今回レビューするのは、タニタさんのクッキングスケール『KJ-212-WH』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
長所と短所
- ◎シリコンカバー付きなので汚れたら洗える
- ◎液晶画面が大きく見やすい
- ○フックに引っ掛けられるので釣り下げられる
- ◎0.1g単位で計れる精密なクッキングスケール
- ◎水とミルクのml軽量ができる
- ×電源を切ると設定がリセットされる
外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
![D9088BB2 D9088BB2](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/D9088BB2.jpg)
スクイズボトル。
![9804CC2A 9804CC2A](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/9804CC2A.jpg)
単四電池。
![8B0938CA 8B0938CA](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/8B0938CA.jpg)
説明書。
![7E765AC7 7E765AC7](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/7E765AC7.jpg)
動画
スペック
- サイズ(約):幅13×奥行2.7×高さ19.6cm
- 素材・材質:本体/ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂・シリコーンゴム、表示部/PET(ポリエチレンテレフタレート)
- 生産国:中国
- 電源:アルカリ単4乾電池×2本使用 (お試し用電池付属)
- 計測範囲:0~2kg
- 最小表示:通常モード/1g、微量モード/0~200gまで0.1g、200~1000gまで0.5g
- 機能:地域設定機能付き、mlモード機能付き(牛乳、水用)、0表示(風袋引き)、オートパワーオフ、壁掛けできるフック穴付き
- JISマーク取得
使用した感想
◎シリコンカバー付きなので汚れたら洗える
このクッキングスケールの大きな特徴としては、シリコンカバーが付いているので、それを取り外して洗えることが挙げられます。クッキングスケールはその名の通り台所で使用するため、食材はこぼれ落ちますし、油汚れも付いてしまします。こればかりはどうしても避けられません。なので、これまで使用してきたクッキングスケールはどんどん汚くなっていき…。
![0DA64578 0DA64578](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/0DA64578.jpg)
シリコンカバーはクッキングスケール全体を覆っているわけではないので、裏面や液晶表示部分などはカバーし切れていませんが、食材を乗せる台の部分は全て覆っているので、汚れたら取り外して丸洗いできます。ちなみに、シリコンかバーなしでも勿論使用できます。
![EE3B0068 EE3B0068](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/EE3B0068.jpg)
そして、このシリコンカバーは汚れの落ち方が凄いです。動画で洗浄の様子をアップしましたが、醤油をこぼしたと想定し、シリコンカバーをわざと汚しましたが、洗剤も必要なく、ただ軽く水道水で流すだけで完全に醤油が取り切れました。
![06E4148B 06E4148B](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/06E4148B.jpg)
醤油をこぼしたシリコンカバーを一切擦らず、水道水で流しただけなのにこんなに綺麗になりました。シリコンカバーがあるのは衛生的だなと思ったのですが、ここまで簡単に汚れが落ちるとは思いませんでした。
![58E7E037 58E7E037](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/58E7E037.jpg)
ただ、勿論汚して暫く立つと乾いてこびり付いたり、長年使用しているとシリコンカバーが傷付き、そこに汚れが入り込むので、ここまでの洗浄力は期待できないとは思います。それにしても新品とはいえ、ここまで汚れが落ちるとは思いませんでした。これなら長いこと綺麗なまま使用できると思います。
◎液晶画面が大きく見やすい
液晶画面は一般的なクッキングスケールに比べると4倍くらい大きいのではないでしょうか。しかもコントラスト比(明暗差)があるので、蛍光灯下でも日光下でも見やすいです。バックライトはうっすら光っており、真っ暗でも見やすいです。目が悪い人や高齢者でもじっくり顔を近付ける必要もなく、遠目からでも数値が読み取れるのは日常使いとして非常に便利です。
![D40E303B D40E303B](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/D40E303B.jpg)
ちなみに、この液晶画面は6分間なにも変化がないと自動的に消灯されるので、ズボラな人にも安心です。
○フックに引っ掛けられるので釣り下げられる
地味に便利だった点としては、クッキングスケールにフックを引っ掛ける穴が開いていることです。さらに良くできているのは、このフック穴が必要ないときに収納できること。
![8C771799 8C771799](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/8C771799.jpg)
クッキングスケールは常時使う物ではないのですが頻繁に使う物なので、置き場所に困るんですよね。しかし、このフック穴があるおかげで、台所の邪魔にならないところに引っ掛けてぶら下げておけます。この状態だとフックから外すだけで使用できるので非常に便利です。
![12F8E942 12F8E942](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/12F8E942.jpg)
◎0.1g単位で計れる精密なクッキングスケール
このクッキングスケールは200gまでなら0.1g単位で計量できます。200g~1kgまでは0.5g単位。1~2kgは1g単位です。最大の計量重量は2kgまでなのでそれ以上の重さは計量できません。
![63BE8C48 63BE8C48](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/63BE8C48.jpg)
操作は至ってシンプルで誰にでも使用できます。
- 【g/mL】g(グラム)とml(ミリリットル)の切り替え
- 【入/切】電源のオンとオフ
- 【0表示/微量】0表示以外だと表示を0にリセット/0表示の場合は0.1g単位と1g単位の切り替え
![94A0A2A0 94A0A2A0](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/94A0A2A0.jpg)
ボタンも大きく、割り当てられているキオ脳がきちんと日本語で表示されているのでわかりやすいです。
◎水とミルクのml軽量ができる
ユニークな機能としては、gとmlを切り替えられることです。水は比重によりg=mlではありません。また、水と牛乳でも比重も違うので、そのような微妙な違いも正確に計測してくれます。
今どのモードで動いているのかも液晶画面でわかりやすくアイコンで表示されます。ミルクならミルク型アイコンとMで、水なら水のアイコンとWで。ig単位か0.1g単位かもこのようなアイコンで表示されますし、勿論gとmlもそうです。このあたり液晶表示は非常に分かりやすいです。
![FDB49BAF FDB49BAF](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/06/FDB49BAF.jpg)
×電源を切ると設定がリセットされる
唯一残念だった点は、電源を切ると以前の設定が消えてしまうことです。私は小重量を正確に0.1g単位でずっと計りたかったのですが、電源を切ると次に電源が入ったときにはこれら以前使用していた状態がリセットされ、g表示で1グラム単位になってしまいます。いちいち使用する度に0.1g単位にするのはちょっと面倒。
総評
電源を切ると以前の使用状態がリセットされてしまう以外、文句のないクッキングスケールです。電源を入れるとg表示で1g単位になってしまいますが、通常は0.1g単位で計測することなんてないのでこれで困ることはないと思います。私の場合、このブログでイヤホンが10.4gグラムでした…などと発信するための特殊な使い方なので…。普通はリセットされても特段困ることではないと思います。
なによりシリコンカバーの優秀さと、液晶表示画面の大きさ、見やすさは素晴らしかったです。本体が大きすぎてかさばるクッキングスケールでは本末転倒なのですが、適度にコンパクトで液晶画面が大きいので使いやすかったです。
こんな人にお勧め
- 液晶画面が大きくて見やすいクッキングスケールが欲しい人
- シリコンカバー付きでいつまでも綺麗に使用できるクッキングスケールが欲しい人
- フックで釣り下げられるクッキングスケールが欲しい人
- 0.1g単位で計測できるクッキングスケールが欲しい人
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