今回レビューするのは、Tonbuxさんのワイヤレスイヤホンです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
特徴
- 【最新版 LEDディスプレイ Bluetooth イヤホン】充電ケースのバッテリー残量はLEDディスプレイで表示され、一目で確認できます。業界最大5000mAh容量充電ケース付き、ワイヤレスイヤホンは一回フル充電状態で最大240分ワイヤレス音楽再生可能、イヤホンは収納すると自動で充電が始まります。外出先でも、ワイヤレスイヤホンだけではなく、スマホのバッテリー残量が少ない緊急時などに心強いです。このワイヤレスイヤホンは技適認証済み(TELEC技適認証番号:R210-130058)、PSE認証&METI日本経済産業省から登録&MSDS認証を取得しており、ご安心してお買い求め下さいませ。
- 【最先端Bluetooth 5.0+EDR&HIFI高音質】従来のV4.2より通信速度が2倍、通信範囲が4倍に向上し、優れた互換性があり、これまでにない簡単・高速かつ途切れのないBluetooth接続体験を可能にします。また、プレミアム6mm径ドライバーの採用され、独自のデジタル信号処理や、音量に合わせて最適化するイコライザーにより、クリアなステレオ感を実現する完全ワイヤレス イヤホンです。
- 【自動ペアリング&充実な機能】ワイヤレス イヤホンはケースから取り出すとイヤホン同士は自動的に同期して検索を開始します。iPhone&Androidなどデバイスでワンタッチするだけで接続済み、楽に音楽を楽しめます。また音楽再生/一時停止/曲戻し/次の曲/音量調節/両耳通話/終了などの操作をすべて実現可能です。Bluetooth イヤホンの初心者から上級者まで、とても便利で使いやすいです。
- 【フィット感抜群&IPX7完全防水】人間工学に基づいた軽量設計で確実に耳にフィットし、S/M/Lのイヤピースを付属し、耳に合わせて、優れた装着感と洗練されたデザインを両立し、外れにくく長時間の使用でも快適で安定感のある装着ができます。完全ワイヤレスイヤホンで、どんな動きも妨げないです。またIPX7防水で、突然の雨や汗でも安心して使えます。
長所と短所
- ○セパレートタイプなのでコードが一切無い
- ○タッチボタンで軽快な操作感
- ○音量と曲の変更がイヤホンのボタンでできる
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- ○音楽再生でのバッテリー持ちは5.5時間
- ○片耳イヤホンとして両方使用できる
- ◎ケースのバッテリー残量がパーセンテージ表示される
- ○ケース内蔵バッテリーが5000mAhの大容量
- ○ケースから外部機器へ充電できる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
ケース。
USBケーブル。
イヤーピース。
説明書。日本語単独の物です。
使用した感想
○セパレートタイプなのでコードが一切無い
このイヤホンは左右を繋ぐコードすら無い完全コードレスで、セパレートタイプともTWSとも言われる昨今人気のタイプです。首の後ろを這うコードが無いので、首筋や衣服に擦れて発生するタッチノイズはありません。また、引っ掛かってイヤホンが下に引っ張られる不快感や落下もありません。結果的に非常に快適な装着感になります。
大きさは100円玉と比較しても表面積は遜色ないほど小さく、卵形をしているので耳の穴に軽く填めるだけでしっかりと装着できます。頭を激しく振っても落ちそうになることすらないので、スポーツ時の使用にも問題ありません。
重さは左右両方で9.2g。片方4.6gなので5gを切る超軽量さ。ケースはイヤホンをセットした状態で111.7gでした。後述しますが、ケースも5000mAhのバッテリー内蔵にしては小さいです。
実際に耳に装着すると画像のような様子になります。卵形のイヤホンを縦に入れるとピッタリ装着できます。
四方から見ると画像のような様子になります。後ろから見ると全部は隠し切れませんが、少しだけ耳たぶから見えているような状態で、TWSイヤホンとしては小さい部類になると思います。イヤホンをしていることが分かりづらいので、周囲から目立ちたくない方にも合っています。
イヤホンは小さくて軽く、コードも一切無いのでTWSイヤホンの良いところが詰まっていると思います。卵形で角張ったところはないので、長時間装着しても耳が痛くなることはありませんでした。
○タッチボタンで軽快な操作感
