目次
特徴
- 【20時間再生】:3時間の充電で、約20時間音楽再生可能です。また待機時間は最大760時間です。
- 【快適な装着感】:柔らかで高級なレザー製のイヤークッションと、調整可能なヘッドバンドを採用しており、長時間のご利用でも付け心地が良いです。
- 【優れたサウンド品質】:ヘッドホンから躍動感あるクリアな高音、ダイナミックな中音、深みのある低音をお届けします。
- 【ハンズフリー】:内蔵マイクとハウジングのボタンで、移動しながらの通話、ボリューム調整、トラックの変更が可能です。
- 【優れる遮音性】:密閉性の高いオーバーヘッドタイプのハウジング部で、周囲に音を漏らさない上に、外からのノイズも強力に遮断することができます。※技適マークが取得済みです。安心保証:18か月間。
長所と短所
- ○20時間のバッテリー持ち
- ○無線と有線両方での接続が可能
- ○折り畳んでコンパクトになる
- △締め付けが強い
はじめに
今回レビューするのはAVANTEKさんのワイヤレスヘッドホンです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。
同梱品。ヘッドホン、USBケーブル、オーディオケーブル、巾着型収納ケース、説明書。。
ヘッドホン。開いたところです。開くと一回り小さい感じの普通のヘッドホンになります。
折り畳んだ状態のヘッドホン。持ち運び時にも収納時にもこのコンパクトさがあって困ることはありません。付属の収納巾着袋にスッポリ収まるので持ち運びがしやすく、収納時にも省スペースなので場所を取りません。
アジャスターで頭の大きさによらず装着できます。このアジャスターはクリック感のあるスライド式でした。圧迫感が強いと思った場合、ここを緩めにすることで、圧迫を擬似的に緩くすることもできます。
ボタン類は右肺面にあり、右手親指で操作するようになっています。写真のようにファンクションボタンが音量ボタンから離れて独立しているため、押し間違いが起こりづらい構造になっています。非常に操作がしやすかったです。
操作方法は一般的なBluetoothヘッドホン、イヤホンと同じです。
【音楽再生時】
- マルチファンクションボタン→長押し(電源オン/オフ)、超長押し(ペアリング)、短押し(一時停止/再生)
- 音量+ボタン→短押し(音量アップ)、長押し(曲送り)
- 音量-ボタン→短押し(音量ダウン)、長押し(曲戻し)
【電話機能】
- マルチファンクションボタン→短押し(受話/切断)、長押し(着信拒否)、ダブルクリック(リダイヤル)
- 音量+ボタン→長押し(スマートフォンとヘッドフォンの通話切り替え)
- 音量-ボタン→長押し(ミュート/通話再開)
筐体はアルミ製で高級感があります。マット仕様になっており、指紋や汚れはほとんど付きませんでした。
重さは251.7g。ヘッドホンとしては軽い部類になるかと思います。
イヤーカップの大きさは、8.82cm×6.62cmでした。ヘッドホンとしてはかなり小さい部類だと思います。コンパクトで折り畳むと物凄く小さくなるのですが、その分、耳たぶに当たる部分が多く、若干圧迫感があるかもしれません。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
気になるところ
まずは気になるところから書いていきたいと思います。
締め付けが強い
これは欠点ではないのですが、ヘッドホンの締め付けは強い方だと思います。また、耳たぶをイヤーカップのクッションが圧迫して装着するタイプのオンイヤータイプのため、圧迫の強いヘッドホンをすると、耳が痛くなるなんて人には向かないかもしれません。
ただ、圧迫力の強いヘッドホンには逆にこれはメリットもあります。それは、耳とヘッドホンが密着して隙間ができづらいため、音漏れがしづらい、外の音が入って来づらいので没入感が高いということです。実際に使用してみたところ、小さい音で音楽を流しても、外の雑音がほぼ聞こえなくなるくらい遮音性は高かったです。
耳が刺激に弱い人には合わない可能性があるので注意が必要とは思いますが、そうではなく、遮音性の高い没入感の得られるヘッドホンを求める人にはお勧めできると思います。
