目次
特徴
- 調理モード:プログラムとカスタマイズ可能なのでグリル、オーブン、燻製作りやコンロの場合に適用です。肉(家禽/牛肉/豚肉/魚など)の内部温度、揚げ物、バーベキュー、水温、コーヒー、お茶などの温度測定に適用します。
- タイマーモード :タイマーは60秒から23時間59分まで カウントダウン機能でバーベキュー、ジム、トレーニング、料理、焼くさまざまな場に使用できます。
- 警報機能: 60秒のカウントダウンタイマーモードで85 DBの警報音が流れます。測定の調理モードで温度は設定した温度に超えるとタイマーが鳴ります。焼き肉が焦げた心配がないです。
- 測定範囲:0℃(32°F)から250℃(482 °F)まで対応できますので、適用範囲は幅広いです。1°の単位、±1.8°F/1°C誤差。液晶ディスプレイに測った温度が表示され、パッと見てわかるのでとても便利です。冷凍物や揚げ物の温度、パンの発酵温度や加熱調理の内部・冷凍物の温度管理、実験や水槽の温度管理にも便利です。
- 使用簡単:プローブは6.5インチで、握りハンドルを握って、手を火傷することの心配がないです。焼いた肉などに刺して内部の温度を簡単に測ることができます。 12ケ月の保証 カスタマーサポート
長所と短所
- ○素早く対象の温度が分かるレスポンスの良さ
- ○目的に合わせた焼き方(温度)がプリセットされていてアラームが鳴る
- ○温度計として使用しないときは時計として使用できる
はじめに
今回レビューするのは、Patechさんのクッキング温度計です。
この製品は、食べ物や飲み物などの温度を焼いている最中にも計れるクッキング温度計で、難しいとされているミディアムやウェルダンなどが手軽に焼けるとのこと。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。片手で持てるくらい小さいです。
![E0C7B58A E0C7B58A](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/E0C7B58A.jpg)
同梱品。クッキング温度計、単四電池1本、説明書。
![D5D3FEB2 D5D3FEB2](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/D5D3FEB2.jpg)
説明書に日本語版はありませんでした。初めて高機能なクッキング温度計を使用したため少し手こずってしまいました。
![B2DEC37E B2DEC37E](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/B2DEC37E.jpg)
クッキング温度計本体。
![9A61FB80 9A61FB80](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/9A61FB80.jpg)
クッキング温度計本体裏面。マグネットが付いているので、冷蔵庫などへ貼り付けておけます。
![2656A232 2656A232](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/2656A232.jpg)
![67FBCBE0 67FBCBE0](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/67FBCBE0.jpg)
スタンドがあるので立て掛けておけます。
![046FB0B8 046FB0B8](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/046FB0B8.jpg)
![04346012 04346012](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/04346012.jpg)
検束する針と差し込む穴。
![B56E319B B56E319B](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/B56E319B.jpg)
![995B5C1A 995B5C1A](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/995B5C1A.jpg)
以上、外観チェックでした。
操作方法
このような高機能のクッキング温度計を使用するのは初めてだったので、少し操作方法に戸惑ってしまったので、簡単に手順を書いておきたいと思います。
まずは裏面で電源のオン/オフ、モードの切替をします。
![7AF26A50 7AF26A50](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/7AF26A50.jpg)
温度計操作の説明をすると、基本的の操作は前面下の3つのボタンで統べてやることになります。一番左は『選択』、真ん中が『上』、一番右が『下』となります。
『選択』ボタンで自分で細かく温度を設定するか、プリセットにあるテンプレートから選ぶかの選択をします。自分で細かく設定する場合、真ん中と右のボタンで設定する温度を上下させて好みの音素に設定します。プリセットにあるテンプレートから選ぶ場合、左のボタンで下の動物の絵を点滅させ、真ん中と右のボタンで移動してプリセットの温度を表示冷ます。
![9537673B 9537673B](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/9537673B.jpg)
目的の温度が決まったら、焼いている肉や魚などの材料に計測針をずっぷりと刺せば、あとはその温度になったらアラームが鳴ってくれるという仕組みになっています。
勿論、目的の温度は何も設定せずに計測針を刺してただ温度を測ることもできるので、その辺りは柔軟に使用して料理が作れるようになっています。アラームを鳴らす必要が無い場合はこれらの操作は全く必要なく、ただ計測針を刺すだけです。また、焼いている物だけではなく、液体でも正常に計測できることを確認しました。
![A4ECE1AF A4ECE1AF](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/A4ECE1AF.jpg)
素早く対象の温度が分かる
他にもクッキング温度計は持っているのですが、それが安い物だからなのか、シンプルな機能の物だからなのか分かりませんが、対象の温度がきちんと出るまでに結構時間が掛かってしまっていました。
例えば飲み物の温度を測る場合、クッキング温度計を入れてジワジワ本当の温度に近付いていく感じ。きちんと温度が安定して止まるまで長いときは数分かかるときもありました。今回頂いたクッキング温度計を使用する前までは、これが当たり前でこう言う挙動なんだろうなと思っていました。ところがこのクッキング温度計は針を入れて数十秒でその温度まで到達して驚きました。温度をただ測るだけのシンプルな機能でもここまで物によって差があるとは思いませんでした。
勿論、今まで使用していた物は使用していた物で何より安いですし、針に小さなディスプレイが付いているだけで場所を取らないので良い面はあるのですが、計測速度や精度ではこちらが圧倒的に上でした。まあ要は何にどう使うかでケースバイケースですね。
焼き方のプリセットがされていてアラームが鳴る
前述もしたように、このクッキング温度計には焼き方のプリセットが予めセットされていて、その絵柄を選択するだけで最適な焼き温度が表示されます。そして針を刺せば、その温度になったら自動でアラームが鳴るので、素人でもステーキのミディアムやウェルダンて焼き方が簡単にできます。
時計として使用できる
クッキング温度計として使用しないときには置き時計として使用することも可能です。まあ、現在時刻のみの表示で、他に日付も曜日も何も出ないのであくまでオマケではありますけどね。ただ、このクッキング温度計はキッチンで主に使用する物なので、現時刻を表示する機能だけでも、『キッチンで見る時計』としたら十分かなと思います。
![35D7F882 35D7F882](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/08/35D7F882.jpg)
総評
最適な焼き方の温度が計測できるプリセットも便利なのですが、なにより温度計測の正確さと速さが凄いと感じました。これまで対象物の温度が分かるまで、下手したら数分かかっていたのですが、それが素早く数十秒で完了してしまうことには驚きました。数分計測に時間が掛かってしまうと、その対象物の温度も変化してしまうので、『その時の温度』が把握しづらいんです。私は当ブログでレビューすることが多々あり、その際に温度の実験をすることもあるので、これは大変有り難かったです。
勿論、このクッキング温度計のプリセットや設定温度に達したらアラームを鳴らす機能も便利で、素人ながらほぼ完璧なミディアムやウェルダンを焼くことができました。
減点項目はほぼ無いかと思います。問題はクッキング温度計にここまでの機能を求めるのかがでしょうか。ただ、3千円低度の物なので、料理好き、料理や飲み物の温度を正確に早く計りたい人は、安い不正確なクッキング温度計を買うならば、そこに2千円プラスして買っておいて損はないと思います。
こんな人にお勧め
- 早く対象物の温度を計測したい人
- ミディアムやウェルダンなどを素人でも手軽に焼きたい人
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