今回レビューするのは、Schickさんのカミソリ『極(SCK5-210)』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
●シック最上級モデル。理容師の手首と指の動きを再現した滑らかでやさしい剃り心地。 ●剃り方にあわせて肌にかかる力を自動調整する衝撃吸収テクノロジー。 ●キワまで整えるフリップ式トリマー。 ●スキンガード付き5枚刃。 ●ロックボタン
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
Schickフラッグシップモデルのカミソリ。
替え刃は1個のみです。このほか、4個付属しているセットもあります。
スペック
- サイズ:ホルダー(刃付き)+替刃1コ 替刃:アメリカ製、ホルダー:中国製、シェービング剤:中国製
- 原産国:中国
- 内容量:ホルダー(刃付き)+替刃1コ個
- 梱包サイズ: 4x7x22cm
- ブラント名: Schick(シック)
使用した感想
フラッグシップモデル
極はSickのカミソリの中でフラッグシップモデル、つまり最上位機種です。ただ、今は電池式のカミソリもあるため、価格的にはそれほど高くありません。電池式ではない手動式の中で最上位モデルです。
以前、電池式カミソリも使用したことがありますが、全く効果を感じなかったため、以降ずっと手動式のカミソリを使用しています。私の場合、従来のカミソリの形状で、刃が振動したからといって、深剃りできたとは全く思えませんでした。
ちなみに、私が今回購入した物は、替え刃が1個のみのモデルで、価格は1,000円ちょっとでした。最近は最初から替え刃が十数本付属している物も多く、それだと3,000円近くするので、それを考えると安く、買いやすい価格帯だと思います。
また、極は替え刃が4つ付いているセットもありますし、替え刃のみも売っているので、好みでどのセットを購入するかを選んでください。
結局、のちのち替え刃を買うことになるのだから、最初から買った方が良いと思われるかもしれませんが、シャープナーで使い回しています。詳細はのちほど。
刃の脱着はボタン1つでできるので非常に楽です。背中のボタンを押すとパカッと取れます。取り付けるときはボタンを押す必要はなく、先端にカチッと填めるだけです。
クビが2段階に動くので顎下が良く剃れる
極のなにがフラッグシップモデルかというと、動くクビが2つあることです。アジャスターと言うそうですが、剃る場所の形によって、クビが柔軟な角度に曲がり、そこにピッタリ沿うため非常に良く剃れます。
動く場所はどこかというと、カミソリの刃の部分が1つ。ここは最安クラスの使い捨て以外、概ねどのカミソリでも動きます。もう1つは、その下の太いクビ部分が動きます。
刃の部分はスムーズに動きます。
極の特徴でもあるクビの動き。刃のアジャスターと、下のクビのアジャスターの2カ所が動くことで、アゴの下など、複雑な形の部分でもスムーズに剃ることができます。
下のクビの動きは、お腹側にあるロックボタンを上スライドさせることで固定することができます。ロックすると下のクビは動きません。頬など平面を剃るときはロックした方が良い場合もあるようです。
極の刃は価格帯の高いカミソリでは当たり前の5枚刃です。実質、1度剃ると5回剃ったことと同等となるので良く剃れます。2枚刃や3枚刃より、顔を剃る往復回数を少なくできるので楽ちんです。基本的に刃の枚数が多ければ多いほど短時間で剃れます。
価格が高い
価格はやはりフラッグシップモデルだけあり高いです。替え刃1枚付きで1,000円超。4枚付きで2,000円弱。替え刃のみ4枚で1,700円弱。ただ、後述しますが、カミソリに付いているジェルがなくても良いのであれば、シャープナーで長期間使うことができます。
替え刃よりもシャープナーという選択もアリ
フラッグシップモデルナので替え刃も高いです。毎日剃る場合、刃の消耗も激しく、ランニングコストはバカになりません。そこで便利なのが、カミソリのシャープナーです。包丁を研ぐのと同じで、カミソリも研いで切れ味を復活させることができます。
使い方は包丁を研ぐのと同じで、4,5回カミソリの刃を当てて研磨するだけです。ただ、切れ味は間違いなく復活しますが、前述したように、なくなってしまった、刃に付いているジェルは当然復活しません。このジェルが好きな方は、ただ切れ味が復活しただけでは満足できないかもしれません。
私はジェルは不要だと思っているので、切れ味さえ復活すればOKです。シェービングクリームで十分滑らかに剃れますし、カミソリ負けもしませんからね。
私が使用しているシェービングクリームはこちらです。安いですし、メーカーも同じSickです。
総評
刃の部分と、その下のクビが2カ所動くことにより、アゴの下やエラ部分の複雑な形状でも刃先がビタッとくっついている感じがします。剃り心地は非常に良く、深剃りもできています。
フラッグシップモデルなので価格は高いです。特に替え刃は高く、ランニングコストが気になる方もいるかもしれません。それでも十分価格以上に切れ味、クビが2つ動くことによるフィット感と剃りやすさはあります。
それでもランニングコストが気になる場合、前述したように、カミソリシャープナーの使用をお勧めします。新しい替え刃に付いているジェルがなければ絶対にイヤという方でなければ、切れ味は間違いなく復活するのでお勧めです。
こんな人にお勧め
- アゴの下やエラなど複雑な部分をしっかり剃りたい人
- 手動カミソリのフラッグシップモデルを使いたい人
- 高くても切れ味が良くそり残しの少ないカミソリが欲しい人
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