目次
特徴
- 本体: ポリプロピレン・耐熱温度120℃、耐冷温度-20℃
- 目皿、蓋内側材質: アルミニウム(アルマイト加工)
長所と短所
- ○簡単
- ○安全
- ○目を離せる
- ×作っている最中は五月蠅い
はじめに
ゆで卵を作るグッズは現在も持っていて使用していたのですが、今回はこの電気ゆで卵器の汚れがどうにもならなくなったので、新しくゆで卵を作るグッズを購入しました。
今回購入したのは、今まで使っていて電気式ではなく電子レンジで作る物です。なぜ電気式から電子レンジ式に変えたのかの理由もきちんとあるのですがそれは後述します。今回はこの電子レンジでゆで卵を作るグッズのレビューをしていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。今回購入したのは1度に4個ゆで卵を作れる物です。それほど大きい物でもないのですし、2個タイプでは心許ないので、こちらの4個入りをお勧めします。
化粧箱に記載してある加熱時間の目安です。
化粧箱を開けるとゆで卵器本体がお目見えです。
大きさは想像よりもコンパクトな感じでした。
左が取っ手で、右が上蓋が取れないようにするストッパーです。素材がポリプロピレンなので電子レンジでも熱くなりません。…が、丸みのある本体の方は中の蒸気で熱くなるので注意。取っ手は中の蒸気が触れないので全く熱くなりませんのでここを持ちましょう。
左が蒸気を逃がす穴で、右が「ストッパーで止めましょう」との注意書きです。蒸気は出るには出ますが、パスタを作ったときのように電子レンジ内がビショビショになるわけではないので、ほとんど気にすることはないかと思います。
上蓋を取った状態です。
お皿も取った状態です。金属のお皿を分解して取り外せるので丸洗いが楽で常に綺麗にしておけます。
底部には『ここまで水を入れる』との基準線があるのでわかりやすいです。
以上、外観チェックでした。
思ったよりはコンパクトな印象。全て分解してばらせるので洗うのが楽です。
何故電子レンジ式か
今回は今まで使用していた電気式ではなく、電子レンジで作るグッズを購入したのですが、これには明確な理由があります。それは電気式だと汚れが取れないからです。
電気式のゆで卵器は今まで使っていた物が2台目で、今回の物は2年くらい使用しているのですが、どうしても汚れ(主に鉄さび)が取り切れないんです。以下の写真を見ていただければ分かると思いますが、取り切れないと言うレベルではなく、びっしり錆びだらけになってしまうんです。これは底面の金属プレートを取り外すことができない電気式の構造的欠陥があるからです。コンセントが繋がっている部分や機械が入っている部分と切り離せないので、最も汚れる底面の金属プレートを取り出してゴシゴシ洗うことができないんです。その結果、最初の2,3ヶ月は汚れが落とせても、それ以降はどんどんサビが溜まっていく状態に…。まあここまで錆びても私は普通に食べられているので体に問題は無いとは思うのですが、やはり衛生的とは言えませんよね。そこで今回新たに購入するに当たっては綺麗にメンテナンスすることができる電子レンジ式を選択したんです。
汚いでしょ…。でもこれどうにもならないんです。底面の金属プレートが取れないので、洗うにしても限度があるんです。
一応誤解のないように書いておくと、この電気式のゆで卵器はゆで卵器で素晴らしいんです。電源コンセントを繋いであるので、水と卵を入れてスイッチを押すだけで勝手にゆで卵ができ上がってしまいます。更に私がこれを気に入っていた理由は静かなところです。ゆで卵を作っている間でさえ音がほとんどしないので、そばでテレビを見るのにも全く邪魔になりませんでした。しかしやはり課題は汚れ(サビ)なんですよね…。さすがにどうしても気になるレベルまで来てしまいました。
電子レンジが五月蠅い