ボタンは押すと凹む物理ボタンではなく、指先で触ると操作を受け付けるタッチボタンです。使用中はタッチボタンを取り囲む円状のLEDライトがゆっくりと緑色に点滅します。このリングの内側がタッチボタンとなります。
表面を軽く触ると操作を受け付けるタッチボタンなので、イヤホンを装着したままでもあらゆる操作で耳が痛くなりません。物理ボタンの場合、グイッと押し込まなければならないため、人や操作の頻度によっては耳が痛くなることもあるのですが、これは耳に押し込まないので耳に優しいです。
○音量と曲の変更がイヤホンのボタンでできる
このイヤホンでは音量の変更がイヤホンのボタンから行うことができます。操作体系は下記の通りになります。少し変わっているので注意してください。
- 【電源オフ時長押し】電源オン
- 【一時停止後長押し】電源オフ
- 【左右どちらでも1回タッチ】再生/一時停止
- 【右2回タッチ】曲送り
- 【左2回タッチ】曲戻し
- 【右長押し】音量ダウン
- 【左長押し】音量アップ
ユニークなのは電源オフが音楽の一時停止状態での長押しだと言うこと、ほとんどのTWSイヤホンでは単純に長押しが電源のオン、オフになります。しかし他のイヤホンとは違い、音楽の一時停止後の長押し操作で電源がオフになるため、音楽の再生中は長押しを連続して行うことにより、音量のアップ、ダウンを連続で行うことが可能になりました。
これまでの操作体系だと、どんな状態でも3秒長押しで音量(曲)変更、5秒長押しで電源オフなどでした。しかし、これだと押すタイミングを間違い、必要以上に長押ししてしまうと電源が意図せずオフになってしまうことも…。そのため、最近では音量(曲)変更操作を受け付けた時には警告音が鳴り、そこで指を離すと電源が意図せずオフにならないように工夫されるようになっていました。このイヤホンはこの前述のような操作体系ともまた違いユニークでした。
個人的にはこちらの操作方法の方が使いやすいかなと感じています。長押し2秒や3秒の操作で音量や曲が変わると、それまで指でタッチボタンに触れ続けなければならす、更にその操作を連続して行う場合面倒でした。しかし、このイヤホンは音楽を再生している時は長押し1秒ほどで音量が変わるため、そのまま押し続けるとどんどん音量が変わっていくのでタイムロスが非常に少ないです。
音量変更時には短い「プッ」との警告音が鳴るので、1段階音量が変わったことがわかりやすいです。また、音量が最小や最大になり、それ以上変更できない場合、「プー」と長音の警告音が鳴ります。この警告音も適度な音量で大すぎず小さすぎずちょうど良かったです。何故かこの警告音がやたら大きいイヤホンも少なくありません。
少し変な割り当てとしては、左を長押しで音量アップなのに、同じ左をタッチ2回で曲戻しであることです。大抵、このような操作は『音量アップと曲送り』、『音量ダウンと曲戻し』がセットになっています。しかし、こちらは『音量アップと曲戻し』、『音量ダウンと曲送り』の変わったセットです。ここはこれまでイヤホンを使用してきた方は少し混乱すると思います。
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
音質にそれほど拘りはなく、取り回しの良さ重視でイヤホンを選んでいるので、話半分に思っておいてほしいのですが、個人的には音質は音に奥行きと広がりがあり、apt-x非対応ですが遜色ないくらい良かったです。
受信感度は屋内で扉と壁を2枚程度挟んだ状態の8mの距離で音が一切途切れることなく聞こえました。その状態で両耳を手で覆うと音がブツブツ途切れ、離すとまた音がスムーズに聞こえるような状態でした。これまでの経験上、この受信感度は中の中か中の上と言った感じで、日常生活で問題になるようなことはないと思います。
音ズレもスマホで映画を観て口と声の動きを確認しましたが全くありませんでした。正確には無線はどうしても音ズレはあるのですが、人間には感知できないレベルなので、実質ないと言って差し支えないと思います。
○音楽再生でのバッテリー持ちは5.5時間
公称値では音楽再生が5時間とのことだったので、実際に使用して確認してみました。その結果、両耳で使用した際、音楽再生でのバッテリー持ちは5時間32分でした。
片耳でも使用できるので、こちらでも実験ました。その結果、片耳だと音楽再生でのバッテリー持ちは5時間2分でした。何故か片耳の方がバッテリー持ちが悪い謎の結果に…。
充電もどれくらいでできるのか実験しました。その結果、1時間42分で空から満充電になりました。
○片耳イヤホンとして両方使用できる
