今回レビューするのは、MUHENさんの空気清浄機『GH145』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- スピード循環気流:遠くのホコリも素早く吸じん「スピード循環気流」。静電気を除去しながらホコリや花粉、微小な粒子まで素早く集めて集じんします。
- 3つのフィルター:静電HEPAフィルター搭載し、微小な粒子を99.97%以上除去。脱臭フィルター搭載し、生活臭を始め、タバコ臭、ペットの臭いなどに効果的です 。フィルターには可視光に反応する新型光触媒コーティングを施し、吸着した有害物質を分解・除去し、吸着力を自己再生するというセルフクリーニング機能を搭載。
- センサーで空気の汚れに反応:内部にニオイセンサーと本体背面にホコリセンサーを搭載。たばこ、ペット、化粧品等のニオイと、ホコリ、花粉、たばこの煙を感知し、ライトの光で空気環境をお知らせします。
- 30畳対応:最大30畳まで対応。適応床面積は使用する部屋の2倍がオススメとされています。リビングや寝室にピッタリなモデルです。
長所と短所
- ○軽くて持ち運びが楽
- ○花粉や粉塵にに強いHEPAフィルター搭載
- ○HEPAフィルター搭載ながら安い
- ○静音モードだと寝室に置いても運転音が静か
- ○操作が簡単
- ○リモコン付き
- ×本体表示に日本語がない
- ×リモコンのボタンは中国語
- ×説明書の説明が不足気味
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- 空気清浄機
- リモコン(電池内蔵済み)
- 説明書(英語と日本語の二カ国語版)
動画
使用した感想
サイズ感
しっかりした空気清浄機で大きさもあるのですが、以外と軽かったです。重さ自体は約5kgほどあるのですが、手で持った感じそこまでの重さを感じませんでした。
持ちやすかった理由の1つとして、手で掴めるように窪みがあることが挙げられます。ほぼ持ち手と言って差し支えないくらい手に填まりました。なので、移動や持ち運びは片手で軽々できました。
大きさは、実寸で高さ約57cm×幅36cm。
厚みは約19cm。ちなみに、厚みに関しては前面のパネル部分排気部分の後方二段階の構造になっていて、前面のパネルだけだと約8cmでした。
電源コードは直付けタイプで、長さは約110cmでした。電源コードはもう少し長くても良かったかも。
操作ボタンはタッチ式
空気清浄機本体の上部に操作ボタンが集中しているのですが、全てタッチ式です。指先で軽く触れるだけで、「ピッ」と音が鳴って操作できます。ただ、電源コードを入れると、電源の入/切ボタンが緑色のLEDで点滅します。点滅はしない方が良かったです。稼働させていなくても終始点滅はちょっと邪魔です。
ボタンは全て英語表記で分かりづらいのですが、ボタンの数自体少ないシンプル操作なのですぐに覚えます。一応、なにがどの操作になっているかは記入してみました。
アニオンってなんだと思って調べたらイオンですよね。また、その他解説すると下記のようになります。
- On/Off→動作のオン/オフ(切っているときも緑色のLEDが常に点滅)
- Anion→アニオン(イオン)
- Timer→タイマー(2/4/6/8のタイマーオフ)
- Smog Removal→排煙モード(焼き肉屋タバコの排煙に威力を発揮)
- Purification→浄化モード(日常の使用に推奨)
- Sleep Mode Wind→睡眠モード(静音運転)
リモコン付属で遠隔操作もできて便利
本体で操作するだけではなく、リモコンが付属しているので遠隔操作も可能です。ただし、写真を見れば分かるように、こちらは中国語で日本人には分かりづらいです。
リモコンにもなにがどの機能なのかメモ書きをしておきました。まあ、こちらも使っていれば半日で覚えます。ボタン数が少ないですからね。
英語でも中国語でも良いのですが、本体のボタンとリモコンのボタンで言語が、上記のように違います。どちらかに統一して欲しかったです。
リモコンで使用するボタンはボタン電池の『CR2025』です。一般的にどこにでも売っている物なので汎用性は高いです。Amazonは勿論、。100円ショップにも売っています。
Amazonだとこのページにありますし、ノーブランドで良いのならもっと安い物もたくさんあります。ちなみに、リモコンの反応速度、距離、範囲は問題ありませんでした。ボタンを押したら即反応しましたし、ボタンが押しづらいとか、少し角度が付くと反応しないなんてこともありませんでした。
比較的静音
空気清浄機で気になるのは運転音だと思います。実際に騒音測定器でどれくらいの音が出ているのか計測してみました。測定距離は20cm程度なので、実際の生活ではもっと遠いところに置くと思うので、これよりは音が気にならないと思います。
最も強力な排煙モードで51.8db。
日常での使用が推奨される浄化モードで47.7db。
最も静音な睡眠モードで45.2db。
睡眠モードは扇風機の弱運転って感じですね。扇風機と違い、体に風を当てる必要がないので、2,3m離しても問題ないので、睡眠中でも気になることはないと思います。
ちなみに騒音値をわかりやすく表した表がこちらになります。
運転モード | 騒音値(距離20cm) |
排煙モード(強) | 51.8db |
浄化モード(中) | 47.7db |
睡眠モード(弱) | 45.2db |
運転中の騒音値をまとめるとこの表のようになります。睡眠モードは十分静かで、その名の通り睡眠でも全く五月蠅く感じませんでした。
フィルターの交換や洗浄ができる
内部にフィルターがあるのですが、これは取り外して交換や洗浄ができます。背面のパネルを取り外す空気清浄機も多いのですが、こちらは前面パネルを取り外して行う物でした。この写真のように、前面パネルをパカッと開けるとフィルターが出てきます。
前面パネルは上に情報に押し込むツメがあり、下には前方に押し込むツメがあります。結構これがキツキツで、力尽くでやらないと外れません。コツとしては、外すときは前面パネルを下の方にグイグイ押し込み、パネルをたわませながらこちら側に引っ張る…と言う感じでしょうか。上のツメさえ外してしまえば楽です。逆に填めるときは簡単にあっさりはまります。
フィルタはこんな感じに填まっています。上に引っ張り出す紐が付いているので、それを手前側に引っ張ると簡単に取り外せます。
フィルタは4層構造になっています。この表に見える蛇腹状の紙フィルタは『プレフィルタ』。その下に花粉や粉塵を除去する『HEPAフィルタ』。その下に『カーボンフィルタ』。そして最後に『UVライト』。この価格帯の空気清浄機にしてはしっかりしていると思います。
総評
1万円を超える程度で、花粉除去に定評のあるHEPAフィルタ搭載の空気清浄機はなかなかお買い得だと思います。気になる点としては、本体のボタンが英語、リモコンのボタンが中国語、説明書の説明が不足している。こんなところでしょうか。ただ、これは空気清浄機本来の機能や性能には関係ありませんからね。この辺り気にならないなら空気清浄機の性能には一切関係ないので問題ありません。
花粉や粉塵は、家の中にいても、ドアや窓の開け閉め、外から来る人の衣服に付着した物などで、完全に無くすことはできないので、花粉や粉塵除去に強い空気清浄機なので、花粉症対策には良いんじゃないでしょうか。
こんな人にお勧め
- 花粉や粉塵対策をしたい人
- 操作が簡単な空気清浄機が欲しい人
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