今回レビューするのは、MOTOROLAさんのスマートフォン『moto e6s』です。
今回は全3回ほどレビューする2回目となります。2回目の今回は実際に1日ほど触ってみて感じたことをザッと見ていきたいと思います。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
スペック
ファーストインプレッション
最初に感じたことのまとめ
- 6.1インチの大型スマホ
- 画面解像度は1560×720
- 指紋認証あり、顔認証なし
- メモリ2GB、ストレージは32GB
- バッテリー持ちは3000mAh
- USBはMicro B
- ドコモ、au、ソフトバンク回線繋がる
- DSだがDSDS非対応
- カメラ画質はやや悪い
- ゲームをやらないのであればメインとしても使用できる
- 安い
6.1インチの大型スマホ
このスマホの画面サイズは6.1インチです。画像は左が5.5インチのAQUOS Sense 2で、右が当機moto e6sです。
6.1インチなのでさすがに片手で全ての操作は不可能です。
大画面なので一画面に表示される情報量が多いことはメリットです。
画面解像度は1560×720
画面解像度は1560×720で、昨今流行の縦長スマホです。フルハイビジョン以下の解像度なので、決して高解像度とは言えません。1万5千円のスマホなので、このあたりにコストカットを見て取れます。ただ、だからと言って画面の粗さは感じません。
文字を見てもギザギザ感やボケ感はありません。このサイズくらいだと、フルハイビジョン、もしくはそれ以上と、ハイビジョンの差を肉眼で分かる人はほぼいないと思います。
液晶はIPSで視野角が広いです。上下から思い切り角度を付けて見ても、逆サイドが暗くなったり色が変わることはありません。
横から角度を付けて見ても同じです。視野角が非常に広いので、どんな姿勢や体勢で見ても問題なし。
指紋認証あり、顔認証なし
ロック解除方法は一般的で、スワイプ、パターン、PIN、パスワード。それに加えて指紋認証です。この機種発売当初、誤報で顔認証ありと流れたのですがありません。
指紋認証は背面の『M』との文字が書いてある指紋認証パネルを触って登録、解除します。背面に位置しているので、画像のように両手の人差し指と中指の合計4本を登録しておくと、あらゆる状況に対応できると思います。
指紋認証の精度や速度は全く問題ありません。触った瞬間に画面が点灯します。
メモリ2GB、ストレージは32GB
メモリは2GBしかありません。これは最近の格安スマホの中でも少ないです。少なくとも3GBはありますし、2万円くらいのものだと4GBが普通です。ここもコストカットです。
内蔵ストレージも32GB。こちらも2万円を超えるくらいの物だと、最近は64GBあるので物足りません。逆に言えば、この辺りコストカットをしているからこそ、1万5千円のスマホになったとも言えます。
CPUも非力でロースペックです。3Dゲームに使うことはほぼ不可能です。ただ、しばらく使用して、3D描画以外は特に重さは感じませんでした。意外とアプリの多重起動でも平気です。Googleマップの追従も問題なし。
バッテリー持ちは3000mAh
バッテリーは300mAhです。このサイズのスマホとしては普通か、それより若干少ない程度です。ただ、その分スマホは薄くなっています。スマホはその大きさより、厚さが手に持ったときの軽快感に繋がるので大事です。
USBはMicro B
使用するUSBポートはMicroBです。裏表の属性がなく、簡単に抜き差しできるType-Cではありません。これもコストカットでしょう。
ドコモ、au、ソフトバンク回線繋がる
モバイル通信では、ドコモ、au、ソフトバンク回線が問題なく繋がりました。ただ、楽天回線は繋がりませんでした。場所によっても変わるので参考までに。
DSだがDSDS非対応
この価格にしては珍しく、SIMが2枚入ります。しかし、DSDSには非対応。つまり、カードスロットには、SIMカードが2枚とMicro SDカードが1枚の合計3枚入ります。
カメラ画質はやや悪い
カメラ画質はやや悪いかな…と言ったところ。ただ、このブログに載せているように、縮小してネットにアップする程度なら問題ありません。
カメラの作例については、次回の記事でいくつも載せます。
ゲームをやらないのであればメインとしても使用できる
1万5千円の格安スマホですが、3D描写のあるゲームをしなければメイン機としても十分通用します。
WEB閲覧、SNS(Twitter、Facebook、LINEなど)、メール、動画再生、電子書籍、Googleマップなどなど。この程度の使い方で1週間ほど過ごしましたが、ストレスを感じることはほぼありませんでした。Googleマップで最初の読み込みに時間が掛かるかなくらいです。最初に読み込んでしまえばあとはスムーズでした。
安い
なんといっても15000円で新品が購入できるのは大きなメリットです。1年くらい前までは、この価格帯は無名メーカーの独壇場だったのですが、最近急にこの価格帯にGALAXYやMOTOROLAという大手メーカーが参入してきました。HUAWEIでもなかったんですけどね。
さすがにこのレベルのメーカーだと、下手な物を出せば、これまで長い時間掛けて作ったブランドイメージが傷付くので、マトモな物を出しているようです。
総評
少し前までは、15000円を切るスマホと言えば、必ずどこかにストレスを感じていました。主にあらゆる動作で少しもたつきや引っ掛かりを感じたんです。しかし、このスマホはそのようなもたつきは感じませんでした。普通にメインとしてもたえられるスマホです。
より詳しい検証や実験結果は次回記事になります。
第1回と第3回の記事
関連リンク
この記事と関係のある商品