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え?これで終わり?「RiN/ハロルド作石」(第10~14巻・完結)

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特徴

全ての謎が今明らかに!! 伏見vs.瀧、ついに決着! 「トーラス」新年号表紙を描くのはどっちだ? 一方、「紀王=伏見」と「ユリ=凜」、時を超えた”魂の絆”が導く運命とは? すべての謎と伏線が明らかになる感動の最終巻!! ハロルド作井氏”幻のデビュー読み切り”『そうはいかん』『君は虎の目をしていた』も特別収録。
すべての謎が明らかに!!!【キャッチ】伏見vs.瀧、ついに決着! トーラス新年号表紙を描くのは誰だ? 一方、「紀王=伏見」と「ユリ=凛」、時を超えた“魂の絆”が導く運命とは――。すべての謎と伏線が明らかになる、感動の最終巻!!! ハロルド作石“幻のデビュー読み切り”『そうはいかん』『君は虎の目をしていた』も特別収録!!!

 

長所と短所

  • ×何一つ決着が付いていない
  • ×スピリチュアルな話の比重が多すぎる

 

○長所/△人による/×気になるところ

 

はじめに

Rinが終わりました。終わってしまったと言うべきか…。完全な打ち切りですね。一時は『漫画家を目指す漫画』として期待してワクワクして読んでいたのですが、スピリチュアル(精神的、霊的、前世的話)な話の比重がどんどん大きくなり変な方向へ…勿体ない漫画でした。今回はこの完結したRiNの感想を書いていきたいと思います。

 

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え?終わり?

正直第14巻を読み終わった感想は「え?終わり?」でした。本当にそれ以外の感想が出てこきません。今までも色々と打ち切りで突然終わった漫画は読んできたのですが、ここまで終わったことが分からなかった漫画は久々です。

 

先日も、『なにかもちがってますか』と言う漫画を読んだのですがこれも多分打ちきりでした。ですが、2,3話前から「あれ?終わりそうかな?」との予感はしていたんです。つまり、数話前から作者が終わらせようとしている意図は感じ取れました。しかしこのRiNは大袈裟ではなく、それが最後の1コマまで本当にありませんでした。最後のコマを読み終わっても終わったことが分からず、「ん?なにかENDって文字があるが…」と思い確認してようやく完結したのだと理解しました。それくらい話が終わっていませんでした。この最後の『THE END』とのページを無くせばそのまま次の話に続きます。それくらい話が終わってませんでした。

 

 

 

何も解決していない

いくら打ち切りでもなにかしら上手くまとめた感は出してくるものなのですが、それすらもありませんでした。

 

  • 伏見の漫画家としての行く末→未解決
  • 沢村叡智伝説の漫画→未解決
  • 伏見の姉の病状→未解決
  • 伏見×石堂の恋愛→未解決
  • 伏見×瀧のライバル対決→未解決
  • 石堂凜の能力は何か→未解決

 

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話の中核を成していたエピソードをざっと思い出せる限り書いてみましたが、それら全てに一切解決が成されませんでした。ここまで投げっぱなしの終わり方をした漫画は、私が近年読んだ中では記憶にないかも…。

 

一時は期待していた

一時は漫画家を目指す漫画と言う同系統の『バクマン。』、『まんが道』のようになるのかなと期待していたんですけどね。以前の記事でも書きましたが、途中から何故かスピリチュアルな話の比重が大きくなり、ヒロインの石堂凜の超能力、前世の話ばかりになり…。漫画の話はどこへ行ったの状態へ…。この辺りでなんか方向性が怪しいと思ったんですよね。一時持ち直して漫画家を目指す話に戻ったものの、結局またスピリチュアルな話に重点を置くようになり、最後までこの妙なバランスは解消されませんでした。最後まで読んでみると、6:4か7:3くらいでスピリチュアルな話に比重が置かれていたように思います。

 

 

結局読み終わって思うのは、漫画家を目指す漫画だったのではなく、主人公の伏見紀人(のりと)と石堂凜の恋愛もの、スピリチュアルものに、漫画がオマケで付いてきたのかなあと言う印象になってしまい、当初私が期待していたバクマン。まんが道のテイストではありませんでした。

 

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率直な感想としては、最初は漫画家を目指す漫画にちょっと味付けでスピリチュアルな話がある程度かなと思い、バクマン。まんが道とはまた違った面白さがある漫画家を目指す漫画で面白くなりそうだなとワクワクしていたのですが、話が進むにつれスピリチュアルな話に重点が置かれるようになり、漫画家を目指す漫画成分はどんどん減っていき残念です。

 

おわりに

ここまで何も終わっていない漫画は久々でした。最後のコマのENDの文字を見ても理解出来ず、何ページか戻したり進めたりしてしまいましたよ。

 

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話の着想としてはユニークで、これまで漫画家を目指す漫画として有名だったバクマン。まんが道にはなかったスピリチュアルな要素があり、差別化が図られるかと思ってかなり期待して面白く読んでいたんですけどね。まさか途中からスピリチュアルな話がメインになるとは思いもしませんでしたよ…。

 

最近私が当たっているだけか、打ち切り漫画を連続して読んでしまいましたが、終わるにしてももう少し時間を与えて話にある程度決着を付けて欲しいんですよね。ハロルド作石さんなんてこれまで多くのヒット作を生み、出版社に貢献しているのですから、それくらいの猶予を与えてもいい気はするのですが…。しかし一方で作者からすれば、人気が出ない、手応えがない漫画をダラダラ続けるより、さっさと終わらせて新しい漫画を描きたいと言う思いもあるかも知れません。この打ち切りに関してどう話をまとめるかは難しい問題ですね。ただ、さすがにここまで投げっぱなしだと、今後の評価に悪影響を及ぼすのではないかと思うのですがどうなんでしょう。

 

主人公の伏見がプロの漫画家になるまでは間違いなく面白かったのですが、その後のスピリチュアル中心の話になってしまったことや、この希に見るほどの投げっぱなしの終わり方を見ると、ハロルド作石さんファンでない限り、残念ながらお勧めとは言えません。

 

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