目次
特徴
- 【bluetooth非対応機器を簡単にbluetooth化】 面倒な配線をいじくらなくても、ワイヤレス接続に対応していない機器をワイヤレスで使用できます。
- 【一台二役】これ一台で、送信機としても受信機としてもお使いいただけます。送信・受信モードの切り替えはスイッチ一つでカンタンに切り替え可能。
- 【2台同時接続 送信機 】 ワイヤレス送信に対応していない機器(テレビ、スピーカー、コンポなど)の音声を本機に入力し、本機からお手持ちのBluetooth 対応機器(ワイヤレスイヤホンなど)に送信し、ワイヤレス再生。 2台のBluetooth機器に同時に音声出力可能です。
- 【2台同時接続 受信機 】 本機でスマートフォンやパソコンなどのワイヤレス対応機器の音声を受信し、ワイヤレスに対応していない有線イヤホンやステレオで再生。2台のBluetooth機器を同時接続可能で、音声の出力はどちらか一つのみとなります。
- 【充電中使用可能】本機は充電しながらも使えます。いつでもお気に入りの音楽をワイヤレスで楽しんでください。
長所と短所
- ○Bluetooth未対応機器が無線で聞けるようになる
- ○受信と発信両方に使用できる
- ○2大同時接続と切り替えが可能
- ○小型軽量なのでぶら下げても問題無い
- △連続運転時間が6時間
- ×ホワイトノイズが乗る
はじめに
今回レビューするのは、MUSONさんのトランスミッター&レシーバー『MK1』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。
同梱品。トランスミッター&レシーバー、給電用USBケーブル、オーディオケーブル、説明書。
トランスミッター&レシーバー。重さは約14gで超軽量。大きさも手で握ると筐体全部が隠れるほど超小型です。
発信機(トランスミッター)と、受信機(レシーバー)は、側面のスライドスイッチで切り替えます。TXが発信、RXが受信です。
オーディオケーブルと給電用USBケーブル。
説明書。説明書は完全日本語版でした。操作方法も詳しく記載してあるので安心です。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
気になるところ
まずは気になるところから書いていきたいと思います。
連続運転時間が6時間
このMK1のバッテリー持ちは約6時間となっています。必要十分といえば十分なのですが、贅沢をいえば、あと2時間多ければいうことがなかったかなと思います。
このようなBluetooth機器は数多く使ってきたのですが、バッテリー持続時間が8時間になると、飛躍的に充電管理の頻度や手間が減るんです。
ホワイトノイズが乗る
何も音が鳴っていない無音時に、若干ホワイトノイズが乗るかなという印象を受けました。気になって仕方がないというレベルではないのですが、apt-xのようなクリアな音質を期待している方はご留意ください。
Bluetooth未対応機器が無線で聞けるようになる
ワイヤレスイヤホンやヘッドホンは、スマホが普及するとともに、既に多くの方が使用するガジェットになっていますが、当然Bluetooth対応機器でしか使用できませんでした。TVやコンポなど、Bluetooth機能のない機器の場合、使用は不可となり、有線接続するしかなかったのですが、このたった14gの小型のガジェットを音声端子に接続すると、どんな機器でもあっと言う間にBluetooth無線機器になってしまいます。これは凄いかも…。
私はTVを見ている時、イヤホンで聴きたいなと思うことがままあるのですが、それは無理な話でした。このような場合、私の使用しているPCにTVチューナーを付けているので、PCでTV視聴ソフトを立ち上げて、PCのBluetooth機能を使用して、イヤホンで音を聞いていました。しかし、これもまた手間が1つも2つも掛かるので面倒なんですよね。なので、TVをBluetooth無線かできたらなと思うことがよくありました。このMK1はその欲求を完全に実現してくれたので、成功した時には思わずニヤッとしてしまいました。
大きさを計測すると、厚さが8.5mmで、長辺が5.22cmでした。物凄く小さくて軽いんです。
また、この小型軽量の端末で、TVだけではなく、コンポ、Bluetooth機能のないPC、ラジオ、ガラパゴス携帯などなど、オーディオ端子のある物なら、何でもBluetooth機器化できます。これは非常に便利だと感じました。
受信と発信両方に使用できる
秀逸なのは、発信機(トランスミッター)としてだけではなく、受信機(レシーバー)としても使用できることです。と、言ってもいまいち分かりづらいですよね。少し説明したいと思います。
発信機(トランスミッター)とは、TVやコンポなど、『Bluetooth機能の無い端末の音声を、Bluetooth受信機のあるイヤホンやスピーカーに発信すること』です。逆に、受信機とは『Bluetooth機能のある端末の音声を、Bluetooth機能のない端末で受信すること』です。まあ、要は難しく考えなくとも、『Bluetooth機能の無い端末に、Bluetooth機能を付ける』ってことです。条件はただ一点のみで、『オーディオーケーブル端子があること』です。オーディオケーブル端子のある物なら、どんな物でもBluetooth機器化できます。
2大同時接続と切り替えが可能
このMK1は、2つのBluetooth機器を接続し。MFB(マルチファンクションボタン)で切り替えが可能です。
ペアリングは2つまでなので、これまでのペアリングした機器を削除する場合、MFBボタンを12秒長押しし、青と赤のLEDが同時点灯すると、過去にペアリングした設定が消えるので、再度新しい機器とペアリングできるようになります。ちなみに、同時接続は不可能で、どtらか一方のみとの接続となります。
小型軽量なのでぶら下げても問題無い
このMK1の重さを計測したところ14gを切っていました。
これだけ軽量だと、TV側面のオーディオ端子に差し込み、そのままぶら下げておいてもなんの問題もありません。
受信感度について
受信感度、発信感度は、8mの距離で、木製の扉2枚を隔てて音が途切れることなく聴くことができました。受信感度、発信感度ともに良好でした。
また、TVを見ても、音ずれはありませんでした。まあこれは、受信機と発信機2つで1セットなので、どちらかで遅延があると駄目なので、もし遅延があるなら、このMK1ではない方を疑ってみてください。私は、このMK1に2つのイヤホンを接続して試しましたが、遅延はありませんでした。
音質について
前述もしましたが、若干ホワイトノイズが乗る感じがします。CD並みにクリアな音質とまではいかないようです。ただ、このホワイトノイズが気になって仕方がないというレベルではないので、強く音質に拘りがある方では無い場合、問題無く聴くことができると思います。
総評
Bluetooth未対応の機器を、なんでも感でもBluetooth対応機器にするという、個人的にはかなり役に立つガジェットでした。TVにBluetoothは付いていないので、有線でヘッドホンなどを接続して聴かないと駄目だったのですが、このMK1を使用すると、ワイヤレスイヤホンやBluetoothヘッドホンと簡単に接続できてしまいます。
夜中に近所に気を遣ってだとか、家族に気を遣って、または映画の大迫力の音声をヘッドホンで大きな音で聞きたいからとの理由で、TVにヘッドホンを繋げる方は多いと思いますが、このガジェットがあると、無線でそれができるので、邪魔なコードが無く、気を散らすこと無くTV画面に集中できて大満足です。
こんな人にお勧め
- TVなどBluetooth機能のないい物の音をBluetooth機器で聴きたい人
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