今回レビューするのは、ドウシシャさんのキッチンラック『LW3015-6S』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
ルミナスのホワイトシリーズ。
ナチュラルテイストの部屋に合う、白を基調とした本体と木棚の組み合わせ。
キッチンやランドリーなどの収納に大活躍。
タイル付きのおしゃれな木製シェルフやスライド式のバスケットが付いているものもあり、用途に応じて選べる。
ワイヤーシェルフには落下防止と清潔感を保つPPシート付き。
レンジ台、ラック、ワゴン、洗濯カゴ付きのランドリーラックなど豊富にご用意。
長所と短所
- ○組み立てが簡単
- ◎キャスターとアジャスターが選択可能
- バスケットシェルフとV字波形シェルフがある
- ○隙間スペースにピッタリ
- ○PPシートとハンドル付き
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
バスケットシェルフ×2枚。
V字波形シェルフ×4枚。
PPシート6枚。
パイプ×8本。
ハンドル。
ストッパー28組。
キャスター4組と六角レンチ。
説明書。勿論完全日本語版。わかりやすいです。
スペック
- 本体サイズ:幅30×奥行40×高さ150.5cm
- 生産国:中国
- 生産国:中国
使用した感想
○組み立てが簡単
各社色々出している標準的なメタルラックなので組み立ては非常に簡単でした。全体でも1つ1つのパーツを見ても軽いので、成人男性は勿論、女性や子供でも余裕で組み立てられると思います。
それでは順を追って組み立て手順を見ていきたいと思います。
まずは最初ですが、4本のパイプに填まっているアジャスターを外してキャスターを取りつけます。私は移動する際に楽なのでキャスターを選びましたが、移動させないならこの工程は飛ばしてください。このアジャスターは高さを数センチ変えられるので高さ調整としても機能します。
アジャスターに変えて付属のキャスターを取りつけたところ。キャスターの上にある六角ネジを回して填め込みます。
アジャスターをキャスターに交換したら、次はパイプにストッパーを取りつけます。画像のように2つに分かれているので、パイプにあるたくさんの1本線のなかから好きな位置に填めます。線は2.5cm刻みとなっていて、好みの高さに調整できます。ちなみに、ストッパーには上下の属性がります。ストッパーに刻印されている方向に従いましょう。
パイプにストッパーを填めると隙間が…。おかしいと思ってグイグイ力を入れて填めようとしたり、トンカチで軽く叩いても填まらず…。
不良品かと思って説明書を見たらこれでいいようです。シェルフを入れるとこの隙間が自然に埋まります。
こんな感じで4カ所全てにパイプを通します。
シェルフをパイプに通して手でグイグイ押し込んだだけではきちんと填まらないので、トンカチなどで上からカンカン叩いてきちんと下まで押し込みます。このときはトンカチが見当たらなかったので、重さのあるペンチでカンカン叩きました。そのままシェルフを叩くと傷が付いてしまうので、画像のようにタオルなどを間に挟んで傷が付かないようにします。すると右の画像のようにきっちり填まります。
ちなみに、シェルフを取り外す時は逆に下からトンカチでカンカン上に持ち上げるように叩きます。このときも間にタオルなどを挟んで傷が付かないようにしてください。
次に下のパイプと上のパイプを繋げます。ここは手で回すだけできちんと取りつけられます。
あとは先ほどと同じように、任意の位置にストッパーを填め、シェルフを入れ、とんかつでカンカン叩く…をシェルフの数だけ繰り返していきます。また、ハンドルも取りつけられるので、これも任意の位置に取り付けます。必要なければ取りつける必要はありません。私はせっかくある部品なので、使わないのも勿体ないかなと思って取りつけましたが、正直別に必要ないパーツです。
全て終わって完成した画像がこちらです。どれくらいの幅でシェルフを取りつけるかに悩んだ時間が1番多く、組み立て自体の時間は20分も掛かりませんでした。
どれくらいの幅で組み立てれば良いかな…と悩んだら、実際に入れる物をそこに持ってくるとわかりやすいです。私は1番下の棚に詰め替え用のシャンプーや洗剤を入れる予定だったので、実際にそれを持ってきてちょうど良い高さを測りました。
