今回レビューするのは、Western Digitalさんの10TBハードディスク『WD101PURZ』です。
HDDの容量が足りなくなってきたのでまたしても10TBのHDDを購入しました。容量単価で見るとベストチョイスではないのですが、10TBという大容量で切りの良いサイズは実に使い勝手が良く、多少高くなっても購入する価値があるんです。
今回は以前購入したWestern Digitalさんの5400回転とは違い、より高速な7200回転です。別にアクセス速度は5400回転で十分だったのですが、7200回転だと駆動音や温度はどうなるのだろうかとの興味もあり購入しました。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 24時間365日常時稼働の高解像度セキュリティシステム向け
- 高温で24時間365日稼働する監視システムの極めて厳しい要求に対応
- 高品質なビデオを必要な時に再生可能
- 最大64台のカメラをサポートするよう最適化されており、セキュリティシステムの柔軟なアップグレードと拡張が可能
- キャッシュ:256MB
- 記録容量10TB
長所と短所
- ◎やはりWDのHDDは静音性が抜群
- ○温度は低め安定
- ○速度十分
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
スペック
【フォームファクター】3.5インチ
【容量】10TB
【インターフェース】SATA 6Gb/s
【回転速度】7200rpmクラス
【キャッシュ】256MB
【製品保証】3年
使用した感想
◎やはりWDのHDDは静音性が抜群
WDさんのHDDはやはり静音です。先日、東芝のHDDを購入したのですが、これよりも明らかに回転音がしません。特にアクセス時に顕著で、東芝さんのHDDはアイドル時や500MBなどの大きなファイルのアクセス時にはそれほど回転音が気にならないのですが、細かいファイルに大量にアクセスしたときに結構な音がしました。
例えば数百キロバイトのオンラインソフトが500も1000もあるような場合、そこのフォルダの容量をプロパティで見ようとするとかなりカリカリと…。しかし、このWDさんのHDDはこのような状況でもあまりアクセス音がしません。静音PCを目指す方の場合、HDDはWDで決まりだと思います。
○温度は低め安定
温度もWDさんのHDDは低いです。室温26度の状態のアイドル時で31度でした。
また、頻繁にアクセスして負荷を大きく掛けた場合でも50度を超えることは1度もなく48度が最高温度でした。ちなみに、東芝さんのHDDは50度を超えて51度や53度になっていました。
○速度十分
速度は7200rpmなので問題なし。倉庫用なら5400rpmでも良かったのですが、こちらの方が安かったので購入しました。寧ろ静音性を求め、かつ倉庫用なら回転数は低い方が良いです。
画像は7200rpm同士のHDDでファイルの移動を行った際の実測値です。200MB/sを超えているので十分に早いです。
総評
先日、東芝さんのHDDを安いとの理由で購入したのですが、やはりHDDだと静音性も温度もWDさんが頭1つ抜けていると思います。どうしても性能が良いので、他のメーカーのHDDと比べると割高になってしまいますが、静音PCを目指している方や、温度が低い安定したHDDを求めるならWDさん一択だと思います。
こんな人にお勧め
- 回転音が静かなHDDが欲しい人
- 回転音が静かな5200rpmのHDDが欲しい人
- 多少割高でも質の良いHDDが欲しい人
関連リンク
この記事と関係のある商品