目次
特徴
- 高精度50mmの磁気ネオジムドライバーを採用したこのヘッドホンは鮮やかな音場、サウンドの明晰さ、ショック感をもたらし、様々なゲームを楽しめます。DVD、オンデマンド、映画、音楽、skype、チャット等を快適にプレイことができます。
- 3.5mmコネクタは主にラップトップ、PS4、iPhone6、iPhone6S、6Plus、6sPlus、Samsung S5 S4、LG、Xiaomi、iPadなど対応します。優れた交換性や利便性を持っているイヤホンです。
- 肌にやさしいレザー素材とすごく柔らかいオーバーイヤーパッドは長い時間使用しても快適です。眩しいLEDライトはイヤーマフとマイクに設計され、ゲーミングの雰囲気を強めます。
- 編組線は伸張性があり、効果的に外部抵抗を減らします。ベルクロケーブルタイはラインの巻き付きを防止します。ボリューム調整はもちろん、マイクミュートやスピーカーミュートまでもできる多機能コントローラー。
- 耳カップの閉鎖的なデザインですから、ゲーミング中、外部のノイズなど大幅度に減少できます。ノイズを隔て離し、よりよいゲームに集中させます。素早く快適なプレイの提供が可能です。
長所と短所
- ○ユニークなデザインと質感
- ○ヘッドパッドとイヤーパッドの生地が気持ちよい
- ○圧迫感が少なく耳が痛くなりづらい
- ○コントロールパネルが大きく操作しやすい
- ○マイクが可動式で邪魔にならない
はじめに
今回レビューするのは、VersionTechさんのゲーミングイヤホンです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。やはり迷彩柄が存在感あります。
化粧箱裏面のスペック。
同梱品。ヘッドホン本体、説明書。シンプルです。
説明書は日本語ページ無しでしたが、特別変わった操作は無いので問題ありませんでした。
ヘッドパッドとイヤーパッドは布製で柔らかく、伸縮性もあるので実に快適で肌触りが良かったです。
マイクは可動式で、必要の無いときは上に上げて邪魔にならないようにできます。
USB端子を接続すると、イヤーカップ外側が青いLEDで光ります。LEDは控えめな感じ。
端子はLEDを光らせる専用のUSB端子と、音声とマイクを接続するオーディオ端子の二股になっています。LEDを光らせる必要が無い場合、USB端子は接続しなくてもOKです。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
ユニークなデザインと質感
なんと言ってもこのヘッドホンは迷彩柄が目を惹きます。特に迷彩柄が好きと言うわけではないので、写真を見る限り派手すぎないか、違和感があるのではないかと思ったのですが、意外なほどしっくり受け入れられました。光沢も無く、暗めの色を使用しているためか、色数が多く模様が煩雑な迷彩柄のイメージとは違い、結構落ち着いている感じがします。ベースの色が光沢の無い暗めの薄茶色のため、派手な印象はありませんでした。
また、迷彩柄塗装をしているからなのか、表面の質感も少し変わっていてマットな感じです。ツルテカの光沢のある表面だと、指紋がベタベタ付いてしまうのですが、なんと言って良いのか、ぬめりと言うか粘り気のある表面なので、指紋が付くことはありませんでした。
ヘッドパッドとイヤーパッドの生地が気持ちよい
装着してみてわかったのが、ヘッドパッドとイヤーパッドの素材の違いです。一般的なヘッドホンのこの部分はソフトレザーになっているのですが、このヘッドホンではそれが完全に布地になっていました。更に、網の目のような加工がされており、若干ザラザラした感じ。これは悪い意味でのザラザラではなく、肌触りが良いザラザラです。
ただ、ソフトレザーのように、ミチッと肌に密着するわけではないので、音漏れは若干するようです。外でガンガン音楽を聴く用途には向かないかも知れません。
圧迫感が少なく耳が痛くなりづらい
ヘッドホンは前述したような音漏れを防ぐため、また、外界の雑音を遮断して没入感を高めるため、圧迫を強くしているヘッドホンも少なくないのですが、このヘッドホンの圧迫はかなりゆるめとなっていました。そのおかげで、耳や頭を圧迫する感覚はほとんど無く、これまで多く使用してきてヘッドホンの中でも、耳が痛くならないヘッドホンの最上位に来ると思います。ただ、そのデメリットとして、圧迫力が強いヘッドホンよりは多少音漏れが気になるかも知れないので、その辺りはトレードオフなんだろうなと言うことで留意しておいてください。とは言っても、大音量でガンガン音楽でも聴かない限り、音漏れしまくって周りに白い目で見られるようなレベルの音漏れではありません。あくまで音漏れの少ないヘッドホンに比べると、と言うことです。
イヤーカップの大きさを見ると、おそらくオンイヤータイプ(耳たぶを圧迫してマウントするタイプ)のだと思うのですが、イヤーパッドがザラザラの布地で伸縮性があるため、指で伸ばすと分かるのですが、イヤーカップの大きさがかなり変形します。このおかげなのか、実際に装着すると、装着感覚としてはアラウンドイヤー(耳たぶをイヤーカップですっぽり覆うタイプ)に近かったです。私はアラウンドイヤータイプのヘッドホンが好きなのでありがたかったのですが、純然たるオンイヤータイプのヘッドホンを求めてこのヘッドホンを購入しようとしている方には注意が必要です。
コントロールパネルが大きく操作しやすい
このヘッドホンのコントロールパネルは結構大ぶりなのですが、軽いので得に邪魔にならず、逆に目視しない手探り状態でもマイクのオン/オフやボリュームの上下を難なくできるので有り難いです。
ボリュームコントロールはクリック感の無いアナログタイプなので、細かい音量変更が可能です。
マイクが可動式で邪魔にならない
こちらのマイクは可動式で、上下に広く動くので、使用するときには口元に、未使用時は頭の横にとすることで、どのような状況でも無駄なく邪魔にならない構造をしています。
また、上下に動かすとカチカチと言ったクリック感がありました。これまではクリック感の無いマイクなかりだったので珍しいと感じます。
音質について
音質に拘りがある方ではないので詳しいことは言えないのですが、ゲーミングヘッドホンらしく低音が強い感じです。また、高音でも特別破綻している感じもしなかったので、音質が悪いヘッドホンではないかと思います。
総評
迷彩柄はどうなんだろうと思っていたのですが、実際に見てみると商品写真ほど派手には感じず、迷彩柄の中ではだいぶ落ち着いた色合いなのではないでしょうか。派手すぎて目立つと言うことは私は感じませんでした。
また、前述もしたように、1番気に入ったのはイヤーカップとヘッドパッドのザラザラした布生地の部分です。一般的なソフトレザーの物より蒸れませんし、ザラザラとした布の肌触りが気持ちよく感じました。更に、圧迫力がかなりゆるめとなっているため、耳たぶや頭が圧迫されて痛くなると言うこともなく、長時間装着しても耳が痛くなることはありませんでした。
迷彩柄でデザインの奇抜さに特化したヘッドホンのように見えますが、個人的にこのヘッドホンは迷彩柄のデザインを抜きにしても、かなり付け心地の良いヘッドホンで気に入りました。
こんな人にお勧め
- 迷彩柄のヘッドホンが欲しい人
- 肌触りの良いイヤーパッドのヘッドホンが欲しい人
- 圧迫感のないヘッドホンが欲しい人
- 耳が痛くならないが欲しい人
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