今回レビューするのは、CASIOさんの目覚まし時計『DQD-710J-8JF』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
●アラーム時刻を2つ設定ができるデジタル表示の目覚まし時計
●時刻合わせ不要の電波時計
●「毎日・平日のみ・土日のみ」の中から、アラームを鳴らす曜日が選択可能
●日常生活に便利なカレンダーや温度・湿度を時刻と同時表示
●使用している場所の環境目安になる「快適度インジケーター」つき
●二度寝を予防するスヌーズ機能、暗闇でも時間を確認できる高輝度LEDライトなど目覚まし時計として十分な機能を備えています
●本体側面にボタンがあり、画面を見ながらすべての操作ができる高い操作性も特長
外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
目覚まし時計本体。
動力は単三電池2本です。パナソニック製の物が付属しています。
説明書。全て日本語です。
動画
スペック
- 本体サイズ:(約)高さ8.8×幅11.7×奥行き7.1cm
- 本体重量:(約)230g
- 材質:樹脂
- 機能:電波受信機能
(自動受信/手動受信)、電波受信ONOFF機能、温度計測表示、湿度計測表示、快適度インジケーター、電子音ダブルアラーム、スヌーズ機能、カレンダー表示、ブルーLEDライト
(残照機能付き)、12/24時間制表示切替 - 電源:単3マンガン乾電池×2
- ユニット数: 1個
使用した感想
コンパクトで置き場所を取らない
この目覚まし時計の大きさは、横11.55cm×奥行き7.02cm×高さ8.99cmです。手の平の上に乗るくらいコンパクト。また、重量は220.5gなので軽量です。
小さい机の上の片隅に置いても問題なし。また、ベッド脇やベッドサイドテーブルなどに置いても邪魔になりません。
画面が大きくて見やすい
できる限り筐体の大部分を液晶画面に使っているため、数字が大きく視認性が良いです。他にももっと安くて同じような機能の候補もあったのですが、そちらは前面にボタンがある分、画面が小さかったんです。今回購入する物は高齢者が使うため、視認性の良いこちらを購入しました。
日付、曜日、温度、湿度が表示される
上段に大きく時刻が表示されるだけではなく、下段には左に日付(アラームをセットするとアラーム時刻)、曜日とアラーム設定、右側に温度と湿度が表示されます。
これも地味に便利です。高齢者の場合、曜日を忘れてしまう、または覚えられないことが多くなるので、わからなかったらここを見てと言えば良いんです。紙のカレンダーも壁に掛けてあるのですが、そこを見ても今日がどこかは書いてないのでわからないことも…。これならバチッとその日付と曜日が自動で表示されるので便利です。
湿度はあまり生活の上で役に立つことはありませんが、温度=室温がわかるのも便利です。高齢者の場合、気温が低いと血圧が上がってしまうこともあります。そもそも、今寒いのかどうかの感覚すら鈍くなってしまうので、ここで客観的な温度を見られることは、冷暖房管理の面でも役に立ちます。
電波時計だから常に正しい時間に自動で合わせてくれる
この時計は電波時計なので、自分で時刻を合わせる必要はありません。最初に時刻合わせを行う手間もありません。
しかし、窓から離れた奥まった場所だと、電波を受信できないこともあります。できれば窓に近い場所に置くことをお勧めします。とはいえ、奥に置くこともあるでしょう。その場合、1ヶ月に1回でも窓際に置いておけば勝手に時刻補正してくれます。1ヶ月2ヶ月で、気になるようなズレは出ませんけどね。外出するときに、たまに窓際に置いていくと効率的です。
今すぐ時刻を正しく補正したい場合、側面に『電波受信ボタン』があります。これを押すとすぐに電波を受信して時刻補正が始まります。ただ、どの機種もそうですが、電波による時刻補正には5~10分程掛かります。窓際に置いて電波受信ボタンを押したらしばらく放置し、受信中のマークがなくなるまで待ちましょう。
目覚ましの鳴る曜日を3種類から選べる
目覚まし時計の日時指定は3種類あります。毎日、平日のみ、土日のみです。
仕事や学校のある日は平日が多いと思うので、その場合は平日のみ。土日はもう少し寝ていられるから9時。こんな感じで使い分けられます。ただ、3つを同時にセットしておけるわけではなく、どれを使うかは3種類からの選択になります。贅沢を言えば、アラームを10個くらい登録できたら良かったんですけどね。
スヌーズ機能をオフにできる
今の目覚まし時計って、なんでもかんでもスヌーズ機能がありますが、そんなのスヌーズ機能って本当に必要ですか?
スヌーズとは、目覚まし時計がアラームセットした時刻に鳴りはじめ、一旦止めてもその後一定時間ごとに何度も鳴らす機能のこと。
スヌーズ機能とはなにかと言うと、要は2度寝防止機能です。目覚ましが鳴る。ボタンを押して止める。起きられなくて二度寝する。でもまた自動的にアラームが数分後に鳴る。こんな機能です。
さらに最近厄介なのは、ボタンを押しただけではスヌーズ機能が止まらない機種がほとんどです。うしろや前面にあるスイッチやボタンを押さなければ止まりません。機種によっては30分過ぎたらもう鳴らないという物もありますが、それでも何度も鳴ってしまうことに変わりありません。
厄介なのか、二度寝しないように親切なのか、後ろにある小さなスライドスイッチを切り替えないと、スヌーズが止まらないなんて物も多いです。毎朝こんなことしたいですか?私はいやです。
今はスマホが普及したので、それを目覚ましにしている方も多いと思いますが、まだまだ目覚ましの方が良い方もいると思いますし、高齢者なんかは目覚ましですよね。私が今回購入した理由も、高齢の母のためです。
毎朝毎朝うしろのスライドスイッチをオフにするなんて、細かい作業はもう難しいんです。なので、スヌーズ機能がない、もしくはオフにできる目覚まし時計を探していました。
Amazonなどでいろいろ調べると、CASIOさんの目覚まし時計は、結構な数、スヌーズをオフにできるスイッチが付いていました。他のメーカーはあまりなみたいです。なので、スヌーズをオフにできる目覚まし時計を探すときは、CASIOさんを中心に探すと良いでしょう。
画像のように、側面にスヌーズ機能をオン/オフできるスライドスイッチがあります。このスライドスイッチをオフにしておくと、目覚ましは1回だけ鳴ってそれで終わりです。上にあるボタンを押せば止まり、その後は次の目覚ましの時間まで鳴りません。これなんです私が求めていた機能は。
当然ですが、スヌーズオンにすると、上のボタンを押してアラームを止めても、また数分後に自動でアラームが鳴ります。止めたい場合、この側面のスイッチをオフに入れてください。
目覚ましを止めるボタンが上にあるので押しやすい
目覚ましを止めるボタン(兼LEDライトボタン)は上にあります。また、ここは大きい面になっているので、寝ぼけながら適当に時計の上を軽く叩けばアラームは止まります。
ここも結構罠で、アラームを止めるボタンが小さかったり、裏面にある物もあります。どこにボタンがあり、どれくらいの大きさなのかは重要です。
総評
CASIOさんはスヌーズ機能をオフにできる目覚まし時計をたくさん出していて助かりました。逆に、なぜ他のメーカーはそんなにスヌーズを共生にしているのででようか…。せめてこちらで選べるようにして欲しいです。
こんな人にお勧め
- スヌーズ機能をオフにしたい人
- アラーム停止ボタンが上にある目覚まし時計が欲しい人
- 画面表示が大きい目覚まし時計が欲しい人
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