続して使っております。
サイズは約11cm四方と、同じような形の防水スピーカーである、ソニーのSRS-X1と比べると一回りから二回り大きくなっております。小さいに越したことはありませんが、単三電池を3本を収納する仕様なので、この辺りが限界なのでしょう。しかしそのお陰で連続再生32時間との脅威の電池持ちを実現しています。
重さに関しては、単三電池を3本入れるので当然ソニーの同様の機種、SRS-X1よりも重くなります。ただ、平面に置く場合、この重さが安定にも繋がっています。お風呂に浮かべるユニークな機能ばかりクローズアップされていますが、当然平面の上にポンと普通に置くことができ、安定もしています。細かい気遣いですが、底面にはゴム足が3ヵ所付いており、滑りづらくなるようになっているので、きちんと床置きのことも考えて作られています。
音質について
これが一番良い意味で驚きました。小型のお風呂用防水スピーカーなので、音質はたいしたことがない、それで当然だし妥協するところと思っていたのですが、思いの外音質が欲でビックリしました。とは言っても私の耳は、家ではパソコンのモニタ付属の2W×2スピーカーからで不満は特にありませんし、タブレットでラジオを効くのも問題なし、外ではタブレットに入れた音楽をBluetoothの片耳イヤホンで聞いて満足と、多分…と言うか確実に音質を求める高級な耳ではありません。音質よりも便利さを選ぶタイプです。そのような私が「音質が良い」と言っているってことは念頭に置いて下さい。
自室では、iiyamaの24インチモニタ付属の2W×2のスピーカーと、BenQの1W×2のモニタを使用しているのですが、確実にBenQの1W×1Wよりも音質が良いです。iiyamaの2W×2Wと同等かそれ以上だと思います。このUQUAの公称値は、1W以上と曖昧な表現なので、本来の数字上の実力はどれくらいかわかりません。ですが数字以上に音質は良いと思います。
また、音量もスマホやタブレットの音量調整と組み合わせると、びっくするくほどの大音量まで上げられるので、強いシャワーを頭から被っている状態のときでも、スピーカーから流れる音楽の歌詞をしっかり聞き取ることができます。このパワーはお風呂やシャワーで使う事を考えると有り難いです。
そして何気に嬉しい機能が、電源を完全に切っても音量が維持されていることです。昔買った無線スピーカーはこの機能が無かったんですよね。今はどれもあるのでしょうか。このお陰で、面倒な音量調整をせず、1度この音量が最適だなと思ったら、電源を切っても入れ直してもその音量が維持されているので非常に便利です。お風呂場で毎回、音量を弄って最適値を探すのは面倒ですからね。
razikoもOK
ちなみに、当たり前ですがラジオ（raziko）も聞けました。選局はできませんでしたけどね。スマホやタブレットで流した音はそのままこのUQUAへと転送されます。
操作性について
安価な防水スピーカーの中には、曲送りや曲戻しの操作ができない機種もあるのですが、この製品は曲送りと曲戻しが共に可能となっております。個人的にはこの操作は必要だと感じたので、これができるスピーカーの中から選びました。
この操作方法は防水スピーカーでは標準的ですが、曲送りと曲戻しは短押し、音量の上下は長押しです。ボタンは硬く、曲送りや曲戻しは問題無いのですが、音量の上げ下げは若干操作しづらいと感じました。ただ、お風呂に据え置きの場合、音量は1度決めたら変えることはあまり無いと思うので許容範囲かなと。
最初のペアリングはシンプルでわかりやすく、スマホやタブレットのBluetoothをオンにして、このUQUAの電源を長押しするだけです。
電波強度
私の環境の場合、部屋にタブレットを置き、距離にして約6，7m、木製とプラスチックの扉3枚を隔て、それらの扉を全て閉め切った状態で、音がブツブツ途切れたりすることもなく快適に音楽を聴けました。また、当然ですがこの状態での電源のオン／オフ、一時停止、再生、曲送り、曲戻し、音量の上げ下げも問題無く行うことができました。
防水性
上から横から強いシャワーを直接当て、その状態で操作してみましたが、全て正常に動作を受け付け、音が途切れることもなく、全く問題ありませんでした。
