初めての鉄のフライパン「リバーライト/極ROOTS 炒め鍋 28cm」レビュー

テフロン加工のフライパンがいかに非経済的か知っていますか?

私は今まで10年以上にわたり、テフロン加工のフライパンを何の疑問もなく使用していました。

 

何故使っていたかと言われれば、ズバリ「楽だから」です。

 

確かにテフロン加工のフライパンは楽です。油無しでも焦げ付きませんからね。ヘルシーな油抜きの料理も簡単に出来ます。しかし問題はコストです。

 

私の場合、テフロン加工が禿げると、2,500円前後のフライパンを毎回購入していました。テフロン加工のフライパンを使っている方ならわかると思いますが、大体1年くらいで焦げ付き初めて、2年持つことはなかなかないんですよね。私の場合、毎日複数回使うので、平均して1年くらいで買い替えていたでしょうか。

 

10年とした場合、2,500円×10年で2万5千円掛かっていることになります。フライパンだけで2万5千円…結構大きな出費ですよね。更に考えると、一生テフロン加工のフライパンを使った場合、30年とすると2,500円×30年で7万5千円。50年とすると2,500円×50年でなんと12万5千円です。

 

なんとなくはわかっていたんです。テフロン加工を使うことのランニングコストの高さ。しかし楽なことに逃げて、考えずに今まで使ってきました。一方、鉄のフライパンは一生物で、親子で世代を超えて使う人もいるそうです。

 

2,500円のフライパンくらいしか買ったことのない私には、6,000円を超えるフライパンの購入は、大袈裟ですがまさに清水の舞台から飛び降りる気分でしたが、仮10年使ったとして6,000円/10年で1年600円。20年使えば1年300円。30年使えば1年200円。

 

テフロン加工のフライパンを定期的に買い替えるのと、鉄のフライパンを使い続けることのランニングコストの違いは一目瞭然ですよね。

何故テフロン加工のフライパンをやめたのか

この間まで使っていたテフロン加工のフライパンが、自分の使い方が悪かったにしても、半年でテフロンが禿げ、焦げ付きが酷くなったことを機に、今まで燻っていた不満が爆発し、テフロン加工のフライパンを諦めることにしました。

 

テフロン加工のフライパンを使い続けることのランニングコストの高さや、毎回買い替える無駄さには薄々感づいていました。そんなわけでお手入れの面倒さや、焦げ付きの噂は目にしていたものの、鉄かステンレスのフライパンに買い替えようと決意した次第です。

 

鉄のフライパンとステンレスのフライパン

テフロン加工のフライパンから買い替える候補として、実は最初、ステンレスのフライパンが有力候補でした。しかし調べれば調べるほど、ステンレスは鉄よりも焦げ付きやすいとの話を見て、悩みに悩んだ結果、使えば使うほど油が馴染むという鉄のフライパンをチョイスしました。

 

鉄のフライパンを躊躇していた理由

鉄のフライパンを躊躇した理由は、勿論「お手入れの面倒さ」です。

 

お手入れが楽だからこそ、テフロン加工のフライパンに逃げていたわけですからね。これに関しては散々悩みました。毎日使う物ですから、お手入れの手間さに耐えられるだろうか、使い続けられるだろうか…と。

 

極シリーズならではのお手入れの簡単さ

この極シリーズは、お手入れが面倒な鉄のフライパンでも少し変わった位置付けで、鉄のフライパンながらお手入れが楽なのを謳い文句にしています。

 

具体的にどういうことかというと、一般的な鉄のフライパンは、新品には保管時に錆びないように錆止めが塗られているので、購入後まず最初に空焚きをして、錆止めの薬を焼き切らなければならないのですが、極シリーズは錆びにくい特殊な加工を精製段階からしているため錆止めが塗られていません。なので、必然的に最初にする空焚きも必要ありません。

 

また、一般的な鉄のフライパンは、使用後に薄く油を塗って保管します。これも上述した鉄の錆びやすい性質が理由です。しかしこれもこの極シリーズは必要ありません。水分をしっかり火に掛けて飛ばせば、油を塗る手間もいらないんです。

 

錆止めを焼き切る空焚きに関しては、最初の1回だけなので、あってもなくても大した手間ではないので、どちらでも良いのですが、使用後に油を塗る必要がないのは、毎回することなのでかなりお手入れが楽になります。

 

鉄のフライパンの使用手順とお手入れ

鉄のフライパンを初めて使う場合、これから買う場合、手順がわからないと思うので、ここでその手順を紹介していきたいと思います。

 

まずこれは毎回行う作業ではないので、購入後1回きりやればいいのですが、「油慣らし」という作業を行います。

 

フライパンの1/3くらいの深さまでたっぷりの
油を入れて中火で5分ほど温めます。終わったらオイルポットに入れておいて下さい。のちに「油返し」に使います。この最初の初期化とも言えるべき油慣らしが終わったら、次からは毎回調理の度にする手順です。