このイヤホンは両耳イヤホンとして使用するだけではなく、左右どちらのイヤホンも片耳イヤホンとして使用できます。
良かったのはペアリングが1度で全て済んだことです。どう言うことかと言うと、ほとんどのイヤホンは、両耳+右耳(左耳)用と左耳(右耳)用で、2回初回にペアリング操作する必要があります。ところが、このイヤホンは、両耳イヤホンとして初回ペアリングをすると、両耳、右耳、左耳の3種類としてのペアリングが完了。2回目以降はこのどの使用方法だろうと、ケースから取り出すか電源を入れると自動的に接続されました。これは非常に簡単で良かったです。
◎ケースのバッテリー残量がパーセンテージ表示される
最近の高価格帯のTWSイヤホンでは多くなっているのですが、ケースのバッテリー残量がパーセンテージ表示されます。1パーセント刻みで残量が分かるので、正確な充電時期が分かり便利です。どう言うことかと言うと、これまではLEDライト4つほどあり、その点灯数でバッテリー残量が25%刻みなどでわかったので、大雑把にしか把握できず、まだ残り20%以上あるのに充電してしまうこともあり無駄を感じていました。しかし、バッテリー残量がパーセンテージ表示されるので、残り5%になったら充電するなど、無駄のない充電作業が可能になりました。
蓋が黒い半透明のため、蓋を閉めた状態で画像のように数値がわかるのは良かったです。その横の小さい状態を表す文字まで判別できます。
○ケース内蔵バッテリーが5000mAhの大容量
ケースに内蔵されているバッテリー容量は5000mAhの大容量です。TWSイヤホンのケースに内蔵されているバッテリー容量は、概ね500~800mAhなので、いかに規格外のバッテリー容量かがおわかりいただけると思います。5000mAhはTWSイヤホンのケースとしては、私が使用してきて物では最大値です。これ以上の物は使用したことがありません。
5000mAhは容量が小さい小型モバイルバッテリーと遜色がないくらいです。これだけ容量があるので、1度ケースを充電してしまえば、イヤホンの充電のみにケースを使用した場合、余裕で2週間や3週間はUSBケーブルを繋いで充電する必要はなくなります。無線機器の最も面倒なことが充電作業なので、これが極力ないのは楽です。
大容量のモバイルバッテリーを搭載している割りには小型軽量です。片手で握れるほどですし、大きさは幅8.44cm×奥行き5.2cm×高さ3.27cmでした。スリムジーンズの小さいポケットに入れるのは厳しいですが、一般的なジーンズには入ります。チノパンやカーフォパンツのような大きなパンツのポケットなら余裕です。ワイシャツの胸ポケットには入るには入りますが、飛び出たり大きすぎて目立って不格好になります。
○ケースから外部機器へ充電できる
ケースから外部機器への充電もできます。5000mAhもバッテリーが搭載してあるので、イヤホンへの充電だけではなく、スマホやデジカメなどにもUSBケーブルで繋げると充電できます。現在のスマホのバッテリー容量は2500~3000mAh程度なので、空から満充電に2回ほどできることになります。
ケースの状況を示す文字もきちんと表示されます。外部機器への充電中は、バッテリー残量の隣に『5.0W 1.0A』との出力数値が表示され、左側には『OUT』と出力中である旨表示されます。『5.0V 1.0A』の表示でも分かるとおり、標準の充電速度のみ対応で急速充電には対応していません。これが逆にケースへ充電中の場合、『OUT』が『IN』へと変わります。
総評
操作体系が少し変わっており、電源をオフにするには音楽を一時停止しなければならないイヤホンです。電源のオフはケースにセットすると自動で行われるので、この操作体系は十分にアリです。個人的にはこのような操作体系は非常に良かったのですが、普及するかどうかは今後のユーザーの評判によるのでしょう。
高価なTWSイヤホンに搭載されるようになってきたケースのバッテリー残量の表示もあり、外部機器への充電もできるなど、機能や使いやすさにこだわったイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- 音量や曲の変更をしやすいTWSイヤホンが欲しい人
- ケースのバッテリー残量がパーセンテージ表示されるTWSイヤホンが欲しい人
- ケースに5000mAhの大容量バッテリーが搭載されているTWSイヤホンが欲しい人
- 外部機器へ充電できるケースが付属しているTWSイヤホンが欲しい人
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