20時間のバッテリー持ち
いつもはイヤホンを使用しており、こちらは最長でも音楽再生でのバッテリー持ちは8時間が良いところなので、このヘッドホンの20時間持つバッテリーは大変使い勝手が良く有り難いです。
8時間でも十分便利に使えているのですが、この場合、通勤、通学で片道1時間の往復2時間の場合、およそ4日に1回の充電が必要でした。これでもイヤホンの中では最も長く持つ部類で、5時間や6時間バッテリーが持つイヤホンより、充電頻度が少ないので凄く楽でした。ところがこのヘッドホンは20時間バッテリーが持つので、前述のような使用状況の場合、10日に1回の充電で良く、一ヶ月で考えるとたった3回の充電で良くなるんです。
このようなモバイル機器の場合、何が鬱陶しいかというと、充電する手間なのですが、この頻度が飛躍的に下がるのは、ダイレクトに利便性の向上に繋がるので嬉しい限りです。
無線と有線両方での接続が可能
Bluetooth接続できる無線ヘッドホンなのですが、オーディオケーブルによる有線接続も可能となっています。バッテリー持ちを気にする場合や、バッテリー切れを起こした場合、同梱しているオーディオケーブルを繋ぐだけで、一般的な有線ヘッドホンになるので、ハイブリッドな使い方が可能でした。
折り畳んでコンパクトになる
持ち運びを想定して作られているヘッドホンのようで、支柱部分をポキポキと折ることで、片手で握って持てるほどの大きさに折りたためます。これは、持ち運びのみならず、家でしか使用しないとしても、仕舞う場所を取らないので、収納時にも役に立ちます。
音質について
音質に特にこだわりはなく、詳しい方でもないのですが、そこらのゲーミングヘッドホンよりも低音が良く出ていて、ガンガン響く感じがします。ただ逆に、低音を強調されるように調整されているからか、高音は若干籠もった感じに聞こえることも。
低音に重みがあり、重厚感がある分、そのままそれが高音にも影響していて、高音でも重い感じがしました。音質は好みや感じ方の問題が大きいので、どう評価して良いかいつも悩むんですけどね…。
ちなみに、無線機器の宿命ホワイトノイズですが、音を何も流していない時の無音時には、ホワイトノイズは全くと言って良いほどありませんでした。ただ、音楽を流し始めると、一緒に背後に「サーッ」という音が若干聞こえるかなといった感じです。これは、他の無線機器もこんな感じなので、特に気になるレベルではありませんでした。寧ろホワイトノイズは少なめだと思いますが、ホワイトノイズが全く無いというわけでもありませんので、一応記載しておきます。
また、もう1つ無線機器で気になるのは遅延です。こちらは結論から書くと全くありませんでした。TVをPCで流して、口の動きと声をじっくりと見聞きしたのですが、遅延は一切なかったので一安心です。
無理に小型化したイヤホンなんかだと、未だに音ズレがする物が希にあるので、補聴器ほどの耳の穴に収まってしまうくらいのイヤホンは、注意して調べてから購入した方が良いと思います。音楽やラジオだけを聞く分には、遅延が1秒あっても全く問題ないのですが、TVなどの動画を見るとなると話は全く違ってきて、遅延が0.5秒あると、昔の衛星放送かいっこく堂さんかって感じで、口の動きと声がずれてしまいます。その点、このヘッドホンは口の動きと声が全くずれる事なくシンクロしていたので、動画をよく見る方で、無線ヘッドホンを考えている方にはお勧めできると思います。
電波強度
8mの距離で、木製の扉2枚を締め切った状態で、音が途切れることなく聞くことができました。距離、遮蔽物ともに電波は問題ないと思います。
総評
圧迫力が強いことは若干気になりますが、その分遮音性が高く、没入感の得られるヘッドホンでした。また、音質では低音に強く、ゲームや映画を迫力ある音で聞きたい場合なんかには合っているかと思います。
こんな人にお勧め
- コンパクトに折りたためるヘッドホンが欲しい人
- 低音に強いヘッドホンが欲しい人
- 音スレがすないヘッドホンが欲しい人
- 遮音性が高く没入感が高いヘッドホンが欲しい人
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