How to「キーボードの選び方」 評価はまだありません

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はじめに

キーボードを今まで30枚ほど購入しているのですが、先日遂にキーボードの終着点とも言える高級キーボードの東プレのリアルフォースを購入したので、ここで一度私なりにキーボード選びのHow toを書いておきたいと思います。

 

私はどのようにキーボードを絞り込んでいくかを順に書いていくので、他に記載してある一般的な選び方とは若干違うかも知れませんのでご了承ください。

 

1.キー配列

まず私がキーボードで見る点はキー配列です。キー配列は大きく分けてオーソドックスなキー配列と、その機種独自のキー配列があります。オーソドックスなキー配列なら乗り換えてもスムーズに移行できるのですが、独自キー配列だと乗り換える度に戸惑うことになります。独自キー配列が余程体に合うならともかく、ここは断然オーソドックスなキー配列をお勧めします。また、日本語配列と英語配列もありますが、こちらも拘りがなければ日本語配列をお勧めします。

 

オーソドックスな配列 独自の配列
慣れ 一度慣れれば機種変更しても問題なし 機種変更する度に慣れ直しが必要

 

日本語配列 英語配列
特徴 半角/全角など日本語入力に便利なキーがある 半角/全角など日本語入力に便利なキーがない

 

2.サイズ

次に私が考慮するのはキーボードのサイズ。フルサイズかテンキーレスかですね。

 

特に拘りがなければオーソドックスなフルサイズで良いと思いますが、テンキーレスの場合、右手のキーボードとマウスの移動距離が少なくなるので、手や腕、肩への負担は劇的に軽減されます。肩こりや首こり、腱鞘炎で苦しんでいる方は、一度安価なテンキーレスを試してみることをお勧めします。マウスをご使用の場合、トラックボールに変えると更に腕、肩、首への負担は軽減します。パソコンを使用して肩、腕、首、手首が痛くなる場合、この辺りのインターフェイスの変更は一考の価値ありです。

 

フルサイズ テンキーレス
サイズ 大きい 小さい
テンキー あり なし
数字入力 慣れが必要
マウスとの手移動 遠い 近い

 

3.キースイッチ

フルサイズかテンキーレスかを決めたら次はキーの機構です。一般的なデスクトップに採用されているメンブレン、ノートパソコンでお馴染みのパンタグラフ、高級キーボードで採用されているメカニカル、そして最高級キーボードで採用されている静電容量無接点方式があります。

 

キーボードはパソコンを操作する際、避けては通れないインターフェイスなので、ここにはある程度お金を掛けることをお勧めします。毎日体に触れるキーボード、マウス、椅子、ベッド。この辺りにお金を掛けて快適さを追求するのは決して無駄では無いと思っています。

 

キースイッチに関しては好みの打ち心地が全てです。高級な物だから自分に合うとは限りません。少し大きな家電量販店ではまずサンプルが置いてあるので試し打ちすることをお勧めします。

 

簡単に説明すると、メンブレンは一般的な昔ながらのデスクトップキーボードで、パンダグラフはノートパソコンで採用されているキーストローク(深さ)の浅いキーボード。メカニカルはメンブレンと似ていますがバネが入っており打ち心地が良く、さらにその上の打ち心地を追求している物が静電容量無接点方式です。

 

一般的な打ち心地の評価では、メンブレンとパンダグラフは好みの問題であり、どちらが上とか下はないのですが、メカニカルと静電容量無接点方式は、確実にメンブレンやメカニカルよりも打ち心地が良いです。ただ、キーボードに1万円以上、静電容量無接点方式の場合2万円くらい出す価値を見出せるかどうかは、その人が何を重視するのかなどの価値観の問題になってくるので一概にどれが良いかは断言できません。ただ、前述もしたようにキーボードはパソコンを操作する際に避けては通れない絶対に必要なインターフェイスなので、値段を見ずに好みのキーボードを選ぶことをお勧めします。

 

メンブレン パンダグラフ メカニカル 静電容量無接点方式
価格 安価 安価 高価 超高価
キーストローク 深い 浅い 深い 深い
耐久性 概ね1000万回 概ね1000万回 概ね1000万回 概ね3000万回
押し心地 普通 浅い 気持ち良い 凄く気持ち良い

 

4.キーピッチ

キーピッチとはキーの大きさ(幅)です。スペックでは何ミリとか記載があるのですが私はあまり気にしません。何故かって?写真を見ればキーが大きいか小さいか分かるからです。何ミリとの数字よりも打ちやすいかどうかなので見た感じのフィーリングの方が大事。

 

基本的にそれぞれのキーとキーの間にスペースがある機種の場合や、省スペースを謳っている機種はキーピッチが小さい傾向にあります。

 

キーピッチが大きい キーピッチが小さい
打ち間違い しづらい しやすい
キーボードの大きさ 大きくなる 小さくなる

 

5.キーストローク

キーストロークとはキーの深さですね。これも私はあまり考慮しません。2.8mmだとか4mmだとか言われてピンときますか?私は来ません。それこそここはキースイッチが何かで大別できてしまいます。メンブレン、メカニカル、静電容量無接点方式の場合は一般的なデスクトップキーボードで深く、パンダグラフならノートパソコンのように浅い。それだけです。極端でなければこのスペックの何ミリというのは私はあまり参考にしていません。

 

キーストロークが深い キーストロークが浅い
疲労 疲れる 疲れない
打ち間違い しづらい しやすい

 

6.ケーブル

これはケーブルがあるか無線がですね。Bluetoothの普及に伴って無線が当たり前になってきましたが、遅延の関係上まだまだケーブルありにもメリットがあります。パソコンがある机の上で色々な作業をする場合は無線の方が良いのは当然なのですが、それで本当に打ちやすいキーボードを逃してしまったら本末転倒です。私個人も無線派だったのですが、東プレのリアルフォースを購入してから優先順位が変わりました。無線の打ちづらいキーボードより、有線の打ちやすいキーボードです。

 

有線 無線
ケーブル ない ある
取り回し 面倒 簡単
遅延 なし あり(ほとんど体感はできない)
充電 不要 必要

 

7.インターフェイス

ほとんどのキーボードのインターフェイスはUSBですが、昨今Bluetoothの普及により急激にBluetoothキーボードが増えてきました。また、廃れていますがPS/2も未だに同時押しのメリットから特に業務用で健在。ここは特に拘りがなければUSBをお勧めします。

 

現在の状況ではBluetoothはお勧めできません。何故かというと、Bluetooth機器の場合、省電力のためにスリープ機能がほとんどの機種に付いているのですがこれが鬼門。機種に依りますが、例えば1分入力がなかった場合スリープ状態へと移行し、その状態からキーを押しても2~3秒文字入力が成されないんです。これは私的には大問題。

 

USB Bluetooth PS/2
種類 多い 多くなってきた 絶滅危惧種
キー同時押し 3つまで 3つまで いくつでも
スリープ しない する しない

 

総評

私がどのような順番でキーボードを絞り込んでいくかを書いてきましたが、ここまで来るとほぼ数機種に絞られたのではないでしょうか。人によって何を重視するかが違うので、他にも記載していない要素はありますが、概ねこの辺りの基準で見ていくと自ずと合うキーボードが見つかると思います。

 

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