目次
特徴
- 【1500ルーメン・1080P HD】明るさは1500ルーメン、1080P対応の高解像度のミニプロジェクターです。最大1000:1の高ダイナミックコントラストを実現します。高品質の映像や音楽を投写できます。
- 【iPhone/Android簡単に接続・ミニサイズ】スマホの充電ケーブルをプロジェクターと接続だけ、簡単にiPhone/Androidの画面全体をミラーリングされます。(注意:iphoneの場合、テザリング契約済が必要) サイズは187*149*77mmで、重量は950gのミニデザインで、持ち運びやすいです。
- 【雑音抑制・多機能インターフェイス】最新の冷卻システムが採用して、ファンの音が普通のプロジェクターより小さくなり、雑音抑制にも優れます。USB/SDカード/HDMI/AV/VGサポートで、パソコンとか、スマホとか、タブレットとかゲーム機なども接続できます。
- 【台形補正・大画面の投写】台形補正機能が縦に±15度の調整も簡単に行えます。簡単に高品質の映像や音楽を投写できます。マニュアルフォーカスすると、投影された画像サイズは32~170インチまで調整することができます。
長所と短所
- ○コンパクトで置き場所を取らない
- ○1500ルーメンの明るさでしっかりと映る
- ○接続方式が多彩で色々な端末から再生できる
- ○台形補正機能があるので角度を付けた投影も歪まない
- ○ファンの音が比較的静か
- ×投影できる解像度は800×480
はじめに
今回レビューするのは、DBPOWERさんのプロジェクター『T2』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
箱はシックな黒一色にゴン色の線画と文字。高級感があります。
パッケージ内容は、プロジェクター、リモコン、HDMIケーブル、AVケーブル、、電源ケーブル、プレゼントカード、保証カード、説明書。
プロジェクターは片手で持てるほどコンパクトです。良く移動させる使い方をする場合に便利です。
焦点距離はレンズ上部を回して調整します。
ボタン類は上部に集中しています。慣れれば問題ありませんが、最初は真っ黒なのでどのボタンが何を指すのか少し分かりづらいです。
対応機種は豊富です。USB端子、HDMI端子、AV端子などに対応しています。また、本体に直接ヘッドホンを繋ぐことも可能です。
あまり使用しないとは思いますが、VGA端子にも対応しています。
裏面にはボリュームのあるゴム足があります。厚みがあるので滑らずしっかり固定できます。また、三脚ネジにも対応。一般的な三脚が使用できます。
リモコナシンプルで操作に迷いません。動力は多NY音電池2本です。レスポンスも素早く、操作性に問題はありませんでした。
電源ケーブル。
HDMIケーブル。
AVケーブル。
説明書。
説明書は日本語単独の物で、図解もあり情報量も十分でした。初心者でも問題なく操作できると思います。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
コンパクトで置き場所を取らない
このプロジェクターはコンパクトで置き場所を取りません。また、重量も1kgを切っているので、片手で簡単に持ち運びができます。一般的な据え置きの大きなプロジェクタのイメージとはだいぶ違います。具体的な大きさは、幅18.7cm×奥行き14.9cm×高さ7.7cmです。
プロジェクターは据え置きで使用しない場合、使うときに出し、終わったら仕舞うとのスタイルになると思います。このような出し入れを考えると、片手で扱えるコンパクトさは大きなアドバンテージです。また、わざわざ仕舞わなくても、この大きさだと使わないときにはその辺の隅っこに寄せておくだけでも場所が空くので便利です。
1500ルーメンの明るさでしっかりと映る
1500瑠面と明るい光量の投影なので、部屋の明かりを点灯したままでもある程度の視認性を得られます。
夜や電気を消してプロジェクターを使うといっても、月明かりや街頭で完全に真っ暗にはなりません。明るさが足りないプロジェクターだと、ハッキリ映像が映らないなんてこともあります。しかし、このプロジェクターは1500ルーメンと明るい光量の映像なので、昼間でもカーテンを閉めず電気を消した状態で一応見ることができました。ただ、やはりきちんと綺麗に見るには電気を消してカーテンは閉めた方が良いと思います。
部屋を暗くしてみると相当綺麗にくっきりと映像を見ることができました。後述しますが、出力解像度は800×480と、決して高解像度とは言えないのですが、部屋の白い壁にハイビジョン映像を移すくらいだと全く気になりませんでした。メニューの文字も字幕もくっきりハッキリ読み取れました。普通に使う分には十分な映像の綺麗さでした。
接続方式が多彩で色々な端末から再生できる
SDカードスロット、USB端子、HDMI端子、VGA端子ち入力端子が十分なので、SDカード、USBメモリ、スマホ、デジカメ、ビデオカメラ、PC、DVD、BDプレイヤーなどを再生して投影することが可能です。
また、スピーカーの出力端子はヘッドホン端子もあるので、迫力あるサウンドで楽しみたい場合や、夜中に1人ヘッドホンで聞きながら見ることも可能です。いろいろなシーンで使用できるので活用範囲はかなり広いです。
台形補正機能があるので角度を付けた投影も歪まない
プロジェクターは真っ直ぐ投影するのではなく、上や下に少し角度を付けて投影する場合も多いと思います。その場合にできてしまう台形の歪みを補正する機能があります。角度を付けて映像が台形になっても簡単に歪みを補正して長方形の映像にできます。
と邦子の溶暗コンパクトなプロジェクターの場合、家の中の色々な部屋や場所に移動し、色んな場所や色んな高さに置くなんてことも想定されます。このような場合でも上下15度までの台形の歪みは補正してくれるので綺麗な映像で楽しめます。
台形補正機能がないと、真正面に移すことしか許されないので、これがあるなしでは使い勝手が雲泥の差です。
ファンの音が比較的静か
ファンの音は比較的静かな部類だと思います。
プロジェクターは熱を持つことが多く、その熱を冷ますために大きなファンの音がする物も多いのですが、こちらは比較的静かでした。
どうしてもファンの音が気になる場合、前述もしたようにヘッドホンも使用できます。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
投影できる解像度は800×480
Amazonの説明が分かりづらいのですが、このプロジェクターは決して1920×1080の解像度で投影(出力)できるわけではありません。説明に1080p対応と記載してあるのは、あくまでソース動画として入力に対応していますよということです。
つまり、1920×1080のフルハイビジョン動画をスマホやPC、USBメモリから再生し、映し出される映像の解像度は800×380となります。決して高画質ではありませんが、壁やスクリーンに映すには特に問題を感じませんでした。高級なスクリーンにフルハイビジョンで投影させたいような方は、もっと高価な機種を購入することをお勧めします。あくまでこのプロジェクターは、筐体の小ささから考えても、手軽に再生することを優先させた物です。
総評
コンパクトで持ち運びがしやすいため、プロジェクターを出しっぱなしにせず、使用するときだけ押し入れ等から出し、使用し終わったらまた仕舞うなんて使い方に合っていると思います。また、出しっぱ何紙にする方でも、場所を取らないので狭い机の上に置く場合も合っていると思います。
出力解像度は高くないので、高級なスクリーンに投影したり、じっくり高画質で映画を観るのには向かないかもしれませんが、壁や天井に投影して見る分には不足を感じませんでした。
こんな人にお勧め
- コンパクトなプロジェクターが欲しい人
- 台形補正機能のあるプロジェクターが欲しい人
- 明るい投影ができるプロジェクターが欲しい人
- ファンの音が静かなプロジェクターが欲しい人
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