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漫画全話レビュー「めぞん一刻 第094話「振り袖コネクション」」

掲載情報

掲載雑誌
  • ビックコミックスピリッツ 1985年1月15日号

 

アニメでは

 

時系列と出来事
  • 1985年1月1日 五代裕作、八神の家へ行き八神部長と会う

 

この頃の出来事
  • 1月1日 – シェル石油と昭和石油が合併し、商号を昭和シェル石油に変更。石油業界再編の先駆けとなる。
  • 1月1日 – 改正国籍法が施行され、それまでは基本的に夫婦別姓であった国際結婚の際に外国姓への改姓(同姓)が可能になる。
  • 1月9日 – 北九州モノレールの小倉線(平和通駅 – 企救丘駅間)が開業。
  • 1月9日 – 現在の両国国技館が完成。
  • 1月15日 – 第55代横綱・北の湖が引退を表明。32回の大鵬に次ぐ(当時)幕内最高優勝24回の功績を称え、大鵬に続き2例目の一代年寄「北の湖」を襲名。
  • 1月20日 – ロナルド・レーガンがアメリカ合衆国大統領の2期目の任期開始。
  • 1月21日 – ソニーがビデオカメラ「CCD-V8」を発売。
  • 1月31日 – 首相の中曽根康弘が防衛費GNP比1%枠突破の可能性を言及、衆議院予算委員会が混乱状態に。

 

あらすじ

1985年のお正月。八神が再び登場し、いつものメンバーで初詣へと行きます。就職が中々決まらない五代君の現状を知った八神は、自分の父親が三友商事の人事部長であることを告げ、なんとか五代君にコネを作ってあげようとするのですが…。

 

みどころ

  • 八神再登場
  • 五代君が八神部長と会う

 

初登場人物
  • 八神部長
  • 八神の母

 

はじめに

今回は八神が1話ぶりの再登場です。…あっと言う間に再登場しましたね。また、さらっと言われていましたが、こずえちゃんの就職が決定。銀行の窓口に内定したそうです。そして三鷹さんも久々の登場です。三鷹さんは特に話に必要無いのですが、八神のエピソードを含め最近ご無沙汰だったので、このような場面で登場させないと忘れられてしまいますからね。

 

八神再登場

漫画的には1話ぶりなのですが、時間的には10月1日に一旦別れ、翌年1月1日に再登場なので3ヶ月ぶりです。ただ八神や周りの反応からすると、この3ヶ月間ずっと会っていなかったわけではなく、ちょくちょく会っていたように見えます。そしてここからは八神を経由した三友商事への就職エピソードが展開されます。

 

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以前の教育実習エピソードでは、八神はただ学校に行くだけで五代君に会えたのですが、ここからは八神自らが積極的に動かないと五代君との繋がりはあっと言う間に消えてしまいます。そのため、八神が動く舞台も学校から一刻館へと移ります。

 

 

八神部長

就職活動に苦しんでいる五代君の現状を聞いた八神は、自分の父親が五代君が望む就職先の大企業である三友商事の人事部長だと告げるのですが、まさか五代君と八神の「繋がり」をこうするとは思いもしませんでした。てっきり八神が再登場するにしても、八神の押し掛け女房一辺倒で来るかと思ったのですが、しっかりストーリーに絡ませてきました。

 

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五代君と八神の繋がりは教育実習のみで、この期間が終われば完全に途切れてしまいます。全く無い五代君と八神の繋がりをどうするのかは結構難しい問題だったと思うのですが、五代君の就職希望先の人事部長が八神の父親とするとは…。こうすればたったひとつの理由で、五代君が就職活動をする限り、八神を登場させる理由になりますからね。適当に八神を単発で登場させるより、後のことを考えるとこの方法は理に適っています。

 

就職活動不調

五代君は先日も就職活動に失敗し落ちたと言っていたのですが、この就職活動が上手く行かない話は本来深刻で暗くなりがちなのですが、そこで上手いことポイントごとに笑える会話や描写を入れてくるので、読んでいてそれほど深刻にならずに済みます。この辺りのバランス感覚は上手いです。周りの八神や三鷹さんのジョークが無ければ、どんよりした話ばかりになってしまいますからね。

 

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コネは出来ず

八神はなんとか五代君と父を繋ぎ、五代君が就職出来るように取り計らうのですが、たまたまお酒を飲んで酔っ払っていた八神部長は五代君を全く覚えておらず。覚えていないどころか、この工作が裏目に出てしまうのですが、この八神を経由した就職活動エピソードは、やることなすこと裏目に出る辺りが面白いポイントです。上手く行った…と思ったら裏目に出てマイナスに、なんてパターンがたくさん出てきます。

 

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おわりに

今回は八神が再登場し、八神の父親が大企業の三友商事の人事部長であることがわかりました。

 

漫画アニメでは、登場人物の親が出てこない、もっと言えば存在すらしていないように描写されることも少なくないのですが、このめぞん一刻はこのように登場人物の親や家族をしっかりと描くので、物語の現実味や広がりが段違いです。更に思いきり物語に絡んできますからね。この八神部長と言う、名前すら出てこないような人物ですら、ここから暫く物語の中核を担ってしまいます。

 

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