まず弱点を挙げるとすればいの一番に電子レンジの轟音でしょうね。一応、2,3年前のそれほど古くない電子レンジを使っていのですが、それでもやはり電子レンジの音は大きく、同じ部屋でテレビを見ているとテレビの音が聞こえなくなります。そしてこの状況が12~13分ですからね。電子レンジ式のゆで卵器を購入するのを躊躇していた最大の理由はこれでした。
一応この音の部分は工夫することで短縮はできますがそれは後述。
蒸すことを意識すれば時間短縮
電子レンジの音が五月蠅いことが弱点と前述しましたが、キッチン等別の部屋で行う場合は良いのですが、同じ部屋でテレビを見たりしている場合は辛いものがあります。電子レンジの音はどうしようもないので違う視点から時間短縮を工夫してみました。五月蠅い音が短くなれば、それはある意味騒音削減効果と言って良いですからね。
これは簡単で、本来マニュアルには卵4個で12~13分と書いてあるのですが、この時間を5分短くしてその後6,7分放置するだけです。要は余熱で蒸らしてしまおうってことです。これでマニュアル通りやるできのゆで卵となんら変わることのない物ができ上がります。コツはマニュアルより5分時間を短くして、1,2分長く放置して蒸らすことです。これで電子レンジの轟音を5分短縮でき、なおかつ電気代も節約できるので一石二鳥です。
丸洗い可能
電気式のゆで卵器では不可能だった丸洗いがこの電子レンジ式のゆで卵器ではできます。私としてはこれが電子レンジ式最大のメリットだと思っています。今まで使っていた電機子のゆで卵器は前述したとおりの惨状でしたからね…。常に綺麗でピカピカ、衛生的な状態を維持できます。
一緒に購入した『からむき上手』
特徴
- 本体: ポリプロピレン・耐熱温度120℃、耐冷温度-20℃
- 目皿、蓋内側材質: アルミニウム(アルマイト加工)
長所と短所
- ○卵の殻を綺麗に剥ける
綺麗に殻を剥ける
今回ゆで卵器を購入したのと同時に、卵のお尻に小さい穴を開けて殻剥きが綺麗にできる、からむき上手を購入しました。
これを使ったことがない人は意味あるのか疑問に思うでしょうね。しかし断言しますがこれは効果覿面で、ゆで卵の殻がツルッと綺麗に剥けるんです。それはもう気持ちが良いくらいに剥けます。
仕組みを簡単に説明すると、卵のお尻に穴を開けることによって、そこから水(水蒸気)が入り込み、卵と卵の皮の間に水や空気が浸透し隙間を作ってくれるため、卵を剥くときツルッと剥けるんです。これは、今まで使用していた電気式ゆで卵器にオマケで付いていた物を何年も使っていたので、その効果の程は保証できます。これをしたのとしないのでは卵の殻剥きの綺麗さ、楽さが段違いです。
この商品のことを説明すると、真ん中が窪んでいるので卵のお尻のどこに刺せば迷うこともなく、置いて軽く押し込むだけで最適な位置に穴が開きます。また、安全装置が付いており、右に回すとロックが解除されて押し込めるようになり、左に回すとロックされて押し込んでも針が出てこないようになります。お子さんがいる家庭でも安心でしょう。
このからむき上手は200円強なので安いのでお勧めです。
総評
私は毎朝ゆで卵を食べるので、この手の簡単にゆで卵を作れるグッズはもはや必須なのですが、今回は電気式から電子レンジ式に変えてみました。一番気になっていた衛生面を改善することができ、簡単に分解、丸洗いができ、一切サビがこびり付かなくなりました。
この手のゆで卵は、ガスコンロに掛けてお湯を沸かして作るより圧倒的に楽で安全です。ガスコンロに掛けてお湯で作る場合、吹きこぼれが無いか、ガスの消し忘れは、火加減はなどなど、常に注意を向けていなければならないのですが、このようなゆで卵器だといくらでも目を離して放置できるんです。そして放置していたらいつの間にかでき上がっているので本当に便利です。ゆで卵をよく食べる人にはお勧めのグッズです。
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