 

  1. 調理前に「油返し」
  2. 調理後に洗剤を使わずにすぐ洗う
  3. 洗い終わったらすぐに火に掛けて水分を飛ばす

テフロン加工のフライパンとの手順の違い、お手入れの違いは主にこの3つです。極シリーズ以外は、このあとに油を薄く塗る作業がありますが、極シリーズでは不必要だとのことです。しかし私は、早くフライパンに油を馴染ませて、焦げ付かないフライパンに育てたいので、油を塗布して保存しています。

 

まず「油返し」ですが、調理前にオタマ一杯分ほどの油をフライパンに入れ、1分ほど温めます。フライパンに手をかざして、焚き火に当たるような温度、感覚になるか、もしくは油が波打ってきたら適温のサインです。

 

この油返しには、先ほど油慣らしで使ってオイルポットに入れた油を使いましょう。油慣らしに使った大量の油を捨てるのは勿体ないですからね。油返しの油が適温になったらまたオイルポットへ戻します。

 

これで調理前の手順は終わりです。あとは通常通りの手順で、必要な油を別途入れて調理しましょう。

 

調理が終わったらすぐに水で洗わないといけません。焦げ付いたまま、材料をそのままにしてしまうと、フライパンにくっついてしまいます。この時洗剤は必要ありません。水で洗い流すだけでOKです。スポンジだと汚れを落としづらいので、鉄のフライパン用のタワシを使った方が良いですね。

 

洗い終わったら今度は水分を飛ばすために火に掛けます。空焚きしただけでは水分が残ってしまうので、いくら錆びに強い極シリーズでもきちんと水分を飛ばしましょう。

 

鉄のフライパン独特のお手入れはここまでです。どうでしょうか。面倒に感じるでしょうか。

 

私は面倒だからテフロン加工のフライパンを使っていた人間なのですが、そんな私でもこの手順は苦に感じませんでした。

 

まず最初の油返しですが、これは2分もあれば終わります。他の食事の準備をしている間に終わります。

 

次のすぐに水洗いする手順は、どのみちテフロン加工のフライパンだろうと、鉄のフライパンだろうと、いつか洗わなければならないので、違うのは「いつ洗うか」だけです。テフロン加工のフライパンだろうと鉄のフライパンだろうと、洗う手間は変わりはないんですよね。寧ろ洗剤がいらず、力加減や傷を気にせずゴシゴシ洗うだけで汚れが完全に取れて元に戻るので、こちらの方が楽だし便利と感じるほどです。

 

最後にフライパンを火に掛けて水分を飛ばす手間ですが、30秒ほどで終わるので、他にご飯をよそったり、お盆に並べたりと、食事の最後の準備をしている間に出来ることなので、全く苦になりませんでした。

 

結局使ってみたところ、言われているほど鉄のフライパンの面倒さは感じませんでした。これなら毎日でも長いこと使えそうです。

 

初めての鉄のフライパン前に用意しておきたい物

既にいくつか述べてしまいましたが、初めて鉄のフライパンを購入する前に用意しておいた方が良い物が3つあります。

 

一つ目は「オイルポット」です。油返しをするのに必要不可欠です。近所のホームセンターにて300円ほどで購入しました。

 

二つ目は「鉄のフライパン用タワシ」です。もしかしたらスポンジと記載されているかも知れません。ステンレスや銅のタワシのことです。これはダイソーで2個入り100円で購入しました。

 

三つ目はいらないかもしれせんが「油引き」です。お好み焼き屋などで鉄板に油を塗る時に使うアレです。あれよりは小さいですけどね。これもダイソーにて100円で購入です。

 

極シリーズは油を塗って保管する必要はないとのことですが、気になる人や、早く油を馴染ませたい人が、油を塗って保管するときに、油引きがあると便利です。

 

こんな人にお勧め

  • 初めて鉄のフライパンを購入しようと思っている人
  • テフロン加工のフライパンを定期的に買い替えることに疑問を持っている人
  • テフロン加工のフライパンを定期的に買い替えることは、実はお金の無駄なんじゃないかと思っている人
  • 一般的な鉄のフライパンはお手入れが面倒だと思っている人
  • 長年使えるフライパンが欲しいともっている人

 

これなら長く使えそうだと思えるフライパン

鉄のフライパンは長年気にはなっていたのですが、お手入れが面倒と良く目にするので購入を躊躇っていたのですが、錆びにくくお手入れが簡単なこの極シリーズを知り購入したわけですが、買って大正解でした。

 

ずっとテフロン加工のフライパンを買い替えることのランニングコストの高さは、なんとなくわかっていたので、この辺のモヤモヤがスッキリしました。

 

お手入れが思ったより楽だったので、これなら毎日、そして長年使い続けることが出来そうです。

 

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