今回レビューするのは、東芝さんのハードディスク 20TB 『MG10ACA20TE』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
MG10シリーズはCMR(従来型磁気記録)方式で記憶容量最大20TB・回転数7,200rpmの製品で、ディスク10枚搭載設計です。
業界標準の3.5型フォームファクターであり、クラウドスケールのストレージインフラストラクチャ、ビジネスクリティカルサーバー/ストレージ、ファイル&オブジェクトストレージソリューションへの利用に適しています。
FC-MAMR™ (Flux Control-Microwave Assisted Magnetic Recording: 磁束制御型マイクロ波アシスト磁気記録方式)を採用し、CMR(従来型磁気記録)方式で大容量の20TBを実現しているため、従来システムでの置き換えにも適しています。SATA 6.0Gbit/sのインターフェースを備えたMG10シリーズは、クラウドスケールストレージインフラストラクチャやビジネスクリティカルサーバーやストレージシステムの設置面積や運用負荷削減に寄与します。
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
スペック
- フォームファクター:3.5型
- バッファーサイズ:512 MiB
- ディスク回転数:7200 rpm
- 最大連続データ転送速度:(Sustained)(Typ.):268MiB/s
- 消費電力:(Idle-A)(Typ.):SATA:20TB:4.38W
- MTTF/MTBF(AFR):2 500 000 h(0.35%)
- 重量(Max):20TB:720g
使用した感想
近年、大容量で安いのは東芝のHDD
今まではWDのハードディスクを購入していたのですが、大容量で安いHDDというと、近年は特に価格的に東芝の優位性が目立つので今回3台目の購入。20TBです。録画したドラマ、アニメ、映画などのの倉庫用です。
外観はごく一般的なHDD。変わったところはなにもありません。
重さは680.0g。さすがに20TBで中身のディスク枚数が増えると重くなります。
このHDDのパフォーマンス。アイドリング中でもアクセス中でも、さらには高負荷時でも温度はそれほど上昇しなかったので良いHDDだと思います。
WDよりは音はするけど許容範囲
以前購入した10TBの東芝のHDDはかなり音がうるさかったためにためらっていたのですが、なぜか今回のHDDは結構静か。とはいっても、やはりWDの方が静かではありますが、PCケース内に入れてしまえば全く気になりませんし、裸のHDDを装着できるHDDスタンドで使用しても、以前の物よりもずっと静かです。改良されたのか、全壊の物がたまたま外れ個体だったのか…。
ちなみに、1キロbyte1024byteなので、いつものように大容量になればなるほど、表記の数字とは差が出るという。20TBは実際のところおおよそ18.7GBです。
速度問題なし
回転速度は7,200rpmです。静音性重視で倉庫用なら低速の5,400rpmで良いのですが、低速のHDDはもあまり出ていません。
SATAでPCケース内に入れた状態での速度です。HDDとしてはごく一般的だと思います。
ちなみに、こちらはSSDの速度。
実際にフィルを移動中の様子。
総評
今回、10TBに入れていたアニメやドラマや映画の容量がパンパンになってしまったので、20TBのこちらお購入して移動させました。これであと3年や4年は大丈夫なはず。
以前、購入した東芝の10TBの音が凄くうるさかったので、東芝に良いイメージを持っていなかったのですが、20TBレベルの大容量だと、他のメーカーだと価格が非常に高く…。自分的には一種の賭けで購入したのですが、先述の通り、予想よりもずっと静かで、裸スタンドで使用してもほぼ気にならないレベルでした。これなら今後も安心して東芝のHDDを購入できます。
こんな人にお勧め
- 大容量で安いHDDが欲しい人
- WDよりも少しうるさくても良い人
- 7,200rpmの20TBHDDが欲しい人
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