アニメ全話レビュー「機動戦士ガンダム 第20話「死闘!ホワイト・ベース」」

あらすじ

機動戦士ガンダム

ホワイトベースに戻ったアムロは、独房に入れられてしまった。一方、滞る補給に見切りをつけたラルは、ゲリラ屋本来のやり方に戻って小型戦車キュイに乗り白兵戦を挑んできた。強敵と思いこんでいたラルたちは、突入した艦内が少年兵ばかりで戸惑いを隠せない。混乱の中、ラルはセイラと鉢合わせしてしまうが…。

 

見どころ

 

初登場人物

連邦軍
  • マクシミリアン
  • ハワド

 

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ジオン軍
  • ギーン

 

死亡登場人物

ジオン軍
  • ギーン
  • クランプ
  • ランバ・ラル

 

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初登場メカ

ジオン軍

 

 

はじめに

裏では、マ・クベの思惑だったり、セイラとランバ・ラルの関係だったりもあるのですが、今回はランバ・ラル死亡の話が強烈です。あれだけ人格者と描いていたランバ・ラルが非業の死を遂げてしまいます。

 

放送内容

アムロ殴られすぎ

今回もまたアムロが殴られていました。過去に戦闘拒否でブライトに殴られたり、心を病んでいるときにリュウ殴られましたが、また今回リュウに殴られました。アムロも捻くれているのですが、皆アムロを殴りすぎでは…。

 

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アムロが戦争に巻き込まれたのが9月18日で、この話の時期が10月10日頃なので、3週間程の間にもう何度も何度も殴られています。

 

またも脱走

セイラが独断でガンダムに乗ったことから始まり、アムロの脱走、そして今回またしてもカイ、ハヤト、マクシミリアン、ハワドが脱走しました。マクシミリアン、ハワドは初登場。まあ今後もろくに出てきませんが。

 

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これはリュウの鉄拳制裁と、ランバ・ラルの襲撃でそれどころではなくなり、すぐに戻っていましたが、この脱走に関してはお咎めなし。やはりアムロに対してだけ処遇が厳しいです。

 

ちなみに何故脱走したのかと言うと、アムロへの処分が甘いと彼らは思ったからです。ブライトは、アムロを独房に入れて反省させた後、また戦力として考えていたのですが、どうもカイ達はそれが気にくわなかったらしく、あれだけのことをしたんだから、もう戦線復帰はないだろうと考えていたみたいです。ところがブライトは反省を促し、現場復帰させようとしていたので、それに反発しての脱走です。

 

この辺のアムロに対するスタンスがバラバラで面白いです。

 

  • アムロ→なんで自分にだけこんなに厳しいんだ。言いたいことはあるのに。
  • ブライト→アムロの行為は許せないが、反省を促し復帰させたい。決して甘い処分ではない。
  • カイ、ハヤト、他→独房に入れて反省させて復帰じゃ甘すぎる。アムロ優遇しすぎだ。

 

それぞれアムロに対するスタンスが微妙に違うんですよね。ブライトにとっては、ホワイトベースの指揮官として、明らかに頭一つ抜けている戦力のアムロは外せません。ブライトの場合、この頃は個人的にもアムロの言動は気に入らないような描写も多かったので、この自分を抑えての決断なのですが、カイ達には納得して貰えなかったようです。

 

ドムの裏事情

前回、アムロとの戦いでグフを失ったランバ・ラルなのですが、ドズルの指示でマ・クベがドムを送ってくれることになっていました。ところがこれが突然反故にされ、MS無しでホワイトベースと戦わなければならなくなりました。

 

 

この裏事情がマニアックで、ドズルの命令でマ・クベがドムを送るはずだったのですが、マ・クベはキシリア派閥で、ランバ・ラルはドズル派閥なので、のちに起こるであろう派閥争いで、ドズル派の有利になることはしたくないマ・クベが、このドムを嘘の理由を付けて送らなかったんです。この状況は、今までのマ・クベの言動や、今回の何気ないセリフで分かるのですが、これは注意深く見ている大人にしかわかりません。

 

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この時、ドムを受け取っていたら話は大きく変わっていたでしょうね。そしてこの「if」が出来るのがギレンの野望と言うゲームで、この時にランバ・ラル隊にドムを送るかどうか決められるんです。それによってその後のストーリーは変化します。非業の死を遂げたランバ・ラルを救ってやれるんです。

 

 

ゲリラ屋ランバ・ラル

ドムが受領出来なかったことにより、ザク1機のみを陽動に使い、残りのランバ・ラル隊は、キュイに乗りホワイトベースまで移動し、生身の体でゲリラ戦を仕掛けることになります。

 

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これに対抗するホワイトベースは、アムロが独房に入っているので、ガンダムにはセイラが乗って出撃です。以前あれだけ使いこなせなかったのに…。しかしここでは名誉挽回で、ギーンのザクを撃破していました。この後すぐにアムロと入れ替わり、アムロはガンダムに、セイラはホワイトベースで白兵戦です。

 

ランバ・ラルの目的は白兵戦を挑み、ホワイトベースを乗っ取ることなので、次々兵士が乗り込んでくるのですが、そこでセイラと出会い、セイラの素性がジオン家の令嬢だと悟ります。しかしここで出てくる回想シーンで、既にランバ・ラルは随分年を取っているように見えるのですが…。

 

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ランバ・ラルは現在35歳。セイラは現在17歳です。そこから考えると、10年程前の回想だとして、ランバ・ラルは25歳だと思うのですが…。

 

それにしてもセイラに気を取られている間にランバ・ラルは被弾し負傷。それが原因で戦士。リュウもこの時の傷が遠因で戦士。セイラがこの2人を殺したようなものかも…。

 

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ランバ・ラルは最後に兵士とはどう言うものか見ておけと言って自爆しました。以前アムロに砂漠の店で会い、今回はホワイトベース部隊が少年兵ばかりなことも認識していて、「良く戦っているが」との言葉の後に、「兵士とはどういうものか見ておけ」と言っていたので、「お前らにこの過酷な兵士としての覚悟があるのか?覚悟して戦っているのか?」との最後のメッセージじゃないでしょうか。

 

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おわりに

今回、アムロが「あの人に勝ちたい」と言っていたランバ・ラルが自爆してしまいました。結局アムロがランバ・ラルに勝つことは出来なかったことになります。

 

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