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漫画全話レビュー「めぞん一刻 第079話「ジャブ&うっちゃり」」

掲載情報

掲載雑誌
  • ビックコミックスピリッツ 1984年5月30日号

 

アニメでは

 

時系列と出来事
  • 1984年4-6月 二階堂望、四谷さんと対決する

 

この頃の出来事
  • 5月1日 – 東洋工業、マツダへ社名変更。社名とブランドを統一。
  • 5月5日 – 近鉄バファローズ の鈴木啓示が藤井寺球場で行われた対日本ハムファイターズ戦で勝利を挙げ史上6人目の通算300勝を記録する。(これ以降日本プロ野球に300勝を達成した投手はいない)
  • 5月9日 – 江崎グリコ社長を誘拐したとされる犯人グループが、グリコ製品に毒物を混入したとされる脅迫状が報道機関に送られ、店頭からグリコ製品が撤去される。
  • 5月12日 – NHKが衛星放送を開始。
  • 5月14日 – トヨタ自動車がSUV「ハイラックスサーフ」を発売(同時に「カリーナ」FFが登場。11月には「ランクル 70系ワゴン」発売)。
  • 5月24日 – 東京都葛飾区の水元公園でバイクに乗った高校生が道路に張られたロープに首を引っ掛け転倒し死亡した。暴走族を嫌う者の犯行とみられるが犯人は現在に至るまで逮捕されていない。

 

あらすじ

一刻館に住み始めた二階堂。出て行くにしても、一刻館の住人にひと泡吹かせてからと意気込み、あの手この手で反撃するのですが、一刻館の仕組み上、全てのとばっちりが五代君に来てしまいます。

 

 

みどころ

  • 二階堂vs四谷さん
  • 全てのとばっちりが五代君に行く一刻館の仕組み

 

はじめに

前回、二階堂が一刻館に引っ越してきましたが、今回は引っ越し後2回目の二階堂のエピソードで、二階堂vs一刻館住人…主に四谷さんとですが、対決が本格的になる回です。なにをしても四谷さんには暖簾に腕押しなところが面白いです。

 

管理人さんの前では猫を被っている

二階堂は管理人さんに被害を訴えれば、ある程度は嫌がらせが収まると思うのですがそれをしません。理由は告げ口なんかしたらバカにされるからです。一刻館に引っ越した理由も、「いつまでも母親の言いなりはかっこ悪い」でしたし、体面や外面を気にするプライドが高い性格みたいです。

 

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五代君が一刻館に来てすぐの頃のエピソードは無いのですが、おそらく同じようなことをやられたのでしょうね。ただ五代君の性格を考えると、二階堂のようにひと泡吹かせてやろうと反撃はせず、諦めて受け入れた分だけ、四谷さんも悪戯がエスカレートしなかったのではないかなと思います。四谷さんのような人の場合、対抗すればする程、悪戯もやる気が出てしまうのでしょう。四谷さんと二階堂の組み合わせの場合、お互いの相乗効果で洒落にならないところまで行っていました。

 

すぐに出て行くつもりだった

二階堂は結局大学卒業までの4年間一刻館に住み続けるのですが、最初はすぐ出て行くつもりでした。ただ、出て行くにしても、散々悪戯された四谷さんにひと泡吹かせてからと決めていたようで、結局これが出来ずに出て行くに行けなかったんですね。ある程度時間が経過すると、四谷さんへひと泡吹かせる云々はどこかへ行き、一刻館に馴染んでしまいましたけどね。

 

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五代君と言い二階堂と言い、散々悪戯されても一刻館がボロくても住み続けてしまうのは、やはり一刻館には魅力があるのでしょうか。特に二階堂なんて、実家は金持ちで、最初はすぐに出て行くことを決意していて、それでも4年住み続けましたからね。

 

ところで、冒頭で二階堂は五代君に朝食を食べる店を聞いて案内してもらい、一緒に朝食を食べていましたが、ネットが無い時代はこうやって近所付き合いや人間関係が出来ていたんですね。確かに今はネットでちょいと検索すれば近くの店がわかったり、お弁当屋やコンビニも至るところにあるので便利なのですが、これはこれで魅力的な人間関係な気もします。

 

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二階堂vs四谷さん

二階堂は一刻館の住人にひと泡吹かせたいと意気込んでいたのですが、その主なターゲットは四谷さんで、戦う相手も完全に四谷さん1本です。やはり一刻館のこの不思議空間を生み出しているのは四谷さんみたいです。ファンから一刻館の牢名主と言われるだけのことはあります。

 

全てのとばっちりは五代君に

二階堂vs四谷さんの戦いは激しく、天井の穴を開けたり、扉に接着剤を付けたりしていたのですが、全てのとばっちりは五代君に行く仕組みに…。それはまるでピタゴラスイッチのようで、この五代君に行く仕組みは面白いです。弱肉強食の最下層にいることを自分でも認識している五代君。一刻館の仕組みは不思議です。

 

 

今回の二階堂vs四谷さんの試合内容と、五代君の被害は以下の通り。

 

  • 四谷さんは二階堂を後ろから目隠してうがいをしていた水を飲ませる
  • 四谷さんは二階堂が尾行していることに気付き昼食を奢らせる
  • 四谷さんは二階堂の部屋を五代君の部屋から床下に穴を開け覗く
  • 四谷さんは五代君の部屋の覗き穴からから侵入してきた二階堂の出入り口を塞ぐ
  • 四谷さんは二階堂の部屋に接着剤を塗り入れなくする
  • 四谷さんは部屋を偽装し間違った部屋に接着剤を塗らせる

 

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全て四谷さんの勝ちでした。

 

おわりに

今回は二階堂vs一刻館住人の第1戦です。そして次回は第2戦が行われ、管理人さんにも二階堂の本性がばれます。そして二階堂と一刻館住人のバトルが一旦収まると、そこからは二階堂の鈍さが発揮され、めぞん一刻独特の勘違いで暴走していくのですが、このドタバタ具合が好きなんです。

 

しかしこの一刻館の食物連鎖のピラミッドは非常に良く出来ています。なにをしても暴れたとばっちりはすべて五代君へ行くとは…。一番最下層に五代君は位置しているのをわかっていても、それでも響子さんがいるので一刻館を出て行かないんですね。涙ぐましいです。

 

 

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