組み立ては非常に簡単です。このような組み立てをやったことない方でも、非力な女性や子供でも余裕です。
簡単におさらいすると下記のような工程になります。
- パイプのアジャスターを取り外してキャスターと交換する(しなくても良い)
- 任意の位置にストッパーを取り付ける
- シェルフにパイプを4本通す
- トンカチなどで上から叩いてきちんと下まで填める
- (1)から(4)をシェルフの数だけ繰り返す
説明書を見なくてもできるレベルです。
1つだけ注意点としては、前述もしましたが、ストッパーを填めたとき隙間ができても良いと言うこと。隙間ができて正常です。
◎キャスターとアジャスターが選択可能
前述もしましたが、床に設置する部分はアジャスター(固定する棒)とキャスター(移動する車輪)で選択可能です。
アジャスターは長いネジで填まっており、それを伸ばしたり縮めたりすることで、数センチの高さ調整ができます。アジャスターで使用するなら、組み立て工程でキャスターに取り替える部分は必要ありません届いたそのままで何も弄らなくてOKです。
付属のキャスターは車輪なので移動する際にコロコロ頃蛾って楽ちんです。私はキャスターを取りつけました。転がりに関しては凄く良く転がるわけではないので、多少このメタルラックを触っても移動しません。ちなみに、机のキャスターなどによくある固定するストッパーはありませんでした。
バスケットシェルフとV字波形シェルフがある
シェルフ(棚)にはバスケットシェルフと、V字波形シェルフがあります。私が選択したサイズでは、バスケットシェルフは2枚で、V字波形シェルフは4枚でした。
バスケットシェルフとは、画像のように深いバスケットのような形になっている物です。
V字波形シェルフとは、画像のように背の低いストッパーが付いている物です。
商品の画像ではバスケットシェルフが下、V字波形シェルフが上になっていたので、作例の通り組み立てました。
○隙間スペースにピッタリ
私の購入したラックは幅30cm×奥行き40cmの物なので、洗面所の隙間スペースにピッタリでした。一応キッチンラックと言うことになっているのですが、勿論どこに使用しても問題ありません。これまで洗面所のスペースに使用してきたラックが背が低い3段の物だったので、収納力が足りずに煩雑になって困っていました。
これまでは画像のように必要な物が収まりきらず、お風呂に入るたびに下に押しつぶされているバスタオルを引っ張り出して…。面倒くさいなあと思っていました。
そして、今回のメタルラックを導入したおかげでこれが画像のようにスッキリしました。以前の物を全てここに入れ、なおかつ分かりやすいように分類もしましたが、それでもまだ棚が余っています。収納力が格段に上がって満足です。
○PPシートとハンドル付き
前述もしましたが、キャスターでコロコロ転がすときに便利なハンドルも付属しています。これは別に取りつけなくても良いのですが、良く移動させる方には便利だと思います。
そしてかなり有り難かったのがPPシートです。ようはプラスチックのシートなのですが、これが全シェルフ分あります。勿論、必要なければ敷く必要はありませんが、このおかげで細かい物もラックの隙間から落ちることがなくなり、普通の棚のように使えるようになります。
例えばメタルラックに予備のブラシなど細かい物を置こうとしても、隙間から落ちてしまうのですが、このPPシートを敷くとどんな細かい物でこのメタルラックに入れておけます。他のメーカーの物だと、このようなシートは有料で別途購入しなければならない場合が多いです。PPシートが付属していて非常に便利でした。
総評
私の置きたかったスペースにピッタリのメタルラックがあって助かりました。一応、幅30cm×奥行き40cmなのですが、私はこの方向性を逆にし、幅40cmのシェルフとして使用しています。向きはどちらにしても大丈夫です。
耐荷重も140kgあるので十分ですし、塗装はげもありませんでした。細々した物が整理できずに困っていたので、この棚の数が多いメタルラックは有り難かったです。
こんな人にお勧め
- 組み立てが簡単なメタルラックが欲しい人
- 幅30cmか幅40cmのスペースに使いたい人
- アジャスターとキャスターどちらも使えるメタルラックが欲しい人
- シート付属のメタルラックが欲しい人
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