まだまだ固定電話は必要
先日、うちの固定電話が壊れてしまいました。
受話器をフックスイッチの上に置いても、きちんと回線が切れていない状態になってしまいました。要はずっと話中の状態です。
フックスイッチの接触が悪いのか、この辺が壊れたんでしょう。もう20年くらい使っていた物ですからね。十分役割は果たしました。実用上もう今の時代、ほとんどの人が携帯電話で連絡を取り合うので、固定電話はいらないと言えばいらないのですが、現実はそんな事もなく、固定電話がないと色々な手続きや仕事、契約などでまだまだ不便だったり信用が得られないんですよね。
電話機らしくない電話機
新しい電話機を色々ネットで調べていると、シンプルな機能の電話は、それこそ2,000円や3,000円で買えるのですが、頻繁に使う物ですし、先の電話でもそうだったように、壊れさえしなければ10年20年使う物ですからね。多少高くても使いやすい物を買おうと思っていました。
条件としては、親機と子機両方が無線であることと、省スペースであることでした。
親機と子機が無線の電話機は結構あったのですが、親機が無線のスタイルで今の売れ筋、主流は、受話器を縦に置くようなタイプなので、縦の空間が省スペースにならず、買うまでには至りませんでした。変則的な使い方になるのでしょうが、縦にも横にも奥行きにも制限がある棚の中に設置したかったので、この縦にスペースを取るタイプは希望の物とは違っていたんです。
中々希望に合う物がなかったのですが、色々調べたところ完全に希望に合う物がありまして、それがこの電話機でした。親機子機共に、受話器を寝かせて設置するタイプで、問題の縦のスペースも解決です。しかも操作ボタンが前面にあるので、私のように棚の中に設置したい希望に合致する物でした。
外観も見て貰えばわかるとおり、実に電話機らしくないデザインです。長方形でダイヤルボタンは見えませんし、色合いもえんじ色で電話機には見えません。私の場合、棚の中に置くので、電話機に見えないことは周りのインテリア、風景に馴染んで良かったです。
シンプルな機能
機能は実にシンプルです。ナンバーズディスプレイや留守番電話等の基本機能は備えていますが、今の多機能な電話と比べると、もしかしたら寂しいかも知れません。しかし親機をメインに使うのは機械に弱い母なので、寧ろこれくらい機能がシンプルであり、ボタンが大きく使いやすいと言っています。
また、この電話機は受話器を被せておくタイプで、その受話器のお腹部分にダイヤルボタンが付いているので、この部分がほとんど汚れず衛生的で掃除が楽です。
以前の電話機は、ゴムのダイヤルボタンが丸見えで付いている一般的なタイプだったので、ダイニングキッチンに設置していた電話機のこのダイヤルボタン部分が、埃や油汚れでべとべとになって酷いことになっていました。もしかしたらフックスイッチが壊れたのもこの辺が原因かも知れませんね。
こんな人にお勧め
- 親機子機とも無線の電話機が欲しい人
- 省スペースの電話機が欲しい人
- インテリアと馴染む電話機が欲しい人
- 多機能はいらずシンプルな機能で良い人
親機が無線だとやっぱり便利
親機が無線だとやはり楽です。
話すときに体勢の制限を受けないので、楽な位置、楽な姿勢のベストポジションで話せます。また電話を子機に回すまでもないときにちょっと移動して私なんてこともできます。
親機も子機も無線で、省スペースで、インテリアにマッチする電話機らしくない電話。少々お高いのですが、私の希望に全て合致したので買って良かったです。
関連リンク