あらすじ
1987年06月10日放送。
五代君に諦められたと思った響子さんは、1人傷心旅行に出掛けます。しかしその頃五代君は、もしかしたら響子さんは、自分のことを好きなんじゃないかと思い始め、響子さんと話そうとするのですが、その頃もう響子さんは旅行に出掛けた後でした。
追いかける五代君、あとちょっとで捕まらない響子さん。めぞん一刻のエピソードの中でも、すれ違いがもっとも激しい話でした。
すれ違いMAXのエピソード
めぞん一刻は勘違いとすれ違いで半分以上出来ていますが、この金沢旅行の話は、その中ででも特にすれ違いが激しく、そしてよくできた話になっています。
ところで私は昔、1ヶ月金沢駅前のホテルに滞在したことあります。その頃聖地巡礼(アニメやドラマの舞台を巡る行為)が一般的に知られてはおらず、私もそんな事があるなんて知らなかったので、このエピソードに出てくる土地を見て回るなんて発想は全くありませんでした。
その後、めぞん一刻の聖地巡礼で、東久留米駅周辺だったりの写真を載せているサイトをいくつか見て、「しまった!あのときめぞん一刻に出てきた土地を見ておけば良かった!」と後悔しました。
困ったら坂本
前回でも坂本は、落ち込んだ五代君を数日家に泊めていましたが、今回も五代君にアシストしました。
響子さんが泣いた状況を坂本に相談すると、”一般的には”それはお前のこと好きなんだよ、と。一般論の話だから、五代君と響子さんの特殊な関係には当て嵌まらないと言ったときには、既に五代君は走り出していましたが。
原作漫画では
この金沢旅行で五代君勝利が決定的に
響子さんはおそらく、少なくとも五代君が病院に入院した頃には、五代君を好きだったと思うのですが、今回の金沢旅行でそれが決定的になります。
実際、碌に知らせてもいない1人旅に、東京から当てもなく追いかけてきた訳ですからね。いくら五代君がハッキリ言わなくても、鈍い響子さんでもさすがに察しが付きます。
ここからは急速に、五代君と響子さんがくっついていく様、三鷹さんが響子さんとくっつけなくなっていく様が描かれていきます。ま、八神がこの後一旦引っ掻き回しますけどね。
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