UQUAはIPX6等級相当となっており、言葉で説明すると、「あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない（耐水形）」です。IPX（防水性の規格）は0級から8級まであるので上から3番目ですね。水没には対応していませんので、公式の注意にもあるように、お風呂に浮かべて使う事を想定して作られているからと言って、沈めないようにして下さい。
7級から水没対応なので、水没までには対応していないものの、その1つ下なので、水没さえしなければ動作保証はされていると言うことですね。お風呂場で置いて、浮かせて使うには最適のスピーカーだと思います。
電池持ちについて
この防水スピーカーは、お風呂に浮かべて聞くのが最大の売りのようですが、個人的にはこの電池持ちに惹かれて購入しました。なんと連続再生時間32時間です。他の同じような防水スピーカーの場合、USB接続で内蔵電池に充電するタイプが多いのですが、これは単三電池3本を使用します。そのお陰で、筐体のサイズは若干大きくなるものの、このスタミナを実現できているわけですね。32時間と言うことは、1日30分のお風呂で音楽を聴いたとしても64日持つことになります。公称値は良い条件で実験していることが多いので、7割と控えめに計算しても約45日程持つことになります。電池の入れ替えや充電作業は面倒なので、これだけスタミナがあると電池の減りや充電時期を気にすることなく使えます。
このスピーカーに使う電池はやはり充電池ですよね。私の場合、ダイソーの100円充電池を入れて使っていますが、当然のように使えております。
長くしっかり使いたいならやはりエネループの方がお勧めです。
S字フックも使用可能
お風呂に浮かせて使うのも、置いて使うのも良いのですが、うちのお風呂は余っているような場所があまり無いので、浴槽のへりに置いていたのですが、どうにも不格好なので何か方法はないかなと思ったら、S字フックを引っ掛ける穴がありました。
当たり前ですが100円ショップのダイソーで買ってきたS字フックで、タオルを掛ける横棒に引っ掛けることができました。これで置き場所を気にしなくて済むようになりました。
防水ケースでは駄目なのか
先日、お風呂で使用する防水ケースも購入していて、これはこれでいいのですが、お風呂の度に防水ケースに出し入れするのも面倒だなと思い、防水スピーカーを購入しました。防水ケースを使用すれば、タブレットの操作が全て行えるので、動画や本も当然見られるます。たまに長風呂をするときなどには防水ケースを使い、動画や本の閲覧をしようと思います。要は使い分けですね。
コストパフォーマンスが高い
先ほど挙げたソニーのSRS-X1は大変人気のようですが、いかんせんお高いです。お風呂で音楽を聴くために7千円超えは個人的には少し疑問なので、もっと安くお風呂スピーカーの環境を構築できる製品を探していて、このUQUA（ウクア）に辿り着きました。3千円を切っているので、ソニーのSRS-X1に比べ半分以下の値段となっていてお得です。更に前述したように、短3電池を使っていて電池持ちが異常に良いので、この2点を見ると、多少筐体が大きいことに目を瞑れるならば買いだと思います。
また、予想外にパワーがあり、籠もった感じではなくきちんと広がったしっかりと音が出るので、お風呂だけではなく部屋のスピーカーとしての活用もアリだと思います。これは電池持ち32時間と言う点も大きいですね。
私の場合、カラスの行水に近く、長風呂でも15分なので、お風呂でまったり音楽を聴くタイプではありません。しかし、塵も積もれば山となるで、お風呂にいる積算時間を計算すると、1日10分と計算しても、365日で3650分。時間にして約60.8時間です。日にちに換算すると実に2.53日（2日と12時間43分）です。この時間をただ髪や体を洗うだけの時間にしておくのは勿体ないと思い、有効活用することににました。もっと長くお風呂に入る人の場合、当然私より積算時間が長くなるので、このようなお風呂の時間を有効活用するアイテムにお金を出すのはアリなのではないかなと思います
こんな人にお勧め
- お風呂でスマホやタブレットやパソコンの音楽を聴きたい人
- 電池持ちの良いお風呂スピーカーが欲しい人
- お風呂に浮かべて音楽を聴きたい人
- お風呂の時間が無駄だと思う人
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