ナチュラルに泣いてしまう感動スポ根漫画「健太やります!/満田拓也」レビュー 評価はまだありません

  • 当サイトでは広告を掲載しています。
  • プロモーションが含まれる記事にはタイトルに【PR】を付記しています。

同じ満田拓也のメジャーより好き

同じ満田拓也の漫画ではメジャーがNHKで長期アニメになっていましたし圧倒的に有名ですよね。しかし私はメジャーよりこの健太やります!の方が好きです。もっといえば健太やります!の方が断然面白いと思っています。

 

 

キャラが使い捨てにされない

メジャーより健太やります!が好きな理由として、脇役が使い捨てにされないというのが一番の理由です。使い捨てにされないから脇役が濃密に描かれ、脇役にスポットを当てた話がしっかり描かれているので、全てのキャラに思い入れができるんです。

FD531FAD

 

一方メジャーはあくまで吾郎の人生の話であり、吾郎だけに焦点を当てていく漫画です。なので脇役は吾郎が小学校から中学校、中学校から高校、高校からメジャーと舞台が変わるたびに使い捨てにされてしまいます。これは話の構成上致し方ないのですが、私はどうしてもそれが馴染めませんでした。私もメジャーを全部読んで面白いとは思っているんですけどね。

 

現時点で最高峰のスポ根漫画

この健太やります!は現時点でも最高峰のスポ根漫画です。

 

話の流れから自然に良い話、感動する話になるので、構えることなく自然と感動して泣いてしまうんです。先にも書きましたが、この健太やります!は高校バレーの2年間を濃密に単行本26巻を使って描いているので、話が無茶苦茶濃いんです。キャラの背景もこれだけのボリュームを使って描かれているので、全てのエピソードで色々な今まで描かれた背景が蘇ってきます。

 

ラリーポイント制とサイドアウト制

ラリーポイント制とは、「サーブ権にかかわらずラリーに勝った方に得点が入る」ことであり、サイドアウト制とは、「サーブ権のある方がラリーに勝った場合のみ得点が入る」ことです。

 

現在は健太やります!連載当時と違いラリーポイント制になっていますが、健太やります!は当時のルールに従ってサイドアウト制なので、無茶苦茶熱いラリーの話なんかもあります。惜しむらくはルールが根本から変わってしまったので、今更アニメ化はないんだろうなと言うことですね。

 

こんな人にお勧め

  • スポ根漫画が好きな人
  • 泣ける漫画を読みたい人
  • 同作家作品のメジャーが好きな人
  • バレーボールが好きな人
  • スポーツ漫画が好きな人

 

スポ根漫画好きなら是非読むべき

スポ根漫画好きなら是非読むべき漫画です。

E97839F4

 

似ているところで言えば古くはキャプテンあたりでしょうか。キャプテンを現代風にスマートにした感じです。今読み返しても相変わらず面白いですし毎回涙ぐんでしまいます。

 

関連リンク

 

この記事の商品

評価をお願いします