話が見えてきた「アイアムアヒーロー/花沢健吾」(第16巻)レビュー

あらすじ

アイアムアヒーロー

それは、最も衝撃的で悲惨な―…。

ZQNから逃れるため、東京を目指す英雄、比呂美、小田。時にその距離は近づき、言い争い、慰め合いながら、旅中、三人の関係は深まっていく。

しかし小田の妊娠が発覚し、状況は一変する。

ヒーロー史上、最も残酷な物語が待っている…。

 

話の核心部分に触れた

長いこと14巻まで話が動かず、日々を生き残りサバイバルをしていたのですが、15巻で話が動き、この16巻でゾンビとはなんなんだとの話の核心部分に触れました。正確にはZQN(ゾキュン)と呼ばれていてゾンビではないのですが、わかりやすいですし便宜上ゾンビと呼びます。

 

これは以前も少し触れられていたことなのですが、どうもゾンビの目線というか脳内では、全く別の世界が見えているようで、自分がゾンビであることや、世界が崩壊していることは認識出来ていないようです。

 

ゾンビの存在

ゾンビはどこからやってきて何が目的なのかが本巻では語られていて、それによると宇宙人の地球侵略だとのこと。少数の宇宙人である場合、地球と全面戦争するのは効率が悪く、インフラをも破壊してしまうため、乗っ取った後が大変なので、ゾンビ(ウイルス)を送り込み、自分たちの手を汚さず地球を支配しようと。

 

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ただこれは、1人の宇宙人側に近いゾンビが想像していたことなので、全てこれに当てはまるわけではなく、「宇宙人」の部分が違う存在に変わるかもしれませんし、「少数だから」の部分も違う理由が出てくるかもしれません。しかしページを使ってわざわざ説明したので、概ねゾンビの存在理由や目的はこういうことなんでしょう。

 

変種

ゾンビに噛まれても自我が残る変種の存在はクルスで明らかになり、ヒロインの比呂美もそうだったのですが、この変種は宇宙人側(確定していませんが一応今の所こうしておきます)に取っては厄介なエラーであり、地球側にとっては希望の光みたいですね。

 

変種は人間の自我を残しながら身体能力の向上だったり、ゾンビとの意思疎通が出来るので、この変種対ゾンビになっていくんでしょう。てっきり日本を舞台にしたらゾンビ映画はどうなるのかを表現した漫画だと思っていたのですが、ゾンビとはなんぞやとの「ストーリー」もやるんですね。

 

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ゾンビ映画は、後味の悪い終わり方をする物がほとんどで、人間側が内輪揉めをして全滅エンドなんてのが定番なのですが、きちんと人間対ゾンビの決着を描きそうな気配です。

 

小田さん…

この16巻では、冒頭突然何の脈絡もなく小田さんが死亡してしまいました…。主人公の英雄(ひでお)、ヒロインの比呂美、そして小田さんと、ここ暫くずっと3人で行動してきた主要登場人物だったんですけどね。そして前巻では自分の妊娠を知り、迷惑が掛かるとのことで、自分からこのグループを離脱するところで終わったので、まさかその後すぐ死ぬとは思いませんでした。

 

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宇宙戦争GANTZ

どうもゾンビ側も最終段階に入っているようで、ゾンビを1人1人取り込んだ巨大なゾンビが続々誕生しているみたいです。この辺の絵的な物を見ると宇宙戦争を思い出しますし、宇宙人が地球に干渉するなどのストーリーを考えるとGANTZを思い出します。

 

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宇宙戦争は面白くなかったですし、GANTZは最後がとんでもなく尻すぼみで終わったので、この二つが思い浮かんだのは不安ではありますが…。

 

 

こんな人にお勧